第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度末の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものです。

 

(1)経営成績の状況

2019年12月期第2四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年6月30日)の業績は、以下のとおりです。

(単位:百万円)

 

2018年12月期

第2四半期連結累計期間

(自  2018年1月1日

 至  2018年6月30日)

2019年12月期

第2四半期連結累計期間

(自  2019年1月1日

 至  2019年6月30日)

前年同期比

 売上収益

5,938

5,786

△2.6

 営業利益

1,583

456

△71.2

 税引前四半期利益

1,530

429

△71.9

親会社の所有者に帰属する
四半期利益

607

289

△52.3

 

 

当社グループは「毎日の料理を楽しみにする」というミッションの下、日本のみならず世界中の料理のつくり手を増やすべく、料理に関する様々な課題解決に向けた積極的な投資を行っています。このミッションについて、当社グループの事業活動の目的・存在意義を明確にするため、定款に「当会社は、『毎日の料理を楽しみにする』ために存在し、これをミッションとする。」「世界中のすべての家庭において、毎日の料理が楽しみになった時、当会社は解散する。」という記載をしています。個人と社会と地球が抱える様々な課題を、料理をとおして見つけ、考え、解決し、これからの時代にふさわしい豊かさを当社グループはつくっていくことを使命と考えています。

「クックパッド」の当第2四半期の国内の平均月間利用者数は、前四半期(2019年1月~3月)と比較して81万人減少し、5,483万人(ブラウザベースまたは端末ベースにより集計した訪問者の月間平均)となりました。投稿レシピ数については、前四半期末と比較して5万品増加し315万品となりました。

海外の平均月間利用者数については、前四半期(2019年1月~3月)と比較して240万人減少し、3,864万人(Google Analytics提供データにより当社で集計した月間平均)となりました。なお、当事業年度より海外の「クックパッド」展開国すべての利用者を言語別に集計しています。展開国数は72ヵ国、言語数は29言語で(日本を除く)、投稿レシピ数については、前四半期末と比較して45万品増加し286万品となりました。

当社グループは、テクノロジーを駆使した料理に関する課題解決を推進する上で重要なエンジニア・デザイナー等のサービス開発人材を獲得すると共に、新規事業への積極的な投資を進めています。今後も当社は長期的な企業価値の向上を目指し、邁進してまいります。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上収益は5,786百万円(前年同期比2.6%減)となりました。これは主に国内レシピサービス広告売上が減少したことによります。販売費及び一般管理費は5,210百万円(前年同期比19.7%増)となり、当第2四半期連結累計期間における営業利益は456百万円(前年同期比71.2%減)となりました。これは主に国内外の採用活動強化に伴う人件費およびそれに付随する費用と、CookpadTVを始めとする新規事業に係る費用が増加したこと等が要因です。また、税引前四半期利益は429百万円(前年同期比71.9%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、法人税等の計上に加え、2018年8月に実施したCookpadTV株式会社の第三者割当増資に伴い、子会社の損失の一部が非支配持分に帰属することにより、289百万円(前年同期比52.3%減)となりました。

 

当社グループは、「毎日の料理を楽しみにする事業」の単一セグメントでありますが、売上収益の内訳は、以下のとおりです。なお、当事業年度より、セグメント名称、および開示区分を変更しています。従って、前年同期の数値については組み替えをおこなっています。

(単位:百万円)

 

2018年12月期

第2四半期連結累計期間

(自  2018年1月1日

 至  2018年6月30日)

2019年12月期

第2四半期連結累計期間

(自  2019年1月1日

 至  2019年6月30日)

前年同期比

毎日の料理を楽しみにする事業

5,938

5,786

△2.6

 

国内レシピサービス会員売上

3,542

3,683

+4.0

国内レシピサービス広告売上

1,629

1,399

△14.1

その他売上

767

703

△8.3

 


 当第2四半期連結累計期間における国内レシピサービス会員売上は3,683百万円(前年同期比4.0%増)となりました。これは主にプレミアムサービスの課金経路の増加や課金導線の見直し等によりユーザビリティが向上、プレミアム会員数が増加し売上収益が増加したことによります。
  当第2四半期連結累計期間における国内レシピサービス広告売上は1,399百万円(前年同期比14.1%減)となりました。これは主に食品業界における広告資源のテレビCMや店頭販促へのシフト等によります。

当第2四半期連結累計期間におけるその他売上は、703百万円(前年同期比8.3%減)となりました。これは主に通信キャリアとのレベニューシェア型の売上収益が減少したこと等によります。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ455百万円増加し、28,664百万円となりました。このうち、流動資産は347百万円減少し、24,969百万円となり、非流動資産は802百万円増加し、3,695百万円となりました。

これらの増減の主な要因は、非流動資産については、主にIFRS第16号「リース」の適用により有形固定資産が771百万円増加したことによるものです。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ927百万円増加し、2,821百万円となりました。このうち、流動負債は86百万円増加し、1,632百万円となり、非流動負債は841百万円増加し、1,189百万円となりました。

これらの増減の主な要因は、流動負債については、未払法人所得税等が377百万円減少したこと及びリース負債が388百万円増加したこと、非流動負債については、リース負債が889百万円増加したことによるものです。

 

(資本)

当第2四半期連結会計期間末における資本合計は、前連結会計年度末に比べ472百万円減少し、25,842百万円となりました。この主な要因は、その他の資本の構成要素が186百万円減少したこと、非支配持分が228百万円減少したこと及び利益剰余金が58百万円減少したことによるものです。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ265百万円減少し、22,490百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により獲得した資金は、115百万円となりました。この主な要因は、税引前四半期利益429百万円、減価償却費及び償却費322百万円を計上した一方で、法人所得税等の支払額735百万円が生じたことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により支出した資金は、136百万円となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出61百万円が生じたことによるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により支出した資金は、221百万円となりました。この要因は、IFRS第16号「リース」の適用によりリース負債の返済による支出が生じたことによるものです。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。