第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1)経営成績の分析

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善、個人消費の持ち直しにより緩やかな回復基調が継続しております。

 ゲーム業界におきましては、2017年3月に発売された新型ゲーム機「Nintendo Switch」が販売台数を伸ばし、「PlayStation 4」の世界累計販売台数が6,000万台を突破するなど、家庭用ゲーム市場が活性化しております。

スマートフォンゲーム市場においても新興国を中心に市場の拡大が予想され、ゲーム市場全体は更なる成長が見込まれます。

 このような経営環境下において、当社では経営方針「IPの創造と展開」のもと、各種施策に取り組んでおります。2017年4月に設立した新ブランド「midas(ミダス)」は、若手社員が主力となり自由闊達なアイディアを結集し、

スマートフォンゲーム市場において新規IPの創造を目指し開発を進めています。パッケージゲームでは、「信長の野望」シリーズの第15作目となる最新作『信長の野望・大志』の制作を発表したほか、6月に開催された世界最大規模のゲームイベント「E3」では、株式会社スクウェア・エニックスより、同社と当社が共同で開発する『ディシディア ファイナルファンタジー NT』(PS4用)が発表されました。

 当期は主力タイトルの多くを第3四半期以降に発売を予定しておりますが、当第1四半期は計画を上回り順調に進捗し、売上高65億16百万円(前年同四半期比15.3%減)、営業利益9億84百万円(同16.4%減)となりました。

また、有価証券売却益の増加により営業外収益は好調に推移し、経常利益41億83百万円(同239.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益30億58百万円(同182.5%増)となりました。経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益については、第1四半期連結累計期間として経営統合以来、最高益を更新しました。

 

 セグメントの状況につきましては以下のとおりです。

 

エンタテインメント事業

 「シブサワ・コウ」ブランドでは、欧米向けに『三國志13 with パワーアップキット』(PS4、Xbox One、Steam用)を発売し、国内ではオリジナル要素を加えたPS Vita版を発売しました。積極的なコラボレーション施策を展開した「100万人シリーズ」や2周年記念キャンペーンを実施した『信長の野望 201X』も堅調に推移しております。

 「ω-Force」ブランドでは、欧米向けに『戦国無双 ~真田丸~』(PS4、Steam用)を発売しました。スマートフォンゲームでは当社がIPを許諾し、台湾XPEC Entertainment社が開発、ネクソン・コリア・コーポレーションが展開する『真・三國無双 斬』(英語タイトル:『DYNASTY WARRIORS: UNLEASHED』)が日本・中国を除く139の国・地域にて配信され、700万ダウンロードを突破し、「真・三國無双」IPの海外展開で大きな成果を収めました。

 「Team NINJA」ブランドでは、『DEAD OR ALIVE 5 Last Round』(PS4、PS3、Xbox One、Steam用)の基本無料版が累計900万ダウンロードを突破しました。『仁王』(PS4用)も5月にダウンロードコンテンツ三部作の第一弾「東北の龍」を配信したほか、リピート販売も引き続き好調です。スマートフォンゲームでは、株式会社スクウェア・エニックスと共同で開発した『DISSIDIA FINAL FANTASY OPERA OMNIA』が収益に貢献しました。

 「ガスト」ブランドでは、東映アニメーション株式会社とのコラボレーションによるアニメとゲームが融合したスマートフォン用アプリ『拡張少女系トライナリー』を4月にリリースしました。

 「ルビーパーティー」ブランドでは、5月に『進撃の巨人 死地からの脱出』(ニンテンドー3DS用)を発売しました。イベント事業では、「遙か美男子祭りコンサート -遙かなる時空の中で3&6-」を開催しました。

 以上の結果により、エンタテインメント事業の売上高は57億67百万円(前年同四半期比14.8%減)、セグメント利益は8億14百万円(同16.9%減)となりました。

 

 

SP事業

 当第1四半期においては『パチスロ信長の野望・創造』がリリースされました。パチンコ・パチスロ機への液晶ソフト受託開発は順調に進捗しております。

 以上の結果により、SP事業の売上高は2億64百万円(前年同四半期比40.7%減)、セグメント利益は90百万円(同48.9%減)となりました。

 

アミューズメント施設運営事業

 プライズゲーム施策が奏功し、既存店売上高は前年を上回りました。多機能VR筐体『VRセンス』の開発費用が先行したことから、セグメント損失が発生しております。

 以上の結果により、アミューズメント施設運営事業の売上高は2億95百万円(前年同四半期比0.7%増)、セグメント損失は20百万円(前年同四半期はセグメント利益24百万円)となりました。

 

不動産事業

 当社グループが保有する賃貸用不動産が引き続き高い稼働率を維持しております。
 以上の結果により、不動産事業の売上高は1億94百万円(前年同四半期比3.7%減)、セグメント利益は84百万円(同1.1%増)となりました。

 

その他事業

 その他事業の売上高は50百万円(前年同四半期比54.0%増)、セグメント利益16百万円(同58.4%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

①資産の部

 当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して59億31百万円減少し1,135億30百万円となりました。これは主に、売掛金が41億77百万円、現金及び預金が41億53百万円それぞれ減少した一方で、有価証券が34億42百万円増加したことによるものであります。

②負債の部

 当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して38億67百万円減少し90億77百万円となりました。これは主に、未払金が34億6百万円、未払法人税等が18億91百万円それぞれ減少した一方で、短期借入金が25億円増加したことによるものであります。

③純資産の部

 当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して20億63百万円減少し1,044億52百万円となりました。これは主に、利益剰余金が28億49百万円減少したことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億27百万円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。