文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当社グループの主要事業が属する不動産業界では、低金利環境下での良好な資金調達環境を背景とした国内外の投資家の物件取得意欲に支えられ、不動産市場の回復は鮮明となってきておりますが、その一方で、今後の新規物件の取得にあたっては、物件の取得価額と収益性のバランスを慎重に見極めることが必要となってきております。また、太陽光発電業界におきましては、長期間にわたって安定して高い利回りが期待できる点、残価リスクがほぼない点、現在の良好な資金調達環境などにより、今後は利回り商品としての需要拡大が見込まれております。
こうした状況の下、アセットマネジメント事業では、引き続きファンド運用資産残高、不動産等受託資産残高の増加に向けて、投資家ニーズに適合した魅力的な商品開発に努めております。
また、インベストメントバンク事業では、割安な不動産物件への投資・バリューアップを行うべく国内外の物件のソーシングに努めました。国内においては販売用不動産の取得と販売を行ったほか、新規開発用の不動産取得を行いました。海外不動産につきましては、前期に取得しバリューアップを行った米国カリフォルニア州の物件の販売が完了したほか、新たに同州にて複数物件を取得しバリューアップ施策を推進いたしました。さらに、新たに取り組んでおりますテキサス州の物件につきましても、引き続きマーケティングを進めております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は売上高980百万円(前年同期比34.9%減)、営業利益145百万円(前年同期比54.2%減)、経常利益140百万円(前年同期比55.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益115百万円(前年同期比57.4%減)となりました。
<アセットマネジメント事業>
当第2四半期連結会計期間末において、当社グループが運用するファンド運用資産残高は173億円(一部円換算US$1.00=108.70円)、当社グループがアセットマネジメント業務を受託している不動産等の受託資産残高は221億円となりました。
不動産ファンドにつきましては、アセットマネジメントフィー及びファンド管理報酬等を計上いたしました。証券ファンドにつきましては、外国投資信託の管理報酬等を計上いたしました。また、太陽光発電ファンド事業につきましてもアセットマネジメントフィー等を計上いたしました。この結果、アセットマネジメント事業全体では、売上高168百万円(前年同期比54.5%増)、セグメント利益78百万円(前年同期のセグメント損失は0百万円)となりました。
<インベストメントバンク事業>
不動産投資等部門では、国内外の販売用不動産の売却や保有不動産の賃料収入等により807百万円を計上いたしました。証券投資等部門では、金融商品仲介業務による報酬等により4百万円計上いたしました。この結果、インベストメントバンク事業全体では、売上高811百万円(前年同期比41.9%減)、セグメント利益175百万円(前年同期比60.2%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は1,338百万円となり、前連結会計年度末と比較して88百万円の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と増減要因は次のとおりであります。
営業活動によって減少した資金は、275百万円(前年同期は99百万円の増加)となりました。これは税金等調整前四半期純利益140百万円を計上したことに加え、販売用不動産91百万円の増加等による資金減少が主な要因であります。
投資活動によって増加した資金は、178百万円(前年同期は53百万円の減少)となりました。これは主に定期預金の解約による収入200百万円による資金増加が主な要因であります。
財務活動によって増加した資金は、186百万円(前年同期は211百万円の増加)となりました。これは主に借入金の純増減223百万円による資金増加が主な要因であります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。
アセットマネジメント事業、インベストメントバンク事業ともに、不動産市況や経済情勢、金利動向、資金調達環境等の影響を受けるため、それらが変動した場合は当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。また、太陽光発電投資等部門は、再生可能エネルギー法及び関連法制度等の法的規制を受けていることから、政府の政策変更とこれらの法制度変更等により、経営成績に重要な影響を与える可能性があります。
こうした事業環境の下、アセットマネジメント事業においては、投資家の様々なニーズに対応するため、不動産のみならず多様なアセットを対象としたファンドの開発・組成を行ってまいります。インベストメントバンク事業においては、割安な国内外の不動産物件の投資・バリューアップによる売却を積極的に推進するとともに、太陽光発電設備についても新たなアプローチを含めた取り組みを継続し、収益の拡大に尽力いたします。また、富裕層をターゲットとした販売ルートの開拓・強化にも努めてまいります。
当第2四半期連結累計期間において、棚卸資産取得資金として80百万円、運転資金として825百万円を金融機関より借り入れる一方で681百万円の返済を行いました。この結果、当第2四半期連結会計期間末における借入金残高は904百万円となりました。