当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、輸出や設備投資で弱含みは見られるものの、雇用環境の改善などを背景に緩やかな回復基調にありましたが、相次ぐ災害や天候不順などにより、力強さを欠く状況となりました。一方、海外においては、米中の貿易摩擦問題の影響などから中国経済の減速が懸念され世界経済に与える影響も懸念されるなど不透明感が増しております。
このような環境の中、当社グループが属する情報通信機器、精密電子機器業界におきましては、熾烈な競争状態や為替相場の不安定性等の要因により、その業績に確固たる見通しは持ち得ない状態にありますが、当社としましては、電気自動車、医療機器、各種ロボット業界への受注拡大に注力しております。新規開発の試作品製造や製品の量産製造及び受託開発を推進しており、自社一括一貫体制による、プロダクトデザイン、機構設計、金型製造、成形、加工にわたる製造工程と、「匠の技」と先端設備の融合による技術力をベースに事業活動を展開しております。取引先の要求を満たしうる技術水準、品質、納期に対し、より一層の対応力を涵養することにより、メーカーからの信頼性を確保し、競合他社との差別化を徹底する事業戦略を遂行しております。
このような状況のもと、当社グループの売上高及び受注の状況は、当社の主要顧客である情報通信機器、精密電子機器などの研究開発及び生産の状況は厳しい状況であり、自動車メーカー、精密機器は堅調であるものの、前述分野の落ち込みを補填しきれず新規開発試作品製造、金型製造は当四半期に於いては弱含みの推移となりました。量産品製造の受注に於いては、時計部品・半導体製造装置部品等の一部試作品受注が量産品に移行となり、これらを継続的に受注しており堅調に推移しました。一方、ロボット・装置関連製品については、当社グループの独自製品であるマッスルスーツ、ドローン、配膳ロボット等をはじめとした介護・医療分野及びサポート・サービスロボット分野における技術の研鑚に積極的に取り組み新製品を市場へ投入するとともに、同分野を中心としたスタートアップ企業への包括事業連携を掲げて開始した「WORLD ROBOTEC」の取り組みを核として、受託開発や受託製造を拡大してまいります。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高2,729百万円(前年同四半期比6.0%減)となり、利益面につきましては、売上総利益は515百万円(同17.2%減)、営業利益は8百万円(前年同四半期は営業損失20百万円)となりました。以下、受取配当金、スクラップ売却収入等の営業外収益49百万円(同35.8%減)を加算し、持分法による投資損失及び支払利息等の営業外費用128百万円(同46.6%増)を減じた結果として、経常損失は69百万円(前年同四半期は経常損失30百万円)となりました。さらに、特別利益として補助金収入50百万円、特別損失として投資有価証券評価損等27百万円を計上しました。
これに税金費用を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は55百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益8百万円)となりました。
なお、当社グループは「金属製品加工事業」の単一セグメントのためセグメント別の記載を省略しております。
参考:製品別売上高 (単位:千円、%)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、11,608百万円となり、前連結会計年度末比1,141百万円の減少(前連結会計年度末比8.9%減)となりました。うち、流動資産は、5,262百万円となり、前連結会計年度末比964百万円の減少(同15.5%減)となりました。これは、現金及び預金が500百万円減少(同13.6%減)及び受取手形及び売掛金が281百万円減少(同22.2%減)したことが主因となっております。固定資産は、6,345百万円となり、前連結会計年度末比176百万円の減少(同2.7%減)となりました。
負債合計は、3,261百万円となり、前連結会計年度末比523百万円の減少(前連結会計年度末比13.8%減)となりました。うち、流動負債は、1,858百万円となり、前連結会計年度末比478百万円の減少(同20.5%減)となりました。これは、支払手形及び買掛金が177百万円減少(同26.3%減)及び未払法人税等が499百万円減少(同91.9%減)したことが主因となっております。固定負債は、1,403百万円となり、前連結会計年度末比44百万円の減少(同3.1%減)となりました。
純資産は、8,346百万円となり、前連結会計年度末比618百万円の減少(同6.9%減)となりました。これは、その他有価証券評価差額金が264百万円減少(同14.3%減)、利益剰余金が180百万円減少(同3.7%減)、自己株式取得により自己株式が150百万円増加(同133.0%増)したことが主因となっております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、2,917百万円(前年同四半期比14.6%減)となりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、163百万円の支出超過(前年同四半期は279百万円の支出超過)となりました。この主な収入要因は、減価償却費114百万円、売上債権の減少額358百万円、主な支出要因は、仕入債務の減少106百万円、法人税等の支払額494百万円です。
投資活動によるキャッシュ・フローは、315百万円の支出超過(同64百万円の支出超過)となりました。主な支出要因は、有形固定資産の取得による支出179百万円、無形固定資産の取得による支出65百万円です。
財務活動によるキャッシュ・フローは、5百万円の支出超過(同190百万円の収入超過)となりました。主な収入要因は、短期借入れによる収入150百万円です。主な支出要因は、配当金の支払額121百万円です。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は81百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。