第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間において、当社の主要顧客の属する電子部品・デバイス工業分野の生産は全体として前期を上回る水準となりましたが、海外のスマートフォン生産の減速の影響により、当社の主力製品の金の取扱量は前期をやや下回る水準となりました。一方、貴金属・銅の価格は前期を上回る水準が継続したほか、前期実施したレアメタルリサイクル実証事業の投資がほぼ完了したことから研究開発費が減少したこと、製造工程の自動化等効率改善により、売上高、利益ともに前年同四半期を上回る結果となりました。

新たに推進しているレアメタル事業では、販売を開始している光学ガラス向け原料のほか、電子部品向け原料の開発と取引先での評価試験を実施しております。顧客の認証が進み販売先が拡大したものの、対象製品の需要が当初予想より減少しており、今期の販売は不透明な状況となっております。

以上により、売上高は4,576,350千円(前年同四半期比6.8%増)となりました。営業利益は、売上高の増加のほか、前期実施したレアメタルリサイクル実証事業の進展から研究開発費が減少したこと等により、前年同四半期を上回る238,817千円(前年同四半期比251.0%増)となりました。経常利益は250,413千円(前年同四半期比335.9%増)。親会社株主に帰属する当期純利益は191,289千円(前年同四半期比11.5%増)となりました。

 

各セグメントの業績は、次のとおりです。なお、各セグメントの金額については、セグメント間取引を含んでおります。

(貴金属事業)

前述のとおり、金の取扱数量は前期をやや下回る水準となりましたが、貴金属相場が前年を上回る水準で推移したことから、売上高は4,132,754千円(前年同四半期比7.1%増)となりました。セグメント利益は、研究開発費の減少のほか、製造工程の自動化等による効率改善により、194,761千円(前年同四半期比242.7%増)となりました。

 

(環境事業)

主力製品である銅ペレット及び薬品の販売数量が前期を上回り、銅の販売価格も前期を上回ったことから、売上高は394,010千円(前年同四半期比7.3%増)、セグメント利益は、研究開発費の減少もあり43,023千円(前年同四半期は19,640千円の損失)となりました。

 

(システム事業)

計測データ処理システム等の受注が堅調に推移しましたが、OSのバージョンアップに伴う更新需要も一段落したことから、売上高は44,160千円(前年同四半期比15.1%減)、セグメント利益は9,306千円(前年同四半期比46.4%減)となりました。

 

(その他)

その他に含まれる運輸事業等の売上高は71,321千円(前年同四半期比0.6%減)、セグメント利益は3,321千円(前年同四半期比14.7%増)となりました。

 

 

(2)資産、負債及び純資産の状況

当第2四半期連結会計期間末における資産、負債及び純資産の状況は、以下のとおりであります。

(資産の部)

前連結会計年度末に比べて117,950千円増加し、6,066,721千円となりました。

主な要因は、棚卸資産が191,620千円増加したことです。

(負債の部)

前連結会計年度末に比べて51,050千円減少し、3,120,557千円となりました。

主な要因は、借入金が62,947千円減少したことです。

(純資産の部)

前連結会計年度末に比べて169,001千円増加し、2,946,163千円となりました。

主な要因は、利益剰余金が153,080千円増加したことです。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ8,891千円減少し、618,292千円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により獲得した資金は、244,101千円となりました。(前年同四半期は184,787千円の支出)

これは、主な収入要因として、税金等調整前四半期純利益が250,342千円、減価償却費が111,319千円あり、主な支出要因として、たな卸資産の増加額が188,225千円あったことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により使用した資金は、136,992千円となりました。(前年同四半期は42,923千円の収入)

これは、主な支出要因として、有形固定資産の取得による支出が129,397千円あったことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により使用した資金は、120,091千円となりました。(前年同四半期は432,588千円の収入)

これは、主な支出要因として、長期借入金の返済による支出が101,281千円、配当金の支払額が38,209千円あり、主な収入要因として、短期借入金の純増額が28,965千円あったことによるものです。

 

(4)事業上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上の対処すべき課題はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、125,108千円であります。

主な活動の概要は、次のとおりであります。

・電子部品向けレアメタル原料の開発

・鉱石からのレアメタル精製技術の開発

・電子部品向け貴金属蒸着材料の開発

・レアメタル・レアアースを含んだ廃棄物からの効率的な分離精製技術の開発

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。