第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 経営成績の分析

当中間連結会計期間における世界経済は、米国の通商政策の影響の広がり等により先行きが不透明な状態です。

このような経営環境下において、第4次中期経営計画の初年度となる当期は、中長期での飛躍に向けた「成長のための基盤づくり」をテーマとして各種施策に取り組んでいます。

9月に開催された「東京ゲームショウ2025」は過去最大の出展規模となる中、当社グループからも発売予定タイトルの新情報を発信しました。「日本ゲーム大賞2025」においては『真・三國無双 ORIGINS』が「年間作品部門」にて「優秀賞」を受賞しました。また、第3四半期以降に発売を予定している『仁王3』『ゼルダ無双 封印戦記』(※1)が「フューチャー部門賞」を受賞するなど、今期の大型タイトルへの期待度が高まっています。

当中間期はリピート販売、既存の運営タイトルが中心となり、売上高、営業利益は前年同期を下回りました。営業外収支は金融市場の動向を注視しながら運用を行い、利益を計上しました。

これらの結果、売上高312億68百万円(前年同期比11.2%減)、営業利益79億64百万円(同25.2%減)、経常利益177億95百万円(同15.3%減)、親会社株主に帰属する中間純利益134億65百万円(同15.7%減)となり、売上高、利益ともに当中間期の期初予想を上回りました。

 

セグメントの状況につきましては以下のとおりです。

エンタテインメント事業

「シブサワ・コウ」ブランドでは、『三國志 覇道』が配信5周年を記念したキャンペーンを実施しました。また、戦略シミュレーションゲーム『キングダム 覇道』(※2)は10月に配信を開始しました。

「ω-Force」ブランドでは、ハンティングアクション『WILD HEARTS S』を7月に発売しました。「真・三國無双」シリーズ25周年を記念し、『真・三國無双 ORIGINS』のNintendo Switch 2 版(2026年1月発売予定)と『真・三國無双2 with 猛将伝 Remastered』(2026年3月発売予定。PS5、Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、Xbox Series X|S、Windows(Steam)用)を発表しました。また、ポケモン初のスローライフ・サンドボックスゲーム『ぽこ あ ポケモン』(※3)(2026年春発売予定。Nintendo Switch 2 用)を発表しました。

「Team NINJA」ブランドでは、「仁王」シリーズの最新作『仁王3』の発売予定日(2026年2月6日)と、『零 ~紅い蝶~ REMAKE』(2026年初頭発売予定。PS5、Nintendo Switch 2、Xbox Series X|S、Windows(Steam)用)を発表しました。

「ガスト」ブランドでは、『紅の錬金術士と白の守護者 ~レスレリアーナのアトリエ~』(PS5、PS4、Nintendo Switch、Windows(Steam)用)を9月に発売しました。『ライザのアトリエ』3部作に新規要素を追加した『ライザのアトリエ ~秘密トリロジー~ DX』(2025年11月発売予定。PS5、PS4、Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、Windows(Steam)用)を発表しました。

「ルビーパーティー」ブランドでは、和風恋愛アドベンチャーゲーム「遙かなる時空の中で」シリーズの新作スマートフォンタイトル『遙かなる時空の中で 龍宮の神子』(今冬配信予定。iOS、Android用)を発表し、9月より事前登録の受付を開始しました。

「midas」ブランドでは、位置情報ゲーム『信長の野望 出陣』で2周年を記念したゲーム内キャンペーン等を実施しました。

「AAAスタジオ」では、『ゼルダ無双 封印戦記』を11月に発売しました。

IP事業においては、当社がIPを許諾したパッケージゲーム1タイトルが発売され、スマートフォンゲーム2タイトルがサービスを開始しました。『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)は引き続き収益に寄与しました。

以上の結果により、エンタテインメント事業の売上高は285億3百万円(前年同期比13.0%減)、セグメント利益は77億47百万円(同25.3%減)となりました。

※1 『ゼルダ無双 封印戦記』の海外における発売元は任天堂株式会社です。

※2 『キングダム 覇道』の配信元は株式会社バンダイナムコエンターテインメントです。

※3 『ぽこ あ ポケモン』の発売元は株式会社ポケモンです。

※4  Nintendo Switch及びNintendo Switch 2 は任天堂株式会社の商標です。

 

 

アミューズメント事業

 アミューズメント施設では既存店売上高が好調に推移しました。スロット・パチンコでは液晶ソフト受託開発に取り組みました。 

以上の結果により、アミューズメント事業の売上高は22億94百万円(前年同期比10.1%増)、セグメント利益は3億84百万円(同52.1%増)となりました。

 

不動産事業

  ライブハウス型ホールKT Zepp Yokohamaは、引き続き高い稼働率となりました。

以上の結果により、不動産事業の売上高は6億35百万円(前年同期比5.8%増)、セグメント利益は1億53百万円(同5.2%増)となりました。

 

その他事業

 ベンチャーキャピタル事業において、ファンドの管理費用が先行して発生したために損失を計上しました。

以上の結果により、その他事業の売上高は1億77百万円(前年同期比15.1%増)、セグメント損失は3億20百万円(前年同期はセグメント損失1億18百万円)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

① 資産の部

当中間連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して1,044億10百万円増加し3,142億39百万円となりました。これは主に、投資有価証券が541億63百万円、現金及び預金が270億36百万円、土地が130億49百万円、建物及び構築物が72億22百万円それぞれ増加した一方で、売掛金及び契約資産が42億88百万円減少したことによるものであります。

 

② 負債の部

当中間連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して451億5百万円増加し655億12百万円となりました。これは主に、短期借入金が350億円、繰延税金負債が131億34百万円それぞれ増加した一方で、未払法人税等が30億15百万円減少したことによるものであります。

 

③ 純資産の部

当中間連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して593億5百万円増加し2,487億26百万円となりました。これは主に、自己株式が339億93百万円減少し、その他有価証券評価差額金が324億7百万円増加したことによるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して263億78百万円増加し、489億30百万円となりました。

当中間連結会計期間におけるキャッシュ・フローは以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、獲得した資金は62億57百万円(前年同期は118億56百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前中間純利益177億95百万円の計上の一方で、法人税等の支払額72億16百万円、デリバティブ評価益44億61百万円の減少要因によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、支出した資金は276億95百万円(前年同期は290億13百万円の獲得)となりました。これは主に有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入139億65百万円の増加要因の一方で、有形固定資産の取得による支出219億99百万円、有価証券及び投資有価証券の取得による支出189億27百万円の減少要因によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、獲得した資金は480億7百万円(前年同期は81億4百万円の支出)となりました。これは主に短期借入れによる収入350億円、自己株式の処分による収入319億95百万円の増加要因の一方で、配当金の支払額189億20百万円の減少要因によるものであります。

 

 

(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(5) 経営方針・経営戦略等

当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(6) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(7) 研究開発活動

当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、54億13百万円であります。

なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【重要な契約等】

当中間連結会計期間において、重要な契約等の決定又は締結等はありません。