当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、及び、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響は生じておりませんが、今後の推移状況については注視してまいります。
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものです。
2020年12月期第2四半期連結累計期間(2020年1月1日~2020年6月30日)の業績は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
当社グループは「毎日の料理を楽しみにする」というミッションの下、日本のみならず世界中の料理のつくり手を増やすべく、料理に関する様々な課題解決に向けた積極的な投資を行っています。このミッションについて、当社グループの事業活動の目的・存在意義を明確にするため、定款に「当会社は、『毎日の料理を楽しみにする』ために存在し、これをミッションとする。」、「世界中のすべての家庭において、毎日の料理が楽しみになった時、当会社は解散する。」という記載をしています。
世界中の人々の生活は資本主義体制の中で非常に豊かになりました。貧困に悩む人は減り、医療技術の革新により人類の寿命は長くなりました。しかしながら、生活は豊かになりましたが、肥満や生活習慣病、バーチャルな人間関係の偏重がもたらす心の病は増加しました。また、「地球」の健康という意味でも、CO2排出量の増加、オゾン層の破壊、土壌や海洋の自浄作用を超えた汚染等大きな犠牲を払ってきました。
外食やデリバリーの普及によって、安くて美味しいものが手軽に食べられるようになりましたが、それらの食品を流通させるために、多くの森林が伐採され、ゴミも増え続けています。結局、今まであった問題を解決する中で、また新たな問題を作っているに過ぎないのではないかと当社グループは考えています。
ひとの健康に必要なものは、食事、運動、睡眠といわれています。世界でもっとも頻度高く行われている社会活動は、家族での食事です。つまり食は、地球にも、ひとにも、社会にも大きな影響を与えているといえます。この食の良し悪しが地球と、ひとと、社会のこれからの分岐点になると思っています。
当社グループは、食の世界を良くするには、「つくり手を増やすこと」だと考えています。資本主義社会では、どうしても利益の追求が優先され、結果、地球の未来を犠牲にすることが多くなりますが、つくり手になると様々な「気づき」が増え、より正しいと思う考えに基づいて「自ら変える力」が強くなります。「つくり手」で居続けてもらうためには、料理が楽しみに、それも、毎日楽しみになる仕組みづくりが必要だと思うのです。料理をもっとクリエイティブで楽しいものにしたい。「つくること」をワクワク楽しいことにしたい。「作業」ではなくどんどんうまくなるものにしたい。料理をとおして、他の人とのつながりが楽しみとなり増えていくようにしたい。そんな風に考えています。
世界中の70億人のなかには、すでに料理を楽しんでいる「つくり手」がたくさんいます。そのひとたちのエネルギーや、知恵や、思いや、気持ちが人々を励まし助けになるようなコミュニティをつくりたいと思っています。当社グループは地球、ひと、社会、の健康を「毎日の料理を楽しみにする」ことによって実現していきます。
当第2四半期連結累計期間における売上収益は5,401百万円(前年同期比6.6%減)となりました。これは主にその他売上において、通信キャリアとのレベニューシェア型の売上収益がサービス終了に伴い減少したことによります。販売費及び一般管理費は4,951百万円(前年同期比5.0%減)となりました。これは主に、新規事業にかかる費用は増加したものの、新型コロナウィルスの影響により採用活動を見合わせたこと等によります。当第2四半期連結累計期間における営業利益は282百万円(前年同期比38.2%減)となりました。また、税引前四半期利益は288百万円(前年同期比32.9%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、法人税等の計上に加え、CookpadTV株式会社において非支配持分に帰属する四半期損失が発生したことにより、179百万円(前年同期比38.0%減)となりました。
当社グループは、「毎日の料理を楽しみにする事業」の単一セグメントでありますが、売上収益の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
当第2四半期連結累計期間における国内レシピサービス会員売上は3,630百万円(前年同期比1.4%減)となりました。これは主に新型コロナウィルス感染症拡大防止に伴う、各企業の在宅勤務の導入や学校休校要請を受け、自宅での食事の機会が増える方々に向けて料理を楽しめる環境を提供することを目的に、プレミアムサービス入会の無料施策を講じたことで、課金発生タイミングが後ろ倒しになったこと等によります。
当第2四半期連結累計期間における国内レシピサービス広告売上は1,315百万円(前年同期比6.0%減)となりました。これは主にネットワーク広告の販売単価が下落したこと等によります。
当第2四半期連結累計期間におけるその他売上は、456百万円(前年同期比35.2%減)となりました。これは主に通信キャリアとのレベニューシェア型の売上収益が減少したこと等によります。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ623百万円減少し、26,581百万円となりました。このうち、流動資産は439百万円減少し、24,972百万円となり、非流動資産は184百万円減少し、1,609百万円となりました。
これらの増減の主な要因は、流動資産については、主に為替の円高影響等により現金及び現金同等物が514百万円減少したことによるものです。非流動資産については、減価償却等により有形固定資産が123百万円減少したことによるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ32百万円減少し、2,350百万円となりました。このうち、流動負債は185百万円増加し、1,614百万円となり、非流動負債は218百万円減少し、736百万円となりました。
これらの増減の主な要因は、流動負債については、法人所得税費用の計上に伴い未払法人所得税等が343百万円増加したこと、非流動負債については、リース負債の返済により、リース負債が217百万円減少したことによるものです。
(資本)
当第2四半期連結会計期間末における資本合計は、前連結会計年度末に比べ590百万円減少し、24,230百万円となりました。この主な要因は、為替の円高影響等によりその他の資本の構成要素が576百万円減少したこと、非支配持分が194百万円減少したこと及び利益剰余金が179百万円増加したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ514百万円減少し、22,591百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は、538百万円となりました。この主な要因は、税引前四半期利益288百万円、減価償却費及び償却費270百万円を計上したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、182百万円となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出122百万円が生じたことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、196百万円となりました。この主な要因は、リース負債の返済による支出196百万円が生じたことによるものです。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。