第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費が10月の消費税率引上げによる落ち込みから持ち直しつつあるものの、米中間の通商問題による影響もあり、景気の先行きは不透明な状況が続いております。

 当社では、2019年3月期から3ヶ年の中期経営計画を策定しております。その2年目となる当期は、グループ経営方針として引き続き「グローバルIPの創造と展開」「グローバルビジネスの飛躍」を掲げ、各種施策に取り組んでおります。

 当社がIPを許諾し9月から中国本土でサービス中のスマートフォンゲーム『三国志・戦略版』が、中国のApp Storeセールスランキングで3カ月に亘り10位以内(出典:App Annie)に位置し、ヒットしております。今後もグローバル市場に向けた新規IPの創造、シリーズ展開、コラボレーション、IP許諾の重層的な収益構造により、成長性と収益性を実現してまいります。また、金融市場が好転したことに伴い有価証券売却益も増加いたしました。

 当社グループの当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高266億76百万円(前年同四半期比0.5%減)、営業利益64億29百万円(同9.5%減)、経常利益112億99百万円(同1.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益97億18百万円(同14.8%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益については、第3四半期連結累計期間として過去最高となりました。

 

 セグメントの状況につきましては以下のとおりです。

 

エンタテインメント事業

 「シブサワ・コウ」ブランドでは、当社がIPを許諾したスマートフォンゲームが好調です。『三国志・戦略版』に加え、『新三國志』も引き続き順調に推移しロイヤリティ収入が伸長いたしました。

 「ω-Force」ブランドでは、11月に欧米でサービスを開始したGoogleのゲーミングプラットフォーム「Stadia」のローンチタイトルとして『進撃の巨人2 -Final Battle-』の配信を開始いたしました。12月には『無双OROCHI3 Ultimate』(PS4、Nintendo Switch用)を国内、アジアで発売し、12万本の販売となりました。

 「Team NINJA」ブランドでは、株式会社スクウェア・エニックスと当社が共同で開発し、グローバルで配信中のスマートフォンゲーム『DISSIDIA FINAL FANTASY OPERA OMNIA』が引き続き収益に寄与しております。また、『仁王 Complete Edition』のリピートも堅調に推移いたしました。3月に発売予定の『仁王2』(PS4用)は、11月にβ体験版を配信し、70万を超えるダウンロード数となりました。アンケートの結果、欧米のプレイヤーの90%以上からポジティブな評価をいただき、更なるクオリティアップを進めております。

 「ガスト」ブランドでは、9月に国内、アジアで発売した『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』を10月に欧米向けに販売したほか、Steam版の配信も開始し、累計出荷本数は35万本を突破いたしました。

 「ルビーパーティー」ブランドでは、「舞台 遙かなる時空の中で3 プレミアムパーティー」等、各種イベントを開催いたしました。

 「midas」ブランドでは、新規スマートフォンゲームの開発に注力しております。

 また、ポータルサービス部から『モンスターファーム』(Nintendo Switch、iOS、Android用)をリリースし、ダウンロード数は8万を超え好調です。

 以上の結果により、エンタテインメント事業の売上高は241億25百万円(前年同四半期比0.9%増)、セグメント利益は57億99百万円(同7.9%減)となりました。

 

アミューズメント事業

 プライズゲーム機の稼働が好調で既存店売上高が伸長したものの、パチンコ・パチスロ機への液晶ソフト受託開発は、売上の多くを第4四半期に予定していることから、アミューズメント事業の売上高は20億59百万円(前年同四半期比13.6%減)、セグメント利益は4億49百万円(同17.7%減)となり、減収減益となりました。

 

不動産事業

 第1四半期において賃貸用不動産の一部を売却したため、賃料収入の減少により減収減益となりました。保有する賃貸用不動産は高い稼働率を維持しております。

 以上の結果により、不動産事業の売上高は4億96百万円(前年同四半期比14.9%減)、セグメント利益は1億69百万円(同20.6%減)となりました。

 

その他事業

 その他事業の売上高は99百万円(前年同四半期比32.1%減)、セグメント利益は11百万円(同75.2%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

①資産の部

 当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して98億52百万円増加し1,390億45百万円となりました。これは主に、投資有価証券が109億42百万円増加した一方で、繰延税金資産が19億46百万円減少したことによるものであります。

②負債の部

 当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して21億15百万円増加し120億23百万円となりました。これは主に、短期借入金が40億円増加した一方で、その他流動負債に含まれている預り金が11億40百万円減少したことによるものであります。

③純資産の部

 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して77億37百万円増加し1,270億22百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が44億64百万円、利益剰余金が27億67百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、7億77百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。