第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

    当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

    また、第6期有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

    当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

  当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな景気回復基調が継続しておりますが、一部に弱さも

 みられます。

   個人消費は総じて底堅い動きとなっており、食品業界においても、昨年来の円安による原材料価格の高騰に伴い、

  値上げが相次ぐなど物価が上昇する中でも、消費支出は堅調に推移しています。

   このような経営環境下、当期においては、「雪印メグミルクグループ中期経営計画(平成26年度~平成28年度)」

  に基づき、需要の拡大と競争力の強化に取り組み、チーズやヨーグルトなどの主力商品の拡売、生産性の向上によ

  るローコストオペレーションの実現ならびに販売価格の見直しによるコストアップへの対応等により収益向上に努

  めました。

  以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は290,624百万円(前年同期比105.0%)、営業利益

 は7,591百万円(前年同期比148.3%)、経常利益は7,278百万円(前年同期比130.2%)、親会社株主に帰属する四

 半期純利益は9月に「旧関西チーズ工場」および「旧横浜チーズ工場」の売却による特別利益を計上したため、

 11,760百万円(前年同期比511.8%)となりました。

 

  セグメントごとの当第2四半期連結累計期間の業績は次のとおりです。なお、セグメントごとの売上高および営

 業利益につきましては、外部顧客に対する金額を記載しております。

 

  ① 乳製品事業

  当事業には、乳製品(チーズ、バター、粉乳等)、油脂(マーガリン等)、育児品(乳幼児用粉乳等)等の製造・

 販売が含まれております。

  売上高は108,440百万円(前年同期比107.3%)、営業利益は4,454百万円(前年同期比123.6%)となりました。

  売上高は、販売価格の見直し後も販売物量が堅調に推移したこと、プロセスチーズの販売が前年を上回ったこと

 などから、当事業全体では増収となりました。

  営業利益は、前年からの円安や乳価改定などの原材料価格上昇の影響があったものの、販売価格の見直しなどの

 収益改善策により増益となりました。

 

  ② 飲料・デザート類事業

  当事業には、飲料(牛乳類、果汁飲料等)、ヨーグルト、デザートの製造・販売が含まれております。

  売上高は139,195百万円(前年同期比104.1%)、営業利益は1,163百万円(前年同期は営業損失79百万円)とな

 りました。

  売上高は、販売価格の見直しを行った中で、飲料は販売物量が減少しましたが、ヨーグルトはガセリ菌SP株関連

 商品への訴求に重点的に取り組んだことによりカテゴリー全体が大きく伸長したこと、デザートは新商品およびリ

 ニューアル品が牽引したことなどから、当事業全体では増収となりました。

  営業利益は、乳価改定などの原材料価格上昇の影響があったものの、ヨーグルトやデザートの売上が伸長したこ

 と、販売価格の見直しなどの収益改善策が寄与したことなどから、大幅な増益となり黒字化しました。

 

  ③ 飼料・種苗事業

  当事業には、牛用飼料、牧草・飼料作物種子、野菜種子の製造・販売が含まれております。

  売上高は24,470百万円(前年同期比98.4%)、営業利益は1,043百万円(前年同期比92.7%)となりました。

  当期は、配合飼料の販売物量が減少したことや、販売競争の激化による販売費用の増加により減収減益となりま

 した。

 

  ④ その他事業

  当事業には、不動産賃貸、共同配送センター事業等が含まれております。

  売上高は18,518百万円(前年同期比108.2%)、営業利益は868百万円(前年同期比189.3%)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産の部)

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して11,984百万円の増加となりました。これは主に、売却により土地が減少した一方で、現金及び預金や受取手形及び売掛金が増加したことなどによります。

(負債の部)

当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較して2,337百万円の増加となりました。

これは主に、長期借入金が減少した一方で、未払法人税等や支払手形及び買掛金が増加したことなどによります。

(純資産の部)

当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して9,646百万円の増加となりました。

これは主に、土地再評価差額金が減少した一方で、利益剰余金が増加したことなどによります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、20,159百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの原因は次のとおりです。

(単位:百万円)

区分

前第2四半期

連結累計期間

(26.4.1~26.9.30)

当第2四半期

連結累計期間

(27.4.1~27.9.30)

 

増減

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

6,422

7,274

851

投資活動によるキャッシュ・フロー

△18,029

10,763

28,793

財務活動によるキャッシュ・フロー

9,874

△7,065

△16,940

現金及び現金同等物に係る換算差額

7

△1

△8

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△1,725

10,971

12,696

現金及び現金同等物の期首残高

10,570

9,188

△1,382

新規連結に伴う現金及び現金同等物の

増加額

4

△4

現金及び現金同等物の四半期末残高

8,849

20,159

11,309

 

