当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
2022年6月期第3四半期連結累計期間(2021年7月1日~2022年3月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウ
イルスのまん延防止等重点措置が全ての対象地域で解除され人出の増加と個人消費の活性化が徐々に進む一方、原油
価格の高騰や円安の進行、ウクライナ情勢の長期化など、依然として予断を許さない状況が続いております。このよ
うな状況の中、当社グループにおきましては、リスク分散戦略に基づき卸売販売、直営店販売、Eコマース販売の3
つの異なる販路をバランスよく展開しております。当第3四半期連結累計期間においては、卸売販売、直営店販売の
売上は減少したものの、Eコマース販売の売上が引き続き好調に推移したことから、結果として当社グループ第3四
半期連結累計期間における売上高は過去最高の13,358百万円(前年同期は12,946百万円)となりました。
ライフスタイル商品ブランド『BRUNO』は、国内販売におきまして、デザイン性と利便性を備えた主力商品
「コンパクトホットプレート」が累計販売台数287万台を突破、売上を牽引いたしました。また、「スチーム&ベイク
トースター」「マルチスティックブレンダー」などのキッチン家電はテレビ番組や雑誌で人気の調理家電として取り
上げられる機会が増加したこと、またレシピやキャンペーンなどをSNSで積極的に配信したことなどから、キッチ
ン家電の売上は前年同期を上回りました。また海外販売におきましては、台湾において「コンパクトホットプレー
ト」の販売台数が前年同期比166%、「スタイリングハンディスチーマー」の販売台数も前年同期比331%と大きく増
加するなど、海外における売上高も前年同期を上回りました。これらの結果として、『BRUNO』の売上高は前年
同期比104%となりました。
トラベル商品ブランド『MILESTO』は、3月の卒業旅行シーズンでキャリー関連商品の販売促進を強化、ま
た、通勤や街歩きで便利に使える耐水性とデザイン性を兼ね備えた「LIKID」シリーズなどリュック類を拡充し
売上回復を図りました。しかしながら、コロナ禍における旅行需要の減退やトラベル直営店の閉店などが影響した結
果、『MILESTO』の売上高は前年同期比89%となりました。
利益につきましては、営業利益は835百万円(前年同期は857百万円)となりました。また経常利益は、株主優待関
連費用などが発生したものの693百万円(前年同期は651百万円)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益
につきましては、428百万円(前年同期は348百万円)となりました。経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益
はいずれも第3四半期連結累計期間において過去最高となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期
首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の
変更)」をご参照ください。
当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は、9,111百万円(前連結会計年度末は8,527百万円)となり、
584百万円増加しました。
流動資産は、7,631百万円(前連結会計年度末は6,848百万円)となり、782百万円増加しました。これは現預金の減
少(923百万円)があったものの、売掛債権の増加(334百万円)、商品及び製品の増加(982百万円)および流動資産
その他の増加(315百万円)等があったことによるものであります。
固定資産は、1,480百万円(前連結会計年度末は1,678百万円)となり、198百万円減少しました。これは有形固定資
産の増加(8百万円)があったものの、無形固定資産の減少(58百万円)、投資その他の資産の減少(147百万円)が
あったことによるものであります。
流動負債は、2,973百万円(前連結会計年度末は2,583百万円)となり、389百万円増加しました。これは1年以内返
済予定の長期借入金の増加(358百万円)等があったことによるものであります。
固定負債は、1,026百万円(前連結会計年度末は1,213百万円)となり、187百万円減少しました。これは長期借入金
の減少(177百万円)等があったことによるものであります。
純資産は、5,111百万円(前連結会計年度末は4,730百万円)となり、381百万円増加しました。これは利益剰余金の
増加(370百万円)等があったことによるものであります。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
住関連ライフスタイル商品製造卸売事業は、当社卸売販売におきまして、海外販売では『BRUNO』ブランドの
認知度向上に伴い「コンパクトホットプレート」などのキッチン家電に続き「スタイリングハンディスチーマー」な
どインテリア家電の売上も拡大した一方、国内販売は巣ごもり需要の落ち着きから売上が減少し、結果として売上高
は前年同期比95%となりました。子会社シカタ社卸売販売におきましては、大口取引先へのOEM販売の売上が好調
に推移したことから、売上高は前年同期比115%となりました。これらの結果として、住関連ライフスタイル商品製造
卸売事業の売上高は7,849百万円(前年同期は7,623百万円)、営業利益は1,060百万円(前年同期は1,327百万円)と
なりました。
住関連ライフスタイル商品小売事業は、当社Eコマース販売におきまして、既存顧客のリピート率増加を目的とし
たアプリの導入や、買い替え促進効果を狙ったトースターの下取りキャンペーンなど販売促進を強化した結果、売上
高は前年同期比107%となりました。一方、当社直営店販売におきまして、春先の新生活需要を取り込んだセールなど
売上回復を図りましたが、店舗数減少の影響もあり、売上高は前年同期比92%となりました。子会社シカタ社小売販
売におきましては、通販やショップチャンネルでの売上が好調に推移し、売上高は前年同期比114%となりました。こ
れらの結果として、住関連ライフスタイル商品小売事業の売上高は5,442百万円(前年同期は5,296百万円)、営業利
益は926百万円(前年同期は543百万円)となりました。
デザイン事業においては、売上高は66百万円(前年同期は26百万円)、営業利益は66百万円(前年同期は26百万
円)となりました。
該当事項はありません。