当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、政府の景気対策効果による、企業収益や雇用・所得環境の改善等を背景に、緩やかな回復基調にありました。しかしながら、中国を始めとした新興国経済の下振れ、英国のEU離脱問題や米大統領選挙等、世界経済の動向や国際的な金融市場の変動リスク等を注視していかなければならない状況が続いております。
また、当社を取り巻く事業環境は、高齢化の進展による手術数の増加、院内感染や医療事故防止対策の推進により、国内外において医療用消耗品のニーズの拡大が続いております。
さらに、医療機器産業はわが国の経済成長に寄与し得る産業として期待され、「健康・医療戦略推進法」及び「独立行政法人日本医療研究開発機構法」の公布、医工連携を促す医療機器開発の支援体制等、国内医療機器産業の発展への素地は整いつつあります。
しかしながら、平成26年11月に施行された「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」により規制緩和が進み、国内外の異業種からの新規参入や既存メーカーの新分野への積極的な取り組みなど、他メーカーとの競合が予想されます。また、製造販売業者に対し、製造販売後の安全管理体制の一層の充実・強化、市場に対する責任の明確化を要求され、引き続き業界を取り巻く経営環境は厳しい状況が続いております。
このような状況のもと、当社は、高品質製品の常時安定供給を優先事項と掲げ、ユーザーと密着した営業活動の推進、品質を確保しながらもコスト競争力をもった生産体制の構築並びに高度先進医療分野への研究開発活動の強化に取り組んでまいりました。
当第2四半期累計期間の経営成績の分析は次のとおりであります。
① 売上高
売上高は、4,180百万円(前年同期比3.6%増)となりました。これは主として、主力の吸引器関連において、病棟用のキューインポットが好調に推移したこと等によるものです。
② 営業利益
営業利益は、853百万円(前年同期比3.0%増)となりました。これは主として、人件費及び研究開発費の増加により販売費及び一般管理費が増加したものの、売上の拡大により売上総利益が増加したこと等によるものです。
③ 経常利益
経常利益は、854百万円(前年同期比2.2%増)となりました。これは主として、助成金収入等の営業外収益が減少したものの、営業利益が増加したこと等によるものです。
④ 四半期純利益
四半期純利益は、626百万円(前年同期比7.5%増)となりました。これは主として、経常利益の増加に加えて、税率の引き下げにより法人税等が減少したこと等によるものです。
(2)財政状態の分析
① 資産
流動資産は、前事業年度末に比べて5百万円減少し、6,199百万円となりました。これは主として、製品が86百万円増加したものの、現金及び預金が36百万円、受取手形及び売掛金が53百万円それぞれ減少したこと等によるものです。
固定資産は、前事業年度末に比べて177百万円増加し、4,108百万円となりました。これは主として、建設仮勘定が235百万円増加したこと等によるものです。
② 負債
流動負債は、前事業年度末に比べて60百万円減少し、2,601百万円となりました。これは主として、設備関係支払手形が206百万円増加したものの、未払金(流動負債「その他」)が210百万円、未払法人税等が62百万円それぞれ減少したこと等によるものです。
固定負債は、前事業年度末に比べて124百万円減少し、837百万円となりました。これは主として、長期借入金が119百万円減少したこと等によるものです。
③ 純資産
純資産は、前事業年度末に比べて356百万円増加し、6,869百万円となりました。これは主として、繰越利益剰余金が剰余金の配当により269百万円減少したものの、四半期純利益を626百万円計上したこと等によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べて36百万円減少し、2,266百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は、583百万円(前年同期比108百万円増)となりました。これは主として、法人税等の支払いが297百万円、未払金の減少が140百万円あったものの、税引前四半期純利益を849百万円、減価償却費を90百万円それぞれ計上したこと等によるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は、140百万円(前年同期比1,186百万円減)となりました。これは主として、有形固定資産の取得により130百万円支出したこと等によるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は、479百万円(前年同期は803百万円の収入)となりました。これは主として、配当金を270百万円支払い、短期借入金を50百万円、長期借入金を154百万円それぞれ返済したこと等によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は220百万円であります。