第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間の売上高は、感染管理事業が増収となったものの医薬品事業が減収となったことから、対前年同期比0.7%減の6,058百万円となりました。売上総利益につきましては、医薬品事業の減収や円高の影響等から、対前年同期比1.7%減の4,396百万円となりました。

 当第3四半期連結累計期間の販売費及び一般管理費につきましては、広告宣伝費が減少したこと等により、対前年同期比17.3%減の2,636百万円となりました。

 当第3四半期連結累計期間の営業利益は、販売費及び一般管理費が大幅に減少した結果、対前年同期比37.1%増の1,759百万円となりました。また、経常利益は、新工場における未稼働設備関連費用の計上等から、対前年同期比24.1%増の1,636百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期において特別損失に新工場に関する工場移転費用を計上し、一方、当第3四半期連結累計期間において特別利益に新工場に関する補助金収入を計上したこと等から、対前年同期比61.6%増の1,251百万円となりました。

 セグメント別の業績につきましては以下の通りであります。

 

(医薬品事業)

 医薬品事業につきましては、対前年同期比23.0%減の3,414百万円の売上高となりました。

 国内向けの売上高につきましては、止瀉薬市場停滞の影響、期首の流通在庫が高水準にあったこと及び競合他社製品の台頭等により、対前年同期比で減少となりました。なお、流通在庫は当第3四半期連結会計期間末においてほぼ正常化しております。

 海外向けの売上高につきましては、中国市場においては輸出に必要なライセンス更新の完了を受け出荷準備中にあること、また、香港市場においては中国からの観光客減少や出荷時期変更等により、対前年同期比で減少となりました。

 セグメント損益につきましては、減収の影響等により対前年同期比15.3%減の1,577百万円の利益となりました。

 

(感染管理事業)

 感染管理事業につきましては、対前年同期比59.9%増の2,633百万円の売上高となりました。

 一般用製品につきましては、季節性インフルエンザやノロウイルスによる感染性胃腸炎等の感染症流行を背景に小売店等における当社製品販売額が対前年同期比26%増と好調に推移しております。また、前年同期と比較して流通在庫が正常化していることから、小売店等から主力製品「クレベリン ゲル」を中心に受注が増加しました。さらに、新製品「クレベリン×ベアブリック」の出荷も加わり、売上高は対前年同期比で大幅増加となりました。

 業務用製品につきましては、主力のゲル剤の出荷を中心に売上高は対前年同期比で増加となりました。

 セグメント損益につきましては、増収の影響等により対前年同期比305.3%増の1,007百万円の利益となりました。

 

(その他事業)

 その他事業につきましては、主に木酢液を配合した入浴液や園芸用木酢液等の製造販売を行い、売上高は対前年同期比43.1%減の11百万円となった一方、セグメント損益は対前年同期比9百万円増の12百万円の損失(前年同期は22百万円の損失)となりました。

(2)財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末における資産合計は18,443百万円(前連結会計年度末比2,135百万円増)となりました。負債合計は3,089百万円(同77百万円減)、純資産合計は15,353百万円(同2,213百万円増)となりました。前連結会計年度末からの主な変動要因は、アース製薬株式会社との資本業務提携契約に基づく自己株式処分等による現金及び預金の増加、売上高増加による受取手形及び売掛金の増加等から流動資産は2,361百万円の増加となりました。自己株式処分による自己株式の減少、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加等から純資産は2,213百万円の増加となりました。

 なお、自己資本比率は前連結会計年度末から3.0ポイント上昇し83.1%となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、177百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。