第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当社グループの当第3四半期連結累計期間における業績は、受注高75,916百万円(前年同四半期比11.5%減)、売上高78,430百万円(14.5%増)となりました。損益面は、営業利益4,878百万円(434.0%増)、経常利益は持分法による投資利益2,069百万円を計上したことにより6,425百万円(451.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,571百万円(444.2%増)となりました。

 

 なお、セグメントの業績は、次のとおりであります。(セグメントの業績については、セグメント間の内部売上高等を含めて記載しています。)

 

(鉄構セグメント)

 鉄構セグメントにおきましては、橋梁事業において国交省・高速道路会社を中心とした大型工事の受注を積み重ねることができたものの、前連結会計年度における大型更新工事の受注による反動で前年同四半期を下回りました。鉄骨事業においても東京オリンピック・パラリンピック関連施設や首都圏を中心とした大型工事の計画はあるものの契約までには至らなかったことにより、鉄構セグメント全体の受注高は30,636百万円(前年同四半期比17.3%減)となり、前年同四半期を下回る結果となりました。引き続き豊富な次期繰越高を抱えている状況でありますが、第4四半期連結会計期間での回復に努めてまいります。売上高は、鉄骨事業において前連結会計年度からの豊富な繰越高の中、渋谷駅街区工事をはじめとした首都圏の大型工事の製作が堅調に推移したことにより、34,940百万円(同10.4%増)となりました。損益面は、当第3四半期連結会計期間に完成した高速道路会社の大型工事において設計変更が獲得できたことに加え、採算性が高い工事の進捗が伸びたことにより、営業利益3,479百万円(同127.3%増)となり、大幅な改善が図れました。

(土木セグメント)

 土木セグメントにおきましては、高速道路会社・都道府県を中心とした受注を積み重ねているものの、前連結会計年度のような大型工事の受注が少なかったことにより、受注高は20,863百万円(前年同四半期比7.8%減)と前年同四半期を下回る結果となりました。次期繰越高は前年同四半期より減少しましたが、引き続き高い水準を確保してます。売上高は、前連結会計年度からの豊富な繰越高の中、高速道路会社をはじめとした大型工事の進捗が堅調に推移したことで、21,782百万円(同29.1%増)となり、前年同四半期を大幅に上回りました。損益面は、原価低減に加え、高速道路会社をはじめとした大型工事における設計変更が獲得できたことにより、営業利益451百万円(前年同四半期は営業損失646百万円)となり、大幅な改善が図れました。

(建築セグメント)

 建築セグメントにおきましては、第2四半期連結会計期間まではリピーター顧客を中心に順調に受注を積み重ねることができたものの、第3四半期連結会計期間の受注が伸びなかったことにより、受注高は15,392百万円(前年同四半期比9.7%減)と前年同四半期を下回る結果となりました。第4四半期連結会計期間での回復に努めてまいります。売上高は、システム建築の特徴である短工期で施工ができる中、大型工事の進捗が伸びたことで、14,309百万円(同13.0%増)となり、前年同四半期を大幅に上回りました。損益面は、原価低減に加え、引き続き大型工事を中心に採算性が高い工事が順調に進捗したことにより、営業利益1,926百万円(同85.2%増)となり、大幅な改善が図れました。

(その他)

 その他におきましては、売上高は8,510百万円(前年同四半期比0.6%減)となり、損益面につきましては、航空機使用事業の費用減少により営業利益268百万円(157.6%増)となりました。

 

(2)資産、負債、純資産の状況

 当第3四半期連結会計期間における「資産の部」は、108,093百万円となり前連結会計年度末に比べ2,175百万円(+2.1%)増加しました。これは主に、建設仮勘定が1,391百万円及び関係会社株式が1,318百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 また、「負債の部」は、67,323百万円となり前連結会計年度末に比べ2,913百万円(△4.1%)減少しました。これは主に、支払手形・工事未払金等が2,363百万円増加した反面、短期借入金が4,035百万円及び長期借入金が1,410百万円それぞれ減少したことによるものであります。

 一方、「純資産の部」は、40,770百万円となり前連結会計年度末に比べ5,088百万円(+14.3%)増加しました。これは主に、利益剰余金が5,346百万円増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は前期末の33.3%から37.3%となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、514万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)主要な設備

 当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画は次のとおりであります。

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金調

達方法

着手及び完了予定

完成後の

増加能力

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

着手

完了

川田工業㈱四国工場

香川県多度津町

鉄構

新事務所棟の

建設

470

自己資金

平成29年

1月

平成30年

8月

川田工業㈱富山工場

富山県南砺市

鉄構

新事務所棟の

建設

293

自己資金

平成29年

2月

平成30年

4月

 

(注) 「第2 事業の状況」における各事項の記載については、消費税等抜きの金額で表示しています。

また、文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。