第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当第3四半期累計期間末日(平成29年12月31日)現在において、当社が判断したものであります。

(1)業績の状況

 当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善などが見られ、緩やかな回復基調で推移しました。一方、海外においては、米国や中国の財政・金融政策の動向並びに東アジアを始めとする世界各地の地政学的リスクの高まり等により先行き不透明な状況が続いております。

 また、当社を取り巻く事業環境は、高齢化の進展による手術数の増加、病院内感染や医療事故防止対策の推進により国内外において医療用消耗品のニーズの拡大が続いております。

 さらに、医療機器産業はわが国の経済成長の一端を担うことを期待されており、日本医療研究開発機構の設立、革新的な医療機器開発支援及び医工連携をはじめとした医療機器開発支援ネットワークの構築など、近年、官民を挙げて業界発展のためのサポート体制が整備・強化されてきております。

 しかしながら、規制緩和による国内外の新規、既存メーカーとの競争激化や製品の品質、有効性及び安全性の確保等に要するコストも増加しており、依然業界を取り巻く事業環境は厳しい状況が続いております。

 このような状況のもと、当社は、高品質製品の常時安定供給を優先事項と掲げ、ユーザーと密着した営業活動の推進、品質を確保しながらもコスト競争力をもった生産体制の構築並びに独創的な製品の研究開発活動の強化に取り組んでまいりました。

 当第3四半期累計期間の経営成績の分析は次のとおりであります。

① 売上高

 売上高は、6,617百万円(前年同期比4.0%増)となりました。これは主として、主力の吸引器関連において、病棟用のキューインポットが好調に推移したこと等によるものです。

② 営業利益

 営業利益は、1,278百万円(前年同期比5.4%減)となりました。これは主として、当期より新工場が稼動したことに伴う減価償却費などの固定費の増加及び新製品開発の推進に伴う研究開発費が増加したこと等によるものです。

③ 経常利益

 経常利益は、1,278百万円(前年同期比5.6%減)となりました。これは主として、営業利益が減少したこと等によるものです。

④ 四半期純利益

 四半期純利益は、815百万円(前年同期比17.6%減)となりました。これは主として、固定資産除却損及び50周年記念行事費用が特別に発生したこと等によるものです。

(2)財政状態の分析

① 資産

 流動資産は、前事業年度末に比べて252百万円増加し、6,542百万円となりました。これは主として、現金及び預金が111百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が294百万円、原材料が119百万円それぞれ増加したこと等によるものです。

 固定資産は、前事業年度末に比べて135百万円減少し、4,581百万円となりました。これは主として、建物が1,540百万円、工具、器具及び備品(有形固定資産「その他」)が109百万円それぞれ増加したものの、建設仮勘定が1,753百万円減少したこと等によるものです。

② 負債

 流動負債は、前事業年度末に比べて97百万円減少し、3,104百万円となりました。これは主として、短期借入金が250百万円、1年内返済予定の長期借入金が107百万円、支払手形及び買掛金が89百万円、未払費用が54百万円それぞれ増加したものの、未払金(流動負債「その他」)が576百万円減少したこと等によるものです。

 固定負債は、前事業年度末に比べて997百万円増加し、1,522百万円となりました。これは主として、長期借入金が998百万円増加したこと等によるものです。

③ 純資産

 純資産は、前事業年度末に比べて782百万円減少し、6,496百万円となりました。これは主として、四半期純利益を815百万円計上したものの、自己株式が327百万円増加し、利益剰余金が剰余金の配当により809百万円及び自己株式の処分により355百万円、資本剰余金が104百万円それぞれ減少したこと等によるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は378百万円であります。

 

(6)主要な設備の状況

 当第3四半期累計期間中において、前事業年度末に計画中であった重要な設備の新設について完了したものは次のとおりであります。

事業所名

(所在地)

設備の内容

投資額

(千円)

完了年月

完成後の増加能力

和泉アセンブリー

センター

(大阪府和泉市)

生産設備

研究開発設備

2,153,720

平成29年7月

(注)1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

2 完成後の増加能力は算出することが困難なため記載を省略しております。