第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間の売上高は、医薬品事業は堅調に推移したものの感染管理事業が減収となったことから、対前年同四半期比1,108百万円減(15.4%減)の6,099百万円となりました。売上総利益につきましては、感染管理事業の減収に加え前年同四半期は返品調整引当金の戻入益が多額に計上されたこと等から、対前年同四半期比1,052百万円減(19.0%減)の4,472百万円となりました。   

 当第3四半期連結累計期間の販売費及び一般管理費につきましては、広告宣伝及び販売促進の強化、工場移転に伴う製造試験費用の増加等から、対前年同四半期比193百万円増(6.5%増)の3,189百万円となりました。

 これらの結果、当第3四半期連結累計期間の営業利益は対前年同四半期比1,245百万円減(49.3%減)の1,283百万円となり、経常利益は前年同四半期に多額の為替差益が計上されたこと等から、対前年同四半期比1,425百万円減(51.9%減)の1,318百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は特別損失に工場移転費用を計上したこと等から、対前年同四半期比1,030百万円減(57.1%減)の774百万円となりました。

 セグメント別の業績につきましては以下の通りであります。

 

(医薬品事業)

 医薬品事業につきましては、国内向け及び海外向けが増加したことから、売上高は対前年同四半期比36百万円増(0.8%増)の4,432百万円となりました。

 国内向けの売上高につきましては、『セイロガン糖衣A』の減少を『正露丸』の増加が上回ったことから、対前年同四半期比で微増となりました。

 海外向けの売上高につきましては、中国市場における輸出に必要となるライセンス更新手続に伴う一時的な出荷制限による影響があったものの、香港市場及び台湾市場において円安効果もあり好調に推移したことから、対前年同四半期比では増加となりました。

 セグメント損益につきましては、当第3四半期連結累計期間は売上高増加により売上総利益が増加したものの、広告宣伝費の増加や工場移転に伴う製造試験費用の増加等から、対前年同四半期比93百万円減(4.8%減)の1,862百万円の利益となりました。

 

(感染管理事業)

 感染管理事業につきましては、売上高は対前年同四半期比1,147百万円減(41.1%減)の1,646百万円となりました。

 一般用製品につきましては、例年と比較し季節性インフルエンザの全国的な流行が遅れている影響もあり、店頭販売が伸び悩み、当社からの出荷が減少したこと等から、売上高は対前年同四半期比で減少となりました。一方で第2四半期連結会計期間に販売開始した『クレべリン パワーセイバー ペンタイプ』は堅調に推移しております。

 業務用製品につきましては、株式会社デンソーと共同開発した『クレべリン カートリッジ(車両用)』が前年同四半期を上回り、新製品『クレべリン LED』も順調に推移していること等から、売上高は対前年同四半期比で増加となりました。

 セグメント損益につきましては、一般用製品の減収の影響に加え、売上総利益において前年同四半期は返品調整引当金戻入益が多額に計上された反動や、対前年同四半期で広告宣伝や販売促進を強化したこと等もあり、対前年同四半期比1,182百万円減(82.6%減)の248百万円の利益となりました。

(その他事業)

 その他事業につきましては、主に木酢液を配合した入浴液や園芸用木酢液等の製造販売を行い、売上高は対前年同四半期比2百万円増(14.7%増)の20百万円となった一方、セグメント損益は対前年同四半期比4百万円減の22百万円の損失(前年同四半期は18百万円の損失)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末における資産合計は17,261百万円(前連結会計年度末比1,337百万円減)となりました。負債合計は4,206百万円(同1,919百万円減)、純資産合計は13,055百万円(同581百万円増)となりました。前連結会計年度末からの主な変動要因は、新工場建設投資等による現金及び預金の減少等による流動資産2,502百万円の減少、新工場の土地購入等による固定資産1,164百万円の増加、新工場設備関係支払手形の決済等による流動負債1,941百万円の減少等であります。なお、自己資本比率は前連結会計年度末から8.5ポイント上昇し75.2%となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、246百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)主要な設備

 当第3四半期連結累計期間において、以下の主要な設備を取得しております。

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

完了

年月

建物

及び
構築物

機械装置及び

運搬具

土地

その他

合計

提出会社

京都工場・研究開発センター

(京都府相楽郡)

医薬品事業

感染管理事業

医薬品及び化学品製造工場、研究開発設備

2,934

238

908

76

4,157

平成27年12月

(注)帳簿価額のうち「その他」は工具器具及び備品、無形固定資産であります。なお金額には消費税等は含んでおりません。