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、7,274百万円の収入(前年同期は6,422百万円の収入)となりました。前年同期との比較では、主に税金等調整前四半期純利益の増加、関係会社事業損失引当金の増減額の増加、固

   定資産除売却損益の減少や売上債権の増減額の増加に加え法人税等の支払額又は還付額が減少したことなどに

   より、851百万円の収入増となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、10,763百万円の収入(前年同期は18,029百万円の支出)となりました。前年同期との比較では、主に有形及び無形固定資産の取得による支出の減少や有形及び無形固定資産の売却による収入が増加したことなどにより、28,793百万円の支出減となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、7,065百万円の支出(前年同期は9,874百万円の収入)となりました。前年同期との比較では、主に短期借入金の純増減額の減少や長期借入れによる収入が減少したことなどにより、16,940百万円の支出増となりました。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりであります。

 

①  買収防衛策導入の基本方針

  当社取締役会は、金融商品取引所に当社株式を上場している以上、当社株式は自由に売買が行なわれることを前提にすべきであり、当社取締役会の同意がない大量買付行為がなされた場合でも、その是非を最終的に判断するのは株主の皆様であると考えます。したがいまして、株主の皆様が大量買付行為を評価するために、大量買付者から当該大量買付行為に関する十分な情報が提供されること、当社取締役会がこれを評価・検討し当該大量買付行為に関する意見も併せて株主の皆様に情報を提供すること、および必要に応じて当社取締役会が株主の皆様へ代替案を提示するための相当期間が確保されることが重要であると考えております。これらの考えに基づき、当社取締役会は、株主の皆様が大量買付行為に応じるか否かを適切にご判断いただけるようにするため、以下のとおり、大量買付行為に関するルール(以下「大量買付ルール」といいます。)を定めることとしております。当社取締役会は、大量買付者に対して当該大量買付ルールの遵守を求め、このルールに則って十分な情報が提供された場合は、その内容を評価・検討し、当該大量買付行為に関する意見も併せて株主の皆様に適切な時期に開示することといたします。

  一方、大量買付者が大量買付ルールを遵守しない場合や、大量買付ルールを遵守した場合であっても、当社の企業価値・株主共同の利益を著しく毀損するおそれのある大量買付行為の場合は、新株予約権の無償割当て等の対抗措置を発動する可能性があります。ただし、当社取締役の保身を排除するために、大量買付者が大量買付ルールを遵守した場合に対抗措置を発動することができる要件を限定し、「独立委員会」の勧告を得て、対抗措置を発動するものといたします。

 

②  大量買付ルールの概要

1)大量買付ルールの基本と大量買付行為の定義

  本買収防衛策の大量買付ルールの基本は、次のとおりです。

(ア)事前に大量買付者から当社取締役会に対して十分な情報の提供がなされること

(イ)当社取締役会による当該提供情報に関する一定の評価期間が経過した後に大量買付行為を開始すること

  また、「大量買付行為」とは、次の買付行為をいい、いずれについても予め当社取締役会が同意したものを除きます。

(ア)特定株主グループの株式等保有割合を20%以上とすることを目的とする株式等の買付け

(イ)特定株主グループの株式等保有割合が20%以上となる株式等の公開買付け

 

2)大量買付意向表明書の提出

  大量買付者が大量買付行為を行なおうとする場合には、事前に当社取締役会宛に、大量買付ルールに従う旨の「大量買付意向表明書」(以下「意向表明書」といいます。)を提出していただくことといたします。意向表明書には「大量買付者の名称および住所」「設立準拠法」「代表者の氏名」「国内連絡先」「提案する大量買付けの概要」「大量買付者およびその共同保有者が保有する当社株式等の数」「大量買付ルールを遵守する旨の誓約」を記載していただきます。

  当社取締役会は、大量買付者から意向表明書を受領したことについてすみやかに情報開示を行ないます。

 

3)大量買付情報の提供

  大量買付者には、当社取締役会に対して、当社株主の皆様の判断および当社取締役会の評価・検討のために十分な情報(以下「大量買付情報」といいます。)を提供していただきます。

  当社取締役会は、意向表明書の受領後5営業日以内に、大量買付者から当初提出していただくべき大量買付情報のリストを、回答期限を定めて交付します。

  なお、当社取締役会は、当初提出していただいた情報をすみやかに独立委員会に提供するものとします。独立委員会は、当該情報の内容を確認し、大量買付情報として不十分であると判断した場合には、その都度回答期限を定めて、十分な大量買付情報がそろうまで追加的に情報の提供を求めるよう、当社取締役会に勧告するものとします。

