第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間における世界経済は、ウクライナ問題の長期化への懸念、世界的な金融引き締めや物価上昇により、先行きは不透明な状況です。

 中期経営計画の初年度となる当期は、グループ経営方針として「グローバルIPの創造と展開」を掲げ、各種施策に取り組んでいます。

 当第3四半期は、パッケージゲームでは、新作1タイトルが発売となった他、前年度までに発売したタイトルのリピート販売が引き続き堅調でした。スマートフォンゲームでは、既存タイトルが安定して推移した他、自社開発の新作タイトルを配信開始しました。

 第3四半期累計では、前年度にパッケージゲーム分野において複数の新作タイトルの発売があったこと等により、前年度に比べ売上高と営業利益は減少しました。営業外収支においては、戦略的にポートフォリオの組み替えを行ってきたものの、厳しい金融環境の変化の影響を受け、デリバティブ評価損を計上しました。

 これらの結果により、売上高494億39百万円(前年同四半期比10.6%減)、営業利益229億94百万円(同15.2%減)、経常利益168億80百万円(同56.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益134億77百万円(同52.4%減)となりました。

 

 セグメントの状況につきましては以下のとおりです。

エンタテインメント事業

 「シブサワ・コウ」ブランドでは、10月にスマートフォンゲーム『三國志 覇道』を韓国で配信開始しました。「シブサワ・コウ」40周年を記念したMMO戦略シミュレーションゲーム『信長の野望 覇道』(iOS、Android用)を12月に国内でサービスを開始しました。App Storeセールスランキングで14位に入るなど、順調な滑り出しとなりました。

 「ω-Force」ブランドでは、TYPE-MOON監修、株式会社アニプレックス制作協力による「Fate」シリーズ最新作『Fate/Samurai Remnant』(PS5、PS4、Nintendo Switch、Windows(Steam)用))を2023年に発売予定であることを発表しました。

 「Team NINJA」ブランドでは、当社が開発を担当した『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN

(発売元:株式会社スクウェア・エニックス)』が、12月に発表された「PlayStation® Partner Awards 2022 Japan Asia」にて、ユーザー投票によって選出される「USERS’CHOICE AWARD」を受賞しました。

 「ガスト」ブランドでは、開発中のスマートフォンゲーム『BLUE REFLECTION SUN/燦』(iOS、Android、DMM GAMES用)のクローズドβテストを12月に実施しました。

 「ルビーパーティー」ブランドでは、国内で配信中の『金色のコルダ スターライトオーケストラ』において各種ゲーム内イベントを実施しました。イベント事業では『アンジェリーク ルミナライズ 2nd Floating Stage』を開催しました。

 「midas」ブランドでは、新規スマートフォンゲームの開発に注力しております。

 上記ブランド以外では、当社が開発を担当した『ウルトラ怪獣モンスターファーム』(Nintendo Switch用)が10月に

株式会社バンダイナムコエンターテインメントから国内、アジア、北米で発売されました。

 IP事業においては、国内及びアジア各地域で配信中の『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)が、引き続き高水準で推移しました。

 以上の結果により、エンタテインメント事業の売上高は462億98百万円(前年同四半期比11.6%減)、セグメント利益は224億56百万円(同15.5%減)となりました。

 

アミューズメント事業

 アミューズメント施設は、12月に新たに1店を出店し、店舗数は10店となりました。スロット・パチンコでは、当社が開発を担当した1タイトルが稼働を開始しました。

 以上の結果により、アミューズメント事業の売上高は22億65百万円(前年同四半期比14.2%増)、セグメント利益は

3億96百万円(同143.0%増)となりました。

 

不動産事業

 ライブハウス型ホールKT Zepp Yokohamaは、有観客イベントで高い稼働率を維持し、開業以来の累計観客動員数は50万人を目前にしております。

 以上の結果により、不動産事業の売上高は9億46百万円(前年同四半期比20.4%増)、セグメント利益は2億31百万円(同83.9%増)となりました。

 

その他事業

 その他事業の売上高は2億76百万円(前年同四半期比39.0%減)、セグメント損失は89百万円(前年同四半期はセグメント利益2億54百万円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

①資産の部

 当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して307億11百万円減少し1,890億92百万円となりました。これは主に、繰延税金資産が56億62百万円増加した一方で、有価証券が172億81百万円、その他流動資産に含まれている未収還付法人税等が92億25百万円、現金及び預金が74億21百万円それぞれ減少したことによるものであります。

②負債の部

 当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して142億47百万円減少し674億54百万円となりました。これは主に、短期借入金が90億円増加した一方で、その他流動負債に含まれている預り金が94億80百万円、未払金が71億33百万円、未払法人税等が57億27百万円それぞれ減少したことによるものであります。

③純資産の部

 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して164億63百万円減少し1,216億37百万円となりました。これは主に、為替換算調整勘定が3億18百万円増加した一方で、その他有価証券評価差額金が137億15百万円、利益剰余金が33億64百万円それぞれ減少したことによるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億80百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。