第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 なお、新型コロナウィルスの感染拡大による事業への影響については、今後の推移状況を注視してまいります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって企業への休業要請や外出自粛による移動制限を背景に、景気は急速に悪化しております。景気の先行きにつきましては、経済活動の再開により一部で持ち直しの動きがみられるものの、未だ収束の見通しがつかない事から依然として不透明な状況が続いております。

 そうした厳しい環境のなか、当社グループ製品の主要市場である路線バス業界においては、首都圏の設備更新需要に加えて、関西圏における運賃箱の代替投資等が見込まれており、前期に引き続き「首都圏向け運賃箱」を市場に投入し、拡販に努めてまいりました。しかし市況悪化の影響を避けることは難しく売上・利益ともに低調に推移しました。

 

 その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,962,399千円(前年同四半期比40.2%減)、営業損失は98,842千円(前年同四半期は310,251千円の営業利益)、経常損失は80,485千円(前年同四半期は320,686千円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は124,381千円(前年同四半期は263,580千円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。

 

(運賃収受機器事業)
 運賃収受機器事業においては、路線バス及びワンマン鉄道車両での運賃収受機器等の設計、開発、製造、販売及
びメンテナンスサービスを展開しております。
 当事業における売上高は2,810,293千円(前年同四半期比41.1%減)、営業損失は49,289千円(前年同四半期は279,712千円の営業利益)となりまし,た。売上高については、首都圏における機器更新需要がピークアウトしたことから大幅に減少しました。利益面については、売上高の大幅減少に伴い、赤字となりました。

 

(システム開発事業)

 システム開発事業においては主に交通系インフラ案件、ETC関連開発案件及びその他社会インフラ系案件のシステム開発、エンジニアリング、ソフトウエア設計並びにシステム及び機器の輸出入販売を展開しております。

 当第3四半期連結累計期間においては、交通系インフラ案件が低調に推移した結果、当事業における売上高は252,717千円(前年同四半期比9.7%減)、営業損失は36,110千円(前年同四半期は33,079千円の営業利益)となりました。

 

②財政状態の状況

 当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,764,966千円減少し、4,147,758千円となりました。これは主に、現金及び預金が1,055,067千円、売上債権が653,447千円減少したことによるものであります。

 当第3四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて127,934千円減少し、1,092,382千円となりました。これは主に、投資有価証券が117,979千円減少したことによるものであります。

 当第3四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて1,720,675千円減少し、1,195,491千円となりました。これは主に、短期借入金が230,000千円、賞与引当金が30,665千円増加したものの、1年内返済予定の長期借入金が1,488,000千円、未払消費税等が186,711千円減少したことによるものであります。

 当第3四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて46,173千円増加し、468,140千円となりました。

 当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて218,400千円減少し、3,576,508千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失124,381千円を計上したことによるものであります。

(2) 経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、92,476千円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 生産、受注及び販売の実績

①生産実績

 当第3四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

品目

金額(千円)

前年同期比(%)

運賃収受機器事業

2,387,489

54.2

システム開発事業

75,279

46.4

合計

2,462,768

53.9

(注)1.金額は販売価格によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

②受注実績

 当第3四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

品目

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

運賃収受機器事業

4,920,715

158.5

2,110,422

94.1

システム開発事業

283,831

182.7

131,725

424.7

合計

5,204,546

159.6

2,242,147

98.6

(注)1.金額は販売価格によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

③販売実績

 当第3四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

品目

金額(千円)

前年同期比(%)

運賃収受機器事業

2,810,293

58.9

システム開発事業

152,106

84.4

合計

2,962,399

59.8

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。