当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から、緊急事態宣言が2020年5月25日に解除されたことなどにより社会・経済活動が段階的に再開され、少しずつ回復の兆しが見え始めましたが、新型コロナウイルス感染症の第3波への懸念などにより極めて不透明な状況が続いております。海外経済においても、新型コロナウイルス感染症により、世界経済は急速に悪化しましたが、各国で金融緩和や財政支出による経済の下支え策や、外出制限の実施などを段階的に解除した結果、世界経済は下げ止まりの傾向が見られましたが、新型コロナウイルス感染症の第3波の懸念などにより再び不透明な状況となっております。
このような状況のもと、当社グループの売上高及び受注の状況は、当社の主要顧客であるスマートフォン、デジタルカメラ、時計、事務機器等の情報通信機器、精密電子機器ならびに自動車メーカー等の研究開発及び生産状況は、元よりの業界縮小傾向に加え、新型コロナウイルス感染症の影響も重なり、消費の大幅減少を受けて大変厳しい状況であり、当社においての新規開発試作品製造・金型製造及び量産品製造の受注・生産の状況は大変厳しい結果となりました。一方、ロボット・装置関連製品については、当社グループの独自製品であるマッスルスーツ、ドローン、配膳ロボット等をはじめとした介護・医療分野及びサポート・サービスロボット分野への新製品を市場へ投入するとともに、ウィズコロナ・アフターコロナにロボティクス技術を活用した新製品の創出にも取り組んでおります。また、同分野を中心としたスタートアップ企業への包括事業連携を掲げて開始した「WORLD ROBOTEC」の取り組みを核として、新規技術を保有するスタートアップ企業への出資なども含めてスタートアップ企業との連携関係構築を拡大すべく積極的に活動し、受託開発や受託製造は引き続き拡大傾向にあり、ロボット・装置関連製品については、一定の成果を上げておりますが、前述の新規開発試作製品製造・金型製造及び量産製造の減少を補填するに至っておりません。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高1,879百万円(前年同四半期比31.1%減)となり、利益面につきましては、売上総利益は157百万円(前年同四半期比69.5%減)、営業損失422百万円(前年同四半期は営業利益8百万円)となりました。以下、受取配当金、助成金収入等の営業外収益115百万円(同132.5%増)を加算し、持分法による投資損失及び支払利息等の営業外費用199百万円(同55.6%増)を減じた結果として、経常損失は506百万円(前年同四半期は経常損失69百万円)となりました。さらに、特別利益として補助金収入52百万円、特別損失として投資有価証券評価損及び減損損失等の特別損失173百万円を計上しました。
これに税金費用を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は624百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失55百万円)となりました。
なお、当社グループは「金属製品加工事業」の単一セグメントのためセグメント別の記載を省略しております。
参考:製品別売上高 (単位:千円、%)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、10,262百万円となり、前連結会計年度末比294百万円の減少(前連結会計年度末比2.8%減)となりました。うち、流動資産は、3,625百万円となり、前連結会計年度末比948百万円の減少(同20.7%減)となりました。これは、現金及び預金が812百万円減少(同32.7%減)及び電子記録債権が87百万円減少(同23.1%減)したことが主因となっております。固定資産は、6,636百万円となり、前連結会計年度末比653百万円の増加(同10.9%増)となりました。これは、福島市大笹生の工場及び事務所用地の購入ならびに福島飯舘工場の分室の建築によるものです。
負債合計は、3,459百万円となり、前連結会計年度末比394百万円の増加(前連結会計年度末比12.9%増)となりました。うち、流動負債は、1,886百万円となり、前連結会計年度末比162百万円の増加(同9.4%増)となりました。これは、短期借入金が270百万円増加(同42.2%増)したことが主因となっております。固定負債は、1,572百万円となり、前連結会計年度末比232百万円の増加(同17.4%増)となりました。これは、長期借入金が183百万円増加(同623.3%増)したことが主因となっております。
純資産は、6,802百万円となり、前連結会計年度末比689百万円の減少(同9.2%減)となりました。これは、利益剰余金が745百万円減少(同17.9%減)したことが主因となっております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、1,418百万円(前年同四半期比51.4%減)となりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、36百万円の支出超過(前年同四半期は163百万円の支出超過)となりました。この主な収入要因は、法人税等の還付額267百万円、持分法による投資損失166百万円、減損損失113百万円、減価償却費101百万円、売上債権の減少額89百万円、主な支出要因は、税金等調整前当期純損失627百万円、仕入債務の減少額57百万円です。
投資活動によるキャッシュ・フローは、904百万円の支出超過(同315百万円の支出超過)となりました。主な支出要因は、有形固定資産の取得による支出306百万円、投資有価証券の取得による支出425百万円です。
財務活動によるキャッシュ・フローは、136百万円の収入超過(同5百万円の支出超過)となりました。主な収入要因は、短期借入れによる収入190百万円、長期借入金による収入100百万円です。主な支出要因は、配当金の支払額120百万円です。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は104百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。