本項に記載した将来事象に関する予測・見通し等は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであり、それらには不確実性が内在し将来の結果とは大きく異なる可能性があります。
(1) 経営成績の分析
当社は、「インターネットで可能性をつなげる、ひろげる」というミッションの下、インターネットを使った個人の表現活動を支援するべく、レンタルサーバー、ショッピングカート及びCtoCハンドメイドマーケットといったサービスを展開しております。
CtoCハンドメイドマーケット「minne」においては、わずか2年で作家数、作品数ともに国内No.1へと急成長したことから、より強いサービスへと成長させるべく、平成27年12月期から積極投資を開始し、プロモーションへの投資及び組織の強化を継続して行っております。その結果、当第1四半期累計期間におきましては、スマートフォンアプリの累計ダウンロード数は719万DLを突破し、流通金額は2,436,038千円(前年同期比23.6%増)となりました。また、「minne」への広告宣伝費に関しては、前第1四半期にTVCM関連コストとして1.8億円計上しておりましたが、当第1四半期ではTVCMを行わずWeb広告を中心に展開したため、232,803千円(前年同期比47.2%減)となりました。
ホスティング事業及びEC支援事業における主力のストック型サービスにつきましては、契約件数の増加及び顧客単価の上昇に努めた結果、いずれも堅調に推移いたしました。
以上の結果、当第1四半期累計期間における業績は、売上高1,805,031千円、営業利益117,619千円、経常利益118,431千円、四半期純利益117,535千円となりました。
なお、当社は、前第1四半期連結累計期間では四半期連結財務諸表を開示しておりましたが、平成29年1月1日を効力発生日とした連結子会社(GMOペパボオーシー株式会社)の吸収合併により、連結対象子会社が存在しなくなったため、当第1四半期累計期間より四半期連結財務諸表を作成しておりません。このため、前年同四半期との比較は行っておりません。
(セグメント別の状況)
当第1四半期累計期間より四半期連結セグメント情報を作成しておりません。このため、セグメント売上高及びセグメント利益については、前年同四半期との比較を行っておりません。
① ホスティング事業
ホスティング事業では、個人からビジネスまで幅広い用途にご利用頂けるレンタルサーバー及びドメイン取得代行を中心としたサービス展開を行っております。
レンタルサーバーサービス「ロリポップ!」においては、トップページのデザインを一新し、次世代ホスティングを目指す当サービスのリブランディングを進めました。これに伴いメディア及びSNS等での露出を増やし、ターゲット層への認知拡大を目的としたキャンペーンを実施いたしました。また、出版社と共同でWeb制作サポートサイト「ロリポップ!テクニカルスクール」を立ち上げ、Webクリエイター向けのコンテンツの配信を開始したことなどから、契約件数は堅調に推移し、436,192件(前年同期末比10,291件増)となりました。
ドメイン取得代行サービス「ムームードメイン」では、月替わりで実施したドメインの値引きキャンペーンにより新規契約件数が堅調に推移いたしました。また、ドメインの複数年契約に対し割引を行うなど継続率の向上を図ったことなどから、更新率は高い水準で推移し、登録ドメイン数は1,213,619件(前年同期末比129,559件増)と順調に増加しました。
以上の結果、当第1四半期累計期間におけるセグメント売上高は1,023,127千円、セグメント利益は322,137千円となりました。
② EC支援事業
EC支援事業では、ネットショップ事業者に向けたショッピングカートASPサービス「カラーミーショップ」 の提供を中心に展開しております。
「カラーミーショップ」では、継続的なアップセルやクロスセルの推進に努めたことから、顧客単価の上昇に加え、契約件数も堅調に推移し、45,177件(前年同期末比848件増)となりました。
オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」では、全国的に開始された消費拡大キャンペーン「プレミアムフライデー」に合わせた販促の強化、製作アイテムの追加及びSNSでの積極的な拡散などを図った結果、累積会員数は順調に増加し154,942人(前年同期末比81,737人増)となりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間におけるセグメント売上高は371,164千円、セグメント利益は183,467千円となりました。
③ ハンドメイド事業
ハンドメイド事業では、平成27年12月期より積極投資を行っている「minne」を中心としたCtoCハンドメイドマーケットサービスを展開しております。
「minne」では、サービス5周年を記念した送料無料キャンペーンに加え、バレンタインデー及び新生活など季節のイベントに合わせた特集を積極的に展開し、販促を強化するとともに、外部メディアと連携し、露出の増加及び認知度の向上を図りました。
また、決済手段の拡充をはじめとする機能追加に加え、レコメンド精度の向上及び作家向け機能の充実など、Webサイト及びスマートフォンアプリの利便性向上を図った結果、当第1四半期累計期間における流通金額は堅調に推移し、2,436,038千円(前年同期比23.6%増)となりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間におけるセグメント売上高は330,020千円、セグメント損失は194,133千円となりました。
④ コミュニティ事業
コミュニティ事業におきましては、ブログサービス「JUGEM」について、広告売上が順調に推移いたしました。また、サービス運用における効率化を図り、コストの圧縮に努めました。
以上の結果、当第1四半期累計期間におけるセグメント売上高は56,516千円、セグメント利益は32,795千円となりました。
⑤ その他
当第1四半期累計期間におけるセグメント売上高は24,202千円、セグメント損失は793千円となりました。
なお、「PEPABO WiMAX」は、平成29年2月1日付けで事業譲渡を行っております。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期会計期間末における総資産は4,882,168千円(前事業年度末比171,158千円増)となりました。これは、主に売掛金が133,016千円増加したことによるものであります。
負債は3,667,736千円(同140,444千円増)となりました。これは、主に未払金が82,038千円及び前受金が75,119千円増加したことによるものであります。
純資産は1,214,431千円(同30,713千円増)となりました。これは、主に四半期純利益の計上に伴い、利益剰余金が38,511千円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第1四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、2,119,004千円となりました。
当第1四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は154,030千円となりました。これは、主に売上債権の増加額90,245千円による減少の一方で、税引前四半期純利益118,431千円及び前受金の増加額111,067千円による増加の結果であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果支出した資金は90,971千円となりました。これは、主に無形固定資産の取得による支出32,438千円及び事業譲渡による支出45,571千円による減少の結果であります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果支出した資金は68,462千円となりました。これは、配当金の支払額による減少の結果であります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。