第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 経営成績の分析

当第1四半期連結累計期間における世界経済は、景気は緩やかに回復しつつあるものの、世界的な金融引き締めや物価上昇等により、先行きは不透明な状況です。

第3次中期経営計画の2年目となる当期は、グループ経営方針として「グローバルIPの創造と展開」を掲げ、各種施策に取り組んでいます。経営基本方針として掲げる「社員の福祉の向上」実現のため、8期連続となるベースアップ並びに初任給の引き上げを実施しました。人材が最も重要な資産であるとの考えに基づき、従来から働きがい向上につながる施策に取り組んでいます。今後も「世界No.1のデジタルエンタテインメントカンパニー」を目指して、社員と共に成長を続けてまいります。
 当第1四半期は、パッケージゲームでは、昨年度までに発売したタイトルのリピート販売を中心に、堅調に推移しました。スマートフォンゲームでは、安定した既存タイトルに加え、新作1タイトルが配信開始されたことから、オンライン・モバイルとして四半期で過去最高の売上高を更新しました。営業利益は、人件費や外注加工費等の増加、協業先による開発費負担の減少により、前年同期を下回りました。営業外収支においては、引き続き戦略的にポートフォリオの組み換えを行い、金融市場の変化に対応しながら、有価証券売却益を計上しました。

これらの結果、売上高182億97百万円(前年同四半期比1.9%減)、営業利益75億6百万円(同35.6%減)、経常利益146億87百万円(同61.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益105億52百万円(同56.3%増)となりました。

 

セグメントの状況につきましては以下のとおりです。

エンタテインメント事業

「シブサワ・コウ」ブランドでは、国内でサービス中のスマートフォンゲーム『信長の野望 覇道』が、半周年記念キャンペーン等の施策を行い、好調に推移しました。
 「ω-Force」ブランドでは、当社が開発・運営を担当し、株式会社スクウェア・エニックスが配信する乱戦コマンドバトルRPG『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』(iOS、Android用)が6月に国内でサービス開始されました。App Storeセールスランキングで2位に入るなど、良好な滑り出しとなりました。
 「Team NINJA」ブランドでは、3月に発売した『Wo Long: Fallen Dynasty』の累計出荷本数が100万本、Xbox Game Passを含む累計プレイヤー数が380万人を突破しました。
 「ガスト」ブランドでは、「ライザのアトリエ」シリーズが全世界累計出荷本数200万本を達成しました。
 「ルビーパーティー」ブランドでは、配信中の『金色のコルダ スターライトオーケストラ』においてジューンブライドイベントを実施しました。
 「midas」ブランドでは、開発中のスマートフォンゲーム『信長の野望 出陣』で、クローズドベータテストを実施し、80%以上のお客様から高評価をいただきました。
 IP事業においては、国内及びアジア各地域で配信中の『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)、3月に中国大陸で配信開始された『三国志・戦棋版』が収益に貢献しました。

以上の結果により、エンタテインメント事業の売上高は171億17百万円(前年同四半期比3.9%減)、セグメント利益は73億29百万円(同36.2%減)となりました。

 

アミューズメント事業

アミューズメント施設は、既存店売上が好調に推移しました。スロット・パチンコでは、当社が開発を担当した3タイトルが稼働を開始しました。

以上の結果により、アミューズメント事業の売上高は9億7百万円(前年同四半期比40.5%増)、セグメント利益は2億3百万円(同153.8%増)となりました。

 

 

不動産事業

ライブハウス型ホールKT Zepp Yokohamaは、引き続き高い稼働率となりました。

以上の結果により、不動産事業の売上高は3億1百万円(前年同四半期比4.7%増)、セグメント利益は31百万円(同60.3%減)となりました。

 

その他事業

ベンチャーキャピタル事業において、ファンドの管理費用が発生しました。

以上の結果により、その他事業の売上高は80百万円(前年同四半期比5.6%増)、セグメント損失は57百万円(前年同四半期はセグメント利益5百万円)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

① 資産の部

当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して219億10百万円増加し2,327億99百万円となりました。これは主に、現金及び預金が179億59百万円、投資有価証券が81億40百万円、その他流動資産に含まれる未収入金が59億80百万円それぞれ増加した一方で、売掛金及び契約資産が111億83百万円減少したことによるものであります。

② 負債の部

当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して203億40百万円増加し885億44百万円となりました。これは主に、短期借入金が150億円、未払金が89億84百万円それぞれ増加した一方で、未払法人税等が10億34百万円、その他流動負債に含まれる預り金が8億29百万円それぞれ減少したことによるものであります。

③ 純資産の部

当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して15億69百万円増加し1,442億54百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が55億96百万円、為替換算調整勘定が10億47百万円それぞれ増加した一方で、利益剰余金が52億15百万円減少したことによるものであります。

 

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、13億80百万円であります。

なお、当第1四半期連結会計期間より一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の範囲を見直しております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」をご参照ください。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。