(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1 報告セグメントの概要

(1) 報告セグメントの決定方法

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、主に住関連ライフスタイル商品をインテリアショップ等の専門店及びセールスプロモーションを行う法人等への製造卸売部門、直営店及びEコマースによる小売部門の販売チャネルごとに包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。また、当社のデザイン性の評価の高さから、空間デザインのプロデュースなどのデザインに関する事業活動も行っております。

(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

住関連ライフスタイル商品は、時計や家電などデザイン性の高いインテリア雑貨やオーガニック化粧品並びに美容関連商品等であります。

デザイン事業は、商品関連、住空間関連等のコンセプト・デザインの企画・作成をしております。

 

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために適用した会計処理と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

 

 

3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自  2023年7月1日  至  2024年6月30日

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注1)

連結財務諸表
計上額

(注2)

住関連ライフスタイル商品製造卸売事業

住関連ライフスタイル商品小売事業

デザイン事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 国内販売

5,936

5,936

5,936

 海外販売

523

523

523

 店舗

2,433

2,433

2,433

 EC・通販

4,021

4,021

4,021

 その他

25

25

25

 顧客との契約から生 

 じる収益

6,459

6,454

25

12,940

12,940

  外部顧客への売上高

6,459

6,454

25

12,940

12,940

  セグメント間の内部
  売上高または振替高

6,459

6,454

25

12,940

12,940

セグメント利益

580

847

25

1,452

1,306

146

セグメント資産

4,753

1,785

6,538

3,798

10,336

その他の項目

 

 

 

 

 

 

  減価償却費

42

47

90

15

105

 のれんの償却額

110

110

110

 有形固定資産及び無
 形固定資産の増加額

39

53

93

26

119

 

(注) 1 セグメント利益の調整額△1,306百万円は、各報告セグメントに配分していない当社の管理部門に係る費用であり、セグメント資産の調整額3,798百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。

2 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。

 

 

当連結会計年度(自  2024年7月1日  至  2025年6月30日

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注1)

連結財務諸表
計上額

(注2)

住関連ライフスタイル商品製造卸売事業

住関連ライフスタイル商品小売事業

デザイン事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 国内販売

5,465

5,465

5,465

 海外販売

1,577

1,577

1,577

 店舗

2,476

2,476

2,476

 EC・通販

4,929

4,929

4,929

 その他

54

54

54

 顧客との契約から生 

 じる収益

7,042

7,405

54

14,502

14,502

  外部顧客への売上高

7,042

7,405

54

14,502

14,502

  セグメント間の内部
  売上高または振替高

7,042

7,405

54

14,502

14,502

セグメント利益

613

1,182

54

1,850

1,409

440

セグメント資産

4,575

1,708

6,283

4,224

10,507

その他の項目

 

 

 

 

 

 

  減価償却費

61

66

127

16

144

 のれんの償却額

119

119

119

 有形固定資産及び無
 形固定資産の増加額

60

55

115

9

124

 

(注) 1 セグメント利益の調整額△1,409百万円は、各報告セグメントに配分していない当社の管理部門に係る費用であり、セグメント資産の調整額4,224百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。

2 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2023年7月1日  至  2024年6月30日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。

 

当連結会計年度(自  2024年7月1日  至  2025年6月30日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

(単位:百万円)

日本

その他

合計

12,707

1,795

14,502

 

(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

該当事項はありません。

 

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日

                                           (単位:百万円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

住関連ライフスタイル商品製造卸売事業

住関連ライフスタイル商品小売事業

デザイン事業

当期末残高

1,432

1,432

1,432

 

(注)のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日

                                           (単位:百万円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

住関連ライフスタイル商品製造卸売事業

住関連ライフスタイル商品小売事業

デザイン事業

当期末残高

1,304

1,304

1,304

 

(注)のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。

 

 

【関連当事者情報】

1.関連当事者との取引

(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引

(ア)連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等に限る)等

前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

 

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金
又は
出資金
(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(百万円)

科目

期末残高
(百万円)

親会社

RIZAPグループ株式会社

東京都新宿区

25,303

グループの中長期経営戦略の立案・遂行、グループ各社の事業戦略実行支援・事業活動の管理

(被所有)
直接 53.3

債務被保証及び資金貸借取引

 

 

当社銀行借入に対する債務保証
(注)1

390

資金の貸付

(注)2

4,900

資金の返済

5,300

利息の受取(注)2

8

子会社株式の取得(注)3

3,000

長期

未払金

2,000

 

取引条件及び取引条件の決定方針等

1  当社は、金融機関からの借入に対し、親会社のRIZAPグループ株式会社より債務保証を受けております。な

  お、債務保証の取引金額は、期末借入金残高を記載しております。また、当該債務保証につきましては、保証料の

  支払いを行っておりません。

2  資金の貸付については、市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。

3 当社は、2023年7月31日付でRIZAPグループ株式会社が保有しておりました株式会社ジャパンギャルズの全株

  式を取得して子会社化いたしました。

 

当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)

 

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金
又は
出資金
(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(百万円)