  独立委員会は、必要な情報がそろったと判断した時点で、大量買付情報の提出が完了した旨を当該大量買付者に書面で通知することおよびその旨の情報開示を行なうよう当社取締役会に勧告するものとします。また、当該大量買付情報が株主の皆様の判断のために必要であると認められる場合には、適切と判断する時点で、その全部または一部を開示するよう当社取締役会に勧告するものとします。

  当社取締役会は、独立委員会の勧告に沿って、大量買付情報の提出が完了した旨、および当該大量買付情報の全部または一部の情報開示を行ないます。

 

4)当社が要請する情報内容

  大量買付者に提供していただく大量買付情報の主な項目は次のとおりです。

(ア)大量買付者およびそのグループの詳細

共同保有者および特別関係者(ファンドの場合は組合員その他の構成者を含む。)の具体的名称、資本構成または主要出資者、経歴・沿革、事業内容、財務内容、当社事業と同様の企業・事業経験、同種事業の場合のセグメント情報、大量買付経験と対象企業のその後の状況等

(イ)大量買付行為の目的、方法および内容

目的、買付時期、買付方法、買付対価の価額・種類、関連する取引の仕組み、買付方法の適法性等

(ウ)買付対価の算定根拠

算定の数値、算定の前提となる事実、算定方法、算定担当者または企業、大量買付けにより生じることが予想される影響額およびその算定根拠、そのうち他の株主に対して分配される影響額と算定根拠等

(エ)買付資金の裏付け

資金調達方法、資金提供者の有無および具体的名称(実質的提供者を含む。)、資金調達に係る取引

(オ)大量買付行為完了後の当社経営方針および事業計画

意図する当社と当社グループの経営方針、事業計画、財務計画、資本政策、資産活用策、これら事業計画の実現可能性と予想されるリスク

(カ)大量買付行為完了後の取引拡大等により得られる大量買付者と当社の相乗効果

(キ)当社の利害関係者(当社従業員、取引先、顧客、地域社会等)に関する対応方針および影響

(ク)当社の他の株主様との利益相反を回避するための具体的方策

(ケ)その他当社取締役会または独立委員会が合理的に必要と判断する情報

 

5)評価期間

  当社取締役会は、大量買付行為の評価、検討、交渉、意見形成および代替案立案等を行なうための期間(以下「評価期間」といいます。)として、当該大量買付行為の内容に応じて次の(ア)または(イ)による期間を設定します。大量買付行為は、次の評価期間が経過した後にのみ実施されるものとします。

 (ア)60日:現金を対価とする公開買付けによる当社全株式等の買付けの場合

 (イ)90日:その他の大量買付けの場合

  上記期間には、独立委員会が当該大量買付行為に関する検討に要する期間および当社取締役会に対し対抗措置を発動すべきか否かを勧告するまでに要する期間を含みます。

  ただし、独立委員会は、当社取締役会が、大量買付行為の内容の検討、大量買付者との交渉、代替案の作成等を行なうために必要な範囲内で評価期間を延長することを当社取締役会に勧告できるものとします。当社取締役会が評価期間を延長することを決議した場合には、評価期間を延長する理由、延長期間、その他公表すべき事項について、当該延長の取締役会決議後すみやかに大量買付者への通知および情報開示を行なうものとします。

 

6)取締役会による意見・代替案の提示

  当社取締役会は、評価期間内において、独立委員会と連携を取りながら、当社の企業価値・株主共同の利益に資するか否かの観点で、大量買付者から提供された大量買付情報の評価・検討を行ないます。当社取締役会は、必要に応じて大量買付者と協議・交渉を行ない、大量買付けに関する提案内容の改善を大量買付者に要求し、あるいは株主の皆様に対して代替案を提示することがあります。

 

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は1,929百万円です。

(セグメントごとの内訳は、乳製品事業885百万円、飲料・デザート類事業628百万円、飼料・種苗事業415百万円です。)

なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)主要な設備

主要な設備の売却について、当第2四半期連結累計期間に重要な変動があったものは、次のとおりであります。

 

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

(百万円)

売却の年月

当社

旧関西チーズ工場

兵庫県

伊丹市

乳製品

乳製品工場

2,230

平成27年9月

当社

旧横浜チーズ工場

神奈川県

横浜市

乳製品

乳製品工場

5,287

平成27年9月

 

なお、当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設、除却等の計画はありません。