第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、人手不足を背景とした合理化や省力化に対する投資が進むなど企業の設備投資はゆるやかに増加しているものの、不安定な国際情勢や金融資本市場等による国内景気への影響が懸念され、依然として先行きが不透明な状況であります。

 当社グループ製品の主要市場である路線バス業界においては、東京オリンピック・パラリンピックに向けた設備更新需要を背景に、主に首都圏のバス事業者の機器更新需要が本格化しております。

 

 このような状況のもとで当社グループは、「次世代型ICカード機器」及び「首都圏向け運賃箱」の研究開発を前期に完了したことから、これらの新製品を市場に投入し、拡販を進めました。また、首都圏を中心とした運賃収受システムの更新案件を取り込み、順次納入を進めております。

 

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,623,709千円(前年同四半期比162.5%増)、営業利益は147,279千円(前年同四半期は550,572千円の営業損失)、経常利益は144,851千円(前年同四半期は542,489千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は134,302千円(前年同四半期は379,369千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

(運賃収受機器事業)

 運賃収受機器事業においては、路線バス及びワンマン鉄道車両での運賃収受機器等の設計、開発、製造、販売及びメンテナンスサービスを展開しております。

 当事業における売上高は1,545,190千円(前年同四半期比174.6%増)、営業利益は114,620千円(前年同四半期は594,375千円の営業損失)となりました。売上高については、首都圏における機器更新需要が本格化したことから大幅に増加しました。利益面については、売上高の大幅増加に加え、設計開発費の管理を徹底したことにより、増益となりました。

 

(システム開発事業)

 システム開発事業においては主に交通系インフラ案件、ETC関連開発案件及びその他社会インフラ系案件のシステム開発、エンジニアリング、ソフトウエア設計並びにシステム及び機器の輸出入販売を展開しております

 当第1四半期連結累計期間においては、交通系インフラ案件が順調に推移した結果、当事業における売上高は94,116千円(前年同四半期比40.2%増)、営業利益は18,354千円(前年同四半期比750.0%増)となりました。

 

②財政状態の状況

 当第1四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて496,694千円増加し、5,917,791千円となりました。これは主に、売上債権が456,717千円、現金及び預金が100,283千円増加したことによるものであります。

 当第1四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて5,258千円増加し、1,797,301千円となりました。

 当第1四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて105,916千円減少し、1,551,482千円となりました。これは主に、仕入債務が126,183千円減少したことによるものであります。

 当第1四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて494,447千円増加し、2,444,063千円となりました。これは主に、長期借入金が494,630千円増加したことによるものであります。

 当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて113,422千円増加し、3,719,546千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益134,302千円を計上したことによるものであります。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、8,323千円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 生産、受注及び販売の実績

①生産実績

 当第1四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

品目

金額(千円)

前年同期比(%)

運賃収受機器事業

1,729,435

318.6

システム開発事業

70,779

126.7

合計

1,800,214

300.7

(注)1.金額は販売価格によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

②受注実績

 当第1四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

品目

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

運賃収受機器事業

1,181,140

134.8

3,546,035

431.8

システム開発事業

77,545

382.4

54,980

190.4

合計

1,258,686

140.4

3,601,015

423.6

(注)1.金額は販売価格によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

③販売実績

 当第1四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

品目

金額(千円)

前年同期比(%)

運賃収受機器事業

1,545,190

274.6

システム開発事業

78,519

140.6

合計

1,623,709

262.5

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。