文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
1.経営成績の分析
(単位:百万円)
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売上高 |
営業利益 |
経常利益 |
親会社株主に帰属 する四半期純利益 |
1株当たり 四半期純利益金額 (円 銭) |
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当第2四半期 連結累計期間 |
606,789 |
37,322 |
36,072 |
24,321 |
165.20 |
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前第2四半期 連結累計期間 |
592,303 |
33,406 |
35,565 |
33,130 |
225.02 |
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前年同期比 (%) |
102.4 |
111.7 |
101.4 |
73.4 |
- |
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中、総じて緩やかな回復傾向で推移しました。しかしながら、海外経済の景気下振れリスクによる国内経済への影響も懸念されるなど、依然として先行きは不透明な状況にあります。
こうした中、当社グループは2015‐2017年度グループ中期経営計画「STEP UP 17」の2年目を迎え、重点テーマ「成長の加速とさらなる収益性向上」に基づき、「優位事業の強化と新たな成長への挑戦」「環境変化に対応しうる収益力の強化」「グローバル展開の推進」「経営基盤の進化」に向けた取り組みを引き続き進めております。
食品セグメントでは、先行き不透明な経済動向に加えて個人消費動向が不安視される中、「STEP UP17」の重点テーマに沿った「選択と集中」や構造改革の取り組みを引き続き実行することで、着実な成長を実現してまいります。
医薬品セグメントでは、本年4月に実施された薬価改定の影響を大きく受ける中、感染症治療薬・中枢神経系用薬の重点領域とジェネリック医薬品に加えて、新規発売品目の普及活動を強化してまいります。
当第2四半期連結累計期間の売上高は6,067億89百万円(前年同期比2.4%増)、営業利益は373億22百万円(同11.7%増)、経常利益は360億72百万円(同1.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前第1四半期連結累計期間において固定資産譲渡に伴う特別利益を計上した影響などにより前第2四半期連結累計期間と比べ大幅減益の 243億21百万円(同26.6%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりです。
(単位:百万円)
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報告セグメント |
合計 |
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食品 |
医薬品 |
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前第2四半期連結累計期間 |
当第2四半期連結累計期間 |
増減 |
前第2四半期連結累計期間 |
当第2四半期連結累計期間 |
増減 |
前第2四半期連結累計期間 |
当第2四半期連結累計期間 |
増減 |
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売上高 |
517,108 |
535,298 |
18,189 |
76,146 |
72,128 |
△4,018 |
593,255 |
607,426 |
14,171 |
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セグメント 利益又は損失(△) |
28,740 |
38,819 |
10,078 |
4,949 |
△1,313 |
△6,262 |
33,690 |
37,506 |
3,815 |
(注)売上高、セグメント利益又は損失(△)はセグメント間の取引を消去する前の金額によっております。
(1)食品
当セグメントには発酵デイリー(ヨーグルト、牛乳類、飲料等)、加工食品(チーズ、バター・マーガリン、クリーム、アイスクリーム、冷凍食品等)、菓子(チョコレート、グミ、ガム等)、栄養(スポーツ栄養、粉ミルク、流動食、美容、OTC等)、海外、飼料、畜産品、砂糖及び糖化穀粉等の製造・販売、運送等が含まれております。
売上高は前第2四半期連結累計期間を上回りました。発酵デイリー事業、その他事業は前第2四半期連結累計期間を上回りましたが、商品数の絞り込みを実施した加工食品事業、菓子事業、栄養事業はそれぞれ前第2四半期連結累計期間を下回りました。
セグメント利益は、主力商品の伸長によりプロダクトミックスが改善し、生産効率化に加えて費用の効率的支出にも取り組んだ結果、大幅な増益を達成しました。
事業別の売り上げ概況は次のとおりです。
■発酵デイリー事業
プロバイオティクスは前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。「明治プロビオヨーグルトR-1」は、継続したコミュニケーション施策と売り場づくりの強化により大幅に伸長し、「明治プロビオヨーグルトLG21」は2016年3月に実施したパッケージリニューアル効果もあり、前第2四半期連結累計期間を上回りました。
「明治ブルガリアヨーグルト」は前第2四半期連結累計期間を上回りました。ブランドコミュニケーション強化に取り組む中で、プレーンタイプやソフトタイプが大幅に伸長し、ブランド全体をけん引しました。
