当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から持ち直しの兆しが見られるものの、先行きは不透明な状況が続いています。
9月には「東京ゲームショウ」がオンラインとオフラインで並行開催され、当社グループでも発売予定タイトルの情報等を発信しました。期間中に発表された「日本ゲーム大賞2021」では、シブサワ・コウこと当社代表取締役社長の襟川陽一が、40年以上に渡るクリエイターとしての活動が業界の発展に寄与したとして、「経済産業大臣賞」を受賞しました。
当社は2022年3月期から3ヶ年の中期経営計画を策定し、その初年度となる当期は、グループ経営方針として「グローバルIPの創造と展開」を掲げ、各種施策に取り組んでおります。
当社グループの当第2四半期連結累計期間における業績は、パッケージゲームでは、第1四半期に発売した新作と、前年度までに発売したタイトルのリピート販売が堅調となりました。スマートフォンゲームでは、自社開発タイトルの運営収入が伸長し、IP許諾タイトルによるロイヤリティ収入も高水準を維持しました。営業外収益では、前年に比べ有価証券売却益が増加しました。
これらの結果、売上高372億20百万円(前年同四半期比60.8%増)、営業利益164億23百万円(同94.4%増)、経常利益250億64百万円(同63.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益181億42百万円(同53.2%増)となり、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに、第2四半期連結累計期間として最高の業績を達成しました。
セグメントの状況につきましては以下のとおりです。
エンタテインメント事業
「シブサワ・コウ」ブランドでは、自社開発のスマートフォンゲーム『三國志 覇道』が、9月に国内でサービス開始1周年を迎え、好調に推移しました。7月に台湾、香港、マカオ地域で新たにサービスを開始しております。国内及びアジア各地域で配信中のIP許諾タイトル『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)は、引き続き収益に貢献しています。
「ω-Force」ブランドでは、7月に『戦国無双5』を欧米向けに発売したほか、Steam版の配信を開始し、全世界累計出荷本数は41万本となりました。当社がIPを許諾したスマートフォンゲーム『真・三國無双 覇』(iOS、Android用)が8月に中国で配信開始されました。
「Team NINJA」ブランドでは、「仁王」シリーズの累計販売本数が600万本を突破しました。9月にはPC向けデジタル配信プラットフォームEpic Games Storeにおいても販売を開始しました。
「ガスト」ブランドでは、「ライザのアトリエ」シリーズを中心にリピート販売が堅調です。
「ルビーパーティー」ブランドでは、株式会社アニプレックスと共同で開発したスマートフォンゲーム『金色のコルダ スターライトオーケストラ』において、ゲーム内イベントを実施し盛り上がりを見せました。イベント事業では、「アンジェリーク ルミナライズ 1st Floating Stage」などのイベントを開催しました。
「midas」ブランドでは、新規スマートフォンゲームの開発に注力しております。
以上の結果により、エンタテインメント事業の売上高は352億45百万円(前年同四半期比62.5%増)、セグメント利益は161億15百万円(同92.9%増)となりました。
アミューズメント事業
アミューズメント施設は、緊急事態宣言期間中に一部店舗が時短営業となりましたが、プライズゲームを中心に堅調に推移しました。スロット・パチンコでは『パチスロ零』など2タイトルが稼働開始しました。
以上の結果により、アミューズメント事業の売上高は14億49百万円(前年同四半期比22.3%増)、セグメント利益は1億91百万円(同458.1%増)となりました。
不動産事業
ライブハウス型ホールKT Zepp Yokohamaは、感染症対策を徹底した上でライブイベントや配信ライブを開催しております。その他の賃貸用不動産は高い稼働率を維持しております。
以上の結果により、不動産事業の売上高は5億11百万円(前年同四半期比41.6%増)、セグメント利益は71百万円(同8.3%増)となりました。
その他事業
その他事業の売上高は1億84百万円(前年同四半期比102.6%増)、セグメント利益は45百万円(前年同四半期はセグメント損失5百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
①資産の部
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して1億34百万円増加し1,908億5百万円となりました。これは主に、有価証券が78億50百万円、その他流動資産に含まれている未収入金が12億23百万円それぞれ増加した一方で、投資有価証券が58億89百万円、その他流動資産に含まれている未収還付法人税が30億29百万円それぞれ減少したことによるものであります。
②負債の部
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して2億84百万円増加し258億25百万円となりました。これは主に、短期借入金が95億円増加した一方で、その他流動負債に含まれている預り金が31億76百万円、未払金が29億83百万円、未払法人税等が11億24百万円それぞれ減少したことによるものであります。
③純資産の部
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して1億49百万円減少し1,649億80百万円となりました。これは主に、利益剰余金が32億8百万円増加した一方で、その他有価証券評価差額金が38億50百万円減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して14億49百万円減少し、99億90百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は92億4百万円(前年同四半期は114億14百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益250億64百万円の計上の一方で、投資有価証券売却益69億62百万円の計上、法人税等の支払額76億19百万円等の減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は54億95百万円(前年同四半期は4億18百万円の獲得)となりました。これは主に有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入399億77百万円の増加要因の一方で、有価証券及び投資有価証券の取得による支出442億79百万円、有形固定資産の取得による支出10億90百万円等の減少要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、支出した資金は51億27百万円(前年同四半期は123億75百万円の支出)となりました。これは主に短期借入れによる収入135億円の増加要因の一方で、配当金の支払額149億22百万円、短期借入金の返済による支出40億円等の減少要因によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億30百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。