当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から、緊急事態宣言が2020年5月25日に解除されたことなどにより社会・経済活動が段階的に再開され、少しずつ回復の兆しが見え始めましたが、昨年末より感染症の感染者が増加傾向となり医療体制が逼迫するなど新型コロナウイルス感染症の第3波への影響により、2021年1月7日より再度一部地域に緊急事態宣言が発令され、極めて不透明な状況が続いております。海外経済においても、新型コロナウイルス感染症により、世界経済は悪化しましたが、各国で金融緩和や財政支出による経済の下支え策や、外出制限の実施など各国の対応により、世界経済は下げ止まりの傾向が見られましたが、新型コロナウイルス感染症の第3波の懸念などにより再び不透明な状況となっております。
このような状況のもと、当社グループの売上高及び受注の状況は、当社の主要顧客であるスマートフォン、デジタルカメラ、時計、事務機器等の情報通信機器、精密電子機器ならびに自動車メーカー等の研究開発及び生産状況は、元よりの業界縮小傾向に加え、新型コロナウイルス感染症の影響も重なり、消費の大幅減少を受けて大変厳しい状況であり、当社に於いての新規開発試作品製造・金型製造及び量産品製造の受注・生産の状況は大変厳しい結果となりました。一方、ロボット・装置関連製品については、当社グループの独自製品であるマッスルスーツ、ドローン、配膳ロボット等をはじめとした介護・医療分野及びサポート・サービスロボット分野への新製品を市場へ投入するとともに、ウィズコロナ・アフターコロナにロボティクス技術を活用した新製品の創出にも取り組んでおります。また、同分野を中心としたスタートアップ企業への包括事業連携を掲げて開始した「WORLD ROBOTEC」の取り組みを核として、新規技術を保有するスタートアップ企業への出資なども含めてスタートアップ企業との連携関係構築を拡大すべく積極的に活動し、受託開発や受託製造は引き続き拡大傾向にあり、ロボット・装置関連製品については、一定の成果を上げておりますが、前述の新規開発試作製品製造・金型製造及び量産製造の減少を補填するに至っておりません。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高3,009百万円(前年同四半期比22.1%減)となり、利益面につきましては、売上総利益は277百万円(前年同四半期比57.1%減)、営業損失726百万円(前年同四半期は営業損失170百万円)となりました。以下、受取配当金、助成金収入等の営業外収益186万円(同128.7%増)を加算し、持分法による投資損失及び支払利息等の営業外費用331百万円(同3.3%減)を減じた結果として、経常損失は871百万円(前年同四半期は経常損失431百万円)となりました。さらに、特別利益として補助金収入、投資有価証券売却益等257百万円を計上し、特別損失として固定資産圧縮損及び減損損失等の特別損失281百万円を計上しました。
これに税金費用を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は892百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失295百万円)となりました。
なお、当社グループは「金属製品加工事業」の単一セグメントのためセグメント別の記載を省略しております。
参考:製品別売上高
(単位:百万円、%)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、10,931百万円となり、前連結会計年度末比374百万円の増加(前連結会計年度末比3.5%増)となりました。うち、流動資産は、3,811百万円となり、前連結会計年度末比761百万円の減少(同16.7%減)となりました。これは、現金及び預金が739百万円減少(同29.8%減)及び電子記録債権が67百万円減少(同17.9%減)したことが主因となっております。固定資産は、7,119百万円となり、前連結会計年度末比1,136百万円の増加(同19.0%増)となりました。これは、投資有価証券1,073百万円の増加(同28.4%増)によるものです。
負債合計は、3,815百万円となり、前連結会計年度末比751百万円の増加(前連結会計年度末比24.5%増)となりました。うち、流動負債は、2,038百万円となり、前連結会計年度末比313百万円の増加(同18.2%増)となりました。これは、短期借入金が270百万円増加(同42.2%増)したことが主因となっております。固定負債は、1,777百万円となり、前連結会計年度末比437百万円の増加(同32.6%増)となりました。これは、長期借入金が163百万円増加(同555.7%増)及び繰延税金負債が187百万円増加(同29.7%)したことが主因となっております。
純資産は、7,115百万円となり、前連結会計年度末比377百万円の減少(同5.0%減)となりました。これは、その他の包括利益累計額が599百万円増加(同57.8%増)及び利益剰余金が1,013百万円減少(同24.4%減)したことが主因となっております。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題については重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は197百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。