当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、景気は持ち直しつつあるものの、米国及び欧州を中心とした金融引き締めによる下振れリスクが懸念され、先行きが不透明な状況が続いております。
第3次中期経営計画の2年目となる当期は、グループ経営方針として「グローバルIPの創造と展開」を掲げ、各種施策に取り組んでいます。
9月に開催された「東京ゲームショウ」は、来場者数が24万人を超えました。コロナ禍前と同等の水準まで戻る盛況ぶりとなる中、当社グループからも発売予定タイトルの新情報を発信しました。期間中に発表された「日本ゲーム大賞2023」では、「Fate」シリーズの完全新作アクションRPG『Fate/Samurai Remnant』が「フューチャー部門賞」を受賞しました。
当第2四半期は、パッケージゲーム3タイトルを発売、スマートフォンゲーム2タイトルを配信開始しました。オンライン・モバイル分野は、新作が好調な滑り出しとなり、既存タイトルも安定して推移したことから、四半期で過去最高の売上高を更新しました。グループの成長に向け、開発体制の増強、8期連続となるベースアップ、初任給の引上げを実施し、人件費が増加しております。また、外注加工費等の増加や、協業先による開発費負担の減少等もあり、第2四半期累計の営業利益は前年を下回りましたが、今後のさらなる成長に繋げてまいります。営業外収支においては、金融市場の動向に対応しながらポートフォリオの組み換えを行い、市場環境も安定して推移したことから、経常利益、純利益ともに前年同期を上回りました。
これらの結果、売上高397億22百万円(前年同四半期比14.3%増)、営業利益138億55百万円(同24.4%減)、経常利益232億1百万円(同31.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益167億95百万円(同23.1%増)となりました。
セグメントの状況につきましては以下のとおりです。
エンタテインメント事業
「シブサワ・コウ」ブランドでは、7月に『信長の野望・新生 with パワーアップキット』(PS4、Nintendo Switch、Windows(Steam)用)を発売し、販売本数は15万本でした。国内でサービス中のスマートフォンゲーム『信長の野望 覇道』、9月に3周年を迎えた『三國志 覇道』は引き続き安定して推移しました。
「ω-Force」ブランドでは、TYPE-MOON監修、株式会社アニプレックス制作協力による「Fate」シリーズ最新作『Fate/Samurai Remnant』を9月に発売しました。発売後1週間の出荷本数は30万本を突破しました。
「Team NINJA」ブランドでは、9月に『Wo Long: Fallen Dynasty』の追加ダウンロードコンテンツ第2弾「江東の小覇王」を配信しました。
「ガスト」ブランドでは、「アトリエ」シリーズ第1作のリメイクとなる『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』(PS5、PS4、Nintendo Switch、Windows(Steam)用)を7月に発売し、販売本数は11万本でした。9月には株式会社アカツキゲームスと共同開発し、「Team NINJA」ブランドが開発に参画する新作スマートフォンゲーム『レスレリアーナのアトリエ ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』(iOS、Android用)を配信開始し、初月に100万ダウンロードを突破するなど順調な滑り出しとなりました。
「ルビーパーティー」ブランドでは、『金色のコルダ スターライトオーケストラ』において、配信2.5周年を記念したゲーム内イベントを実施しました。
「midas」ブランドでは、8月に新作スマートフォンゲーム『信長の野望 出陣』の配信を開始しました。当社初のGPSを活用したゲームとして多くのお客様にお楽しみいただいております。
IP事業においては、『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)、『三国志・戦棋版』が引き続き収益に貢献しました。
以上の結果により、エンタテインメント事業の売上高は372億10百万円(前年同四半期比13.5%増)、セグメント利益は136億52百万円(同24.1%減)となりました。
アミューズメント事業
アミューズメント施設は、既存店売上高が好調に推移しました。スロット・パチンコでは、液晶ソフト受託開発の売上高が前年同期を上回りました。
以上の結果により、アミューズメント事業の売上高は19億52百万円(前年同四半期比32.8%増)、セグメント利益は3億53百万円(同49.2%増)となりました。
不動産事業
ライブハウス型ホールKT Zepp Yokohamaは、今期も引き続き高い稼働率となりました。
以上の結果により、不動産事業の売上高は6億3百万円(前年同四半期比1.4%減)、セグメント利益は97百万円(同46.6%減)となりました。
その他事業
ベンチャーキャピタル事業において、ファンドの管理費用が発生しました。
以上の結果により、その他事業の売上高は1億74百万円(前年同四半期比14.1%増)、セグメント損失は2億48百万円(前年同四半期はセグメント損失92百万円)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して232億29百万円増加し2,341億19百万円となりました。これは主に、有価証券が384億39百万円増加した一方で、売掛金及び契約資産が86億84百万円、投資有価証券が61億34百万円それぞれ減少したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して151億88百万円増加し833億93百万円となりました。これは主に、短期借入金が150億円、未払金が22億93百万円それぞれ増加した一方で、その他流動負債に含まれる預り金が30億12百万円減少したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して80億41百万円増加し1,507億26百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が52億36百万円、利益剰余金が10億26百万円それぞれ増加したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して13億12百万円減少し、104億21百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は189億58百万円(前年同四半期は141億28百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益232億1百万円の計上の一方で、法人税等の支払額82億40百万円の減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は214億20百万円(前年同四半期は101億81百万円の支出)となりました。これは主に有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入534億31百万円の増加要因の一方で、有価証券及び投資有価証券の取得による支出733億56百万円の減少要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、支出した資金は5億18百万円(前年同四半期は50億12百万円の獲得)となりました。これは主に短期借入れによる収入150億円の増加要因の一方で、配当金の支払額157億39百万円の減少要因によるものであります。
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、30億67百万円であります。
なお、第1四半期連結会計期間より一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の範囲を見直しております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」をご参照ください。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。