当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から持ち直しの兆しが見られるものの、変異株の急速な拡大により先行きは不透明な状況が続いています。
当社は2022年3月期から3ヶ年の中期経営計画を策定し、その初年度となる当期は、グループ経営方針として「グローバルIPの創造と展開」を掲げ、各種施策に取り組んでおります。
当第3四半期は、パッケージゲームでは、複数の新作やリマスター版を発売しました。スマートフォンゲームでは、自社開発タイトルの運営収入が堅調に推移しました。IP許諾によるロイヤリティ収入は引き続き高い水準です。10月には、当社代表取締役社長の襟川陽一が「シブサワ・コウ」として初めて手がけた『川中島の合戦』の発売から40年を迎えました。これを記念した一連の企画により、「シブサワ・コウ」ブランドのさらなる価値向上に取り組んでおります。営業外収支は、有価証券売却益の計上により、増加しました。
これらの結果により、売上高553億27百万円(前年同四半期比25.9%増)、営業利益271億27百万円(同40.1%増)、経常利益387億61百万円(同29.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益282億93百万円(同27.4%増)となり、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに、第3四半期連結累計期間として最高の業績を達成し、営業利益、経常利益、四半期純利益は2021年4月に公表した通期業績予想を上回る成績となりました。
セグメントの状況につきましては以下のとおりです。
エンタテインメント事業
「シブサワ・コウ」ブランドでは、国内及び台湾・香港・マカオ地域で配信中の自社開発スマートフォンゲーム
『三國志 覇道』が、新規イベントの開始等により、収益に貢献しています。国内及びアジア各地域で配信中のIP許諾タイトル『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)は、中国でのキャンペーンや各地域でのアップデートにより、好調を維持しています。
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「ω-Force」ブランドでは、Nintendo Switch向けソフト『ゼルダ無双 厄災の黙示録』 |
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の追加コンテンツ「エキス |
パンション・パス」の第2弾「追憶の守護者」を配信開始しました。本編のセール販売実施によりリピートも伸長し、全世界累計出荷本数400万本を突破しました。また、12月に『真・三國無双8 Empires』(PS5、PS4、
Xbox Series X|S、Xbox One、Windows(Steam)用)を国内・アジア向けに発売し、販売本数は15万本となりました。
「Team NINJA」ブランドでは、『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation』が11月に国内でサービス4周年を迎え、これを記念したキャンペーンやイベントを実施しました。
「ガスト」ブランドでは、『BLUE REFLECTION TIE/帝』(PS4、Nintendo Switch、Windows(Steam)用)を全世界で発売し、12万本の販売となりました。
「ルビーパーティー」ブランドでは、株式会社アニプレックスと共同で開発したスマートフォンゲーム『金色のコルダ スターライトオーケストラ』において、新規イベント等を実施し好評を博しました。イベント事業では、「金色のコルダ スターライトオーケストラ Featuring 常陽工業/ラザルス学院」を開催しました。
「midas」ブランドでは、新規スマートフォンゲームの開発に注力しております。
上記ブランド以外では、リメイクタイトルとして、10月に『零 ~濡鴉ノ巫女~』(Nintendo Switch、PS5、PS4、
Xbox Series X|S、Xbox One、Windows(Steam)用)を発売し、販売本数は34万本となりました。12月に『モンスターファーム1&2 DX』(Nintendo Switch、iOS、Windows(Steam)用)を発売し、販売本数は5万本となりました。
以上の結果により、エンタテインメント事業の売上高は523億57百万円(前年同四半期比26.3%増)、セグメント利益は265億83百万円(同39.2%増)となりました。
※『ゼルダ無双 厄災の黙示録』の海外における発売元は任天堂株式会社です。
アミューズメント事業
アミューズメント施設は、プライズゲーム機の稼働が寄与した結果、前年同四半期を上回って推移しました。12月に1店を閉店し、店舗数は10店となりました。スロット・パチンコでは、引き続き液晶ソフト受託開発業務に取り組んでおります。
以上の結果により、アミューズメント事業の売上高は19億83百万円(前年同四半期比4.0%減)、セグメント利益は
1億63百万円(同12.6%減)となりました。
不動産事業
ライブハウス型ホールKT Zepp Yokohamaは、イベント開催制限の緩和等により有観客での開催が増加しました。その他の賃貸用不動産は高い稼働率を維持しております。
以上の結果により、不動産事業の売上高は7億86百万円(前年同四半期比35.4%増)、セグメント利益は1億25百万円(同67.6%増)となりました。
その他事業
ベンチャーキャピタル事業で分配金による収益が発生しました。
以上の結果により、その他事業の売上高は4億53百万円(前年同四半期比205.6%増)、セグメント利益は2億54百万円(前年同四半期はセグメント利益2百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
①資産の部
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して618億92百万円増加し2,525億63百万円となりました。これは主に、有価証券が540億46百万円、現金及び預金が194億94百万円それぞれ増加した一方で、投資有価証券が134億34百万円減少したことによるものであります。
②負債の部
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して489億42百万円増加し744億84百万円となりました。これは主に、転換社債型新株予約権付社債が483億47百万円、短期借入金が95億円それぞれ増加した一方で、未払金が32億14百万円減少したことによるものであります。
③純資産の部
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して129億49百万円増加し1,780億79百万円となりました。これは主に、利益剰余金が133億59百万円増加した一方で、その他有価証券評価差額金が14億10百万円減少したことによるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、6億23百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。