当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善や、堅調な雇用・所得環境を背景に、緩やかな回復基調で推移している一方で、米国の保護主義への傾斜やそれに端を発する貿易摩擦のリスクへの懸念等から、依然として先行きが不透明な状況であります。
当社グループ製品の主要市場である路線バス業界においては、東京オリンピック・パラリンピックに向けた設備
更新需要を背景に、主に首都圏のバス事業者の機器更新需要が見込まれております。
このような状況のもとで当社グループは、運賃収受システムの更新案件の取り込みに加え、「液晶運賃表示器」
等の「バス統合管理モジュール」製品・商品の拡販を進めました。また、将来の「バス車載機器のオンライン化」
(注)システム化の布石として、「バスロケーションシステム」関連商品の拡販を進めました。
なお、当期においては前期に引き続き「将来の機器更新需要を見据え、『次世代型ICカード機器』等の研究開
発に経営資源を集中投入していく」ことを当社グループの取組みの柱としております。当第2四半期連結累計期間
においては、研究開発費を334,111千円(前年同四半期比6.8%増)計上いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,027,501千円(前年同四半期比49.4%減)、営業損失は758,214千円(前年同四半期は194,858千円の営業損失)、経常損失は742,882千円(前年同四半期は177,571千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は871,824千円(前年同四半期は123,004千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、当社グループは単一セグメントでありましたが、ソタシステム株式会社の連結子会社化に伴い、第1四
半期連結会計期間より報告セグメントとして記載する事業セグメントを「運賃収受機器事業」と「システム開発事
業」の区分にしております。
(運賃収受機器事業)
運賃収受機器事業においては、路線バス及びワンマン鉄道車両での運賃収受機器等の設計、開発、製造、販売及
びメンテナンスサービスを展開しております。
当事業における売上高は946,773千円(前年同四半期比53.4%減)、営業損失は799,151千円(前年同四半期は194,858千円の営業損失)となりました。売上高については、前年同四半期にあった大型案件の剥落に加え、需要の端境期にあることから大幅に減少しました。利益面については、売上高の大幅減少に加え、研究開発投資など費用が増加したことにより、営業損失となりました。
(システム開発事業)
システム開発事業においては主に交通系インフラ案件、ETC関連開発案件及びその他社会インフラ系案件のシステム開発、エンジニアリング、ソフトウエア設計並びにシステム及び機器の輸出入販売を展開しております。
当第2四半期連結累計期間においては、交通系インフラ案件が順調に推移した結果、当事業における売上高は148,535千円、営業利益は3,458千円となりました。
(注)バス車載機器のオンライン化:モバイル通信を用いてバス車載機器とバス営業所の間においてリアルタイム通信環境を構築し、各種データの相互配信及び収集したデータの分析・活用並びにバスロケーションシステムに対応した位置情報の配信並びに非常時の状況確認等を可能にするシステム化のことであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前年同四半期末と比べ1,360,232千円減少し、1,428,484千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動に使用した資金は1,046,319千円(前年同四半期は881,152千円の収入)となりました。これは主に、仕入債務の増加464,204千円及び売上債権の減少399,206千円により資金が増加いたしましたが、たな卸資産の増加1,189,028千円及び税金等調整前四半期純損失の計上742,401千円により資金が減少したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は703,768千円(前年同四半期は4,370千円の支出)となりました。これは主に、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入624,268千円並びに定期預金払戻による収入148,000千円により資金が増加したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は56,888千円(前年同四半期は46,150千円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払いによる支出46,148千円の影響であります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、334,111千円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
①生産実績
当第2四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
品目 |
金額(千円) |
前年同期比(%) |
|
運賃収受機器事業 |
1,729,477 |
126.6 |
|
システム開発事業 |
- |
- |
|
合計 |
1,729,477 |
126.6 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.システム開発事業につきましては、事業の性質上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
②受注状況
当第2四半期連結累計期間の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
品目 |
受注高(千円) |
前年同期比(%) |
受注残高(千円) |
前年同期比(%) |
|
運賃収受機器事業 |
3,252,373 |
351.5 |
2,813,371 |
697.2 |
|
システム開発事業 |
142,156 |
- |
125,876 |
- |
|
合計 |
3,394,529 |
366.9 |
2,939,247 |
728.4 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
③販売実績
当第2四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
品目 |
金額(千円) |
前年同期比(%) |
|
運賃収受機器事業 |
946,773 |
46.6 |
|
システム開発事業 |
80,727 |
- |
|
合計 |
1,027,501 |
50.6 |
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。