科目

期末残高
(百万円)

親会社

RIZAPグループ株式会社

東京都新宿区

25,303

グループの中長期経営戦略の立案・遂行、グループ各社の事業戦略実行支援・事業活動の管理

(被所有)
直接 53.3

債務被保証及び資金貸借取引

当社銀行借入に対する債務保証
(注)1

1,146

資金の貸付

(注)2

4,350

短期

貸付金

1,970

資金の返済

2,380

利息の受取(注)2

26

未収入金

2

子会社株式の取得(注)3

未払金

75

長期

未払金

1,925

 

取引条件及び取引条件の決定方針等

1  当社は、金融機関からの借入に対し、親会社のRIZAPグループ株式会社より債務保証を受けております。な

  お、債務保証の取引金額は、期末借入金残高を記載しております。また、当該債務保証につきましては、保証料の

  支払いを行っておりません。

2  資金の貸付については、市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。

 

 

(イ)連結財務諸表提出会社の子会社及び関連会社等

該当事項はありません。

 

(ウ)連結財務諸表提出会社と同一の親会社を持つ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等

前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金
又は
出資金
(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(百万円)

科目

期末残高
(百万円)

親会社の子会社

RIZAPビジネスイノベーション株式会社

東京都新宿区

9

教育研修の企画・運営等

なし

業務受託

映像制作
 (注1)

30

 

取引条件及び取引条件の決定方針等

1  当社と関連しない会社との取引条件を参考に、交渉の上決定しております。

 

(エ)連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

該当事項はありません。

 

 

(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

該当事項はありません。

 

 

2.親会社又は重要な関連会社に関する注記

(1) 親会社情報

RIZAPグループ株式会社(札幌証券取引所に上場)

 

(2) 重要な関連会社の要約財務情報

該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

 

 

前連結会計年度

(自 2023年7月1日

至 2024年6月30日)

当連結会計年度

(自 2024年7月1日

至 2025年6月30日)

1株当たり純資産額

354.75

363.14

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

△23.35

13.43

 

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、前連結会計年度は1株当たり当期純損失であり、また、当連結会計年度は潜在株式が存在しないため記載しておりません。

   2.1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2023年7月1日

至 2024年6月30日)

当連結会計年度

(自 2024年7月1日

至 2025年6月30日)

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(百万円)

△334

192

普通株主に帰属しない金額(百万円)

 ―

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益又は普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失(△)(百万円)

△334

192

普通株式の期中平均株式数(株)

14,342,633

14,342,615

 

 

3 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

前連結会計年度末
(2024年6月30日)

当連結会計年度末
(2025年6月30日)

純資産の部の合計額(百万円)

5,088

5,208

純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)

普通株式に係る期末の純資産額(百万円)

5,088

5,208

1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株)

14,342,615

14,342,615

 

 

 

(重要な後発事象)

1.(重要な係争事件の解決)

  当社が保有する登録商標「BRUNO」の商標権を侵害するものとして、当社が原告となり、広東順德臻信電器科

 技有限公司及び広東善思科技有限公司善思社を被告(以下、「被告ら」という。)とする商標権侵害訴訟(以下、

 「本件訴訟」という。)を、杭州市中級人民法院において提起し、係争中でありましたが、2025年9月25日に、被告

 らが当社に対して和解金950万人民元を支払うこと及び本件訴訟を終了させる旨の和解合意書を締結いたしました。

  なお、その他の和解の詳細につきましては、和解契約に秘密保持条項が含まれるため、公表を差し控えさせていた

 だきます。

 

2.(連結子会社の解散及び清算)

  当社は、2025年9月25日開催の取締役会(会社法第 370 条及び当社定款第26条に定める取締役会の決議に替わる書

 面決議)において、当社連結子会社である布魯諾国際貿易(深セン)有限公司の解散及び清算を決議いたしました。

 

 1.解散及び清算の理由

  当該子会社は、海外販売の強化の一環として、中国市場のおける当社商品の販売体制の強化を図るために設立し、

 当社商品の販売拡大を図ってまいりましたが、今般、当社グループの海外事業を取り巻く環境の変化や海外戦略の進

 展を総合的に勘案した結果、経営資源の集中と効率化を図ることが、今後の当社グループの海外事業の持続的な成長

 に資すると判断し、当該子会社を解散及び清算することといたしました。

 

 2.対象会社の概要

名称

布魯諾国際貿易(深セン)有限公司

所在地

中華人民共和国 広東省 深セン市

代表者

董事長 森 正人

事業内容

当社製品の調達、生産、輸出入及び販売事業

資本金

10,500千人民元(約218百万円)

設立年月日

2023年11月29日

大株主及び持分比率

JAPANGALS INTERNATIONAL LIMITED (当社の完全子会社である株式会社ジャパンギャルズの完全子会社)による100%出資

 

 

 3.解散及び清算の日程

  現地法律に従った必要手続が完了し次第、解散及び清算する予定です。

 

 4.今後の見通し

  当該子会社の清算による損益への影響は現在精査中です。