牛乳類は前第2四半期連結累計期間を下回りましたが、主力の「明治おいしい牛乳」は料理素材としての活用を訴求する継続的な取り組みなどが奏功し、前第2四半期連結累計期間を上回りました。
■加工食品事業
市販チーズはナチュラルチーズおよびプロセスチーズともに好調に推移し、前第2四半期連結累計期間を上回りました。「明治北海道十勝」シリーズは、カマンベールチーズが売り上げを大幅に拡大し、また2016年3月に発売した「明治さいておいしいモッツァレラ」も大きく伸長しました。
市販マーガリンは市場低迷の影響により前第2四半期連結累計期間を下回りました。
アイスクリームは主力の「明治エッセルスーパーカップ」が好調に推移し、「GOLDLINE」シリーズもラインアップ拡大が寄与し大幅に伸長した結果、全体では前第2四半期連結累計期間を上回りました。
冷凍食品はグラタン群が新商品の寄与もあり前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りましたが、主力のピザ群が前第2四半期連結累計期間を下回った結果、全体では前第2四半期連結累計期間を下回りました。
■菓子事業
チョコレートは前第2四半期連結累計期間を上回りました。カカオ豆の持つ健康効果への関心が引き続き高まる中、「チョコレート効果」シリーズなどの健康志向チョコレートは前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
グミは主力ブランドである「果汁グミ」に加えて「ポイフル」「コーラアップ」などのブランドも伸長した結果、前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
ガムは市場が低迷しているものの、新商品の発売が寄与し前第2四半期連結累計期間を上回りました。
■栄養事業
スポーツ栄養は前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。特に「ザバス」は健康なカラダづくりを目的とした新規ユーザーの獲得に向けた取り組みが奏功したことにより前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
美容は「アミノコラーゲン」がインバウンド需要の減少などにより、前第2四半期連結累計期間を大幅に下回りました。
一方、インバウンド需要が寄与した粉ミルクは前第2四半期連結累計期間を上回りました。
流動食は前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。特に市販用は店頭での売場づくりやプロモーション活動の強化により前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
■その他事業
〔海外〕
輸出事業では、粉ミルクはパキスタン向けが好調に推移するとともに、2016年6月よりベトナム向けの販売を再開したことなどから、前第2四半期連結累計期間を上回りました。
中国では、菓子事業は婚礼市場向け商品の販売エリア拡大や「メルティキッス」などの商品の大幅な伸長、牛乳・ヨーグルト事業は販売エリアの拡大や業務用商品の新規納入店舗数の増加、アイスクリーム事業はマーケティング活動の強化により、各事業が前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
米国では、「ハローパンダ」などの明治ブランド品が大幅に伸長しましたが、為替の影響により前第2四半期連結累計期間を下回りました。
〔その他〕
国内子会社は、物流事業の拡大などにより前第2四半期連結累計期間を上回りました。
(2)医薬品
当セグメントには、医療用医薬品および農薬・動物薬等の製造・販売が含まれております。
売上高は前第2四半期連結累計期間を下回りました。2016年4月に実施された薬価改定の影響により国内医療用医薬品事業は前第2四半期連結累計期間を下回り、また生物産業事業も動物薬の減収により前第2四半期連結累計期間を下回りました。
セグメント損失は、13億13百万円(前第2四半期連結累計期間は49億49百万円のセグメント利益)となりました。各事業の減収や、新薬普及活動強化による費用増に加え、2015年12月に締結した大鵬薬品工業株式会社とのライセンス契約に基づく一時金の支払いが大きく影響しました。
事業別の売り上げ概況は次のとおりです。
■医療用医薬品事業
〔国内〕
感染症治療薬では、抗菌薬「メイアクト」が市場におけるジェネリック製品の浸透が進んだことにより前第2四半期連結累計期間を大幅に下回り、抗菌薬「オラペネム」は前第2四半期連結累計期間を下回りました。
中枢神経系用薬では、主力の抗うつ薬「リフレックス」は医薬情報担当者(MR)による積極的な普及活動により、前第2四半期連結累計期間を上回りました。なお、今後の売り上げ拡大が期待される統合失調症治療薬「シクレスト」を2016年5月に上市しました。
ジェネリック医薬品は薬価改定の影響を大きく受けたことにより、前第2四半期連結累計期間を下回りました。2015年12月に発売の抗菌薬「タゾピペ配合静注用明治」は好調に推移しましたが、主力のカルシウム拮抗薬「アムロジピン錠 明治」やアルツハイマー型認知症治療剤「ドネペジル 明治」は前第2四半期連結累計期間を大幅に下回りました。
〔海外〕
輸出事業は為替の影響などにより前第2四半期連結累計期間を大幅に下回りました。
海外子会社では、インドネシアやタイの事業が前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
■生物産業事業
農薬では、主力のいもち病防除剤「オリゼメート」は前第2四半期連結累計期間を上回り、茎葉処理除草剤「ザクサ液剤」は前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りました。
動物薬では、水産用薬は前第2四半期連結累計期間を大幅に上回りましたが、家畜用薬、コンパニオンアニマル用薬は前第2四半期連結累計期間を下回りました。
2.財政状態の分析
〔資産〕
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は 8,371億40百万円となり、前連結会計年度末に比べて 189億75百万円減少しました。これは商品及び製品が 51億51百万円、建設仮勘定が 107億43百万円増加した一方、現金及び預金が 97億29百万円、受取手形及び売掛金が 94億6百万円、機械装置及び運搬具(純額)が 60億33百万円、投資有価証券が 65億72百万円減少したことなどによるものです。
〔負債〕
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は 4,163億5百万円となり、前連結会計年度末に比べて 206億57百万円減少しました。これは未払法人税等が 112億40百万円、その他流動負債が 50億2百万円、その他固定負債が 7億84百万円減少したことなどによるものです。
〔純資産〕
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は 4,208億34百万円となり、前連結会計年度末に比べて 16億82百万円増加しました。これはその他有価証券評価差額金が 39億71百万円、為替換算調整勘定が 94億31百万円減少した一方、利益剰余金が 151億46百万円増加したことなどによるものです。
なお、自己資本比率は49.3%(前連結会計年度末は47.8%)となりました。
3.キャッシュ・フローの状況 (単位:百万円)
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区 分 |
前第2四半期 連結累計期間 |
当第2四半期 連結累計期間 |
増減額 |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
37,940 |
23,667 |
△14,273 |
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投資活動によるキャッシュ・フロー |
8,567 |
△19,740 |
△28,308 |
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財務活動によるキャッシュ・フロー |
△47,428 |
△13,980 |
33,447 |
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現金及び現金同等物に係る換算差額 |
△145 |
△1,559 |
△1,413 |
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現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
△1,066 |
△11,613 |
△10,547 |
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現金及び現金同等物の期首残高 |
21,912 |
31,516 |
9,603 |
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新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 |
- |
378 |
378 |
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連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 |
△1 |
- |
1 |
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現金及び現金同等物の四半期末残高 |
20,844 |
20,281 |
△563 |
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税額の支払額が増加したことなどにより、前第2四半期連結累計期間より 142億73百万円収入減の 236億67百万円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資不動産の売却による収入が減少したことなどにより、前第2四半期連結累計期間より 283億8百万円支出増の 197億40百万円の支出となりました。
これにより、フリー・キャッシュ・フロー(営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローの合計額)は前第2四半期連結累計期間より 425億81百万円収入減の 39億26百万円の収入となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間より 334億47百万円支出減の 139億80百万円の支出となりました。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は 202億81百万円となりました。
4.事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
5.研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は125億90百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
6.従業員数
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの従業員の状況に重要な変更はありません。
7.生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの生産、受注及び販売の実績において著しい変動はありません。
8.主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、新設、休止、大規模改修、除却、売却等による著しい変動及び変更はありません。