第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

(当第2四半期の概況)

第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益、雇用情勢、設備投資の改善などによりおおむね緩やかな回復基調が続きました。その一方で、中国をはじめとするアジア新興国の経済の減速やギリシャ問題等が、世界経済の下振れリスク、日本の景気を押し下げるリスクとなっております
 当社グループが属しておりますエレクトロニクス業界におきましては、その牽引役をスマートフォンに依存する傾向が続いておりますが、足下では中国のスマートフォン市場の成長が鈍化しています。その一方で、自動車分野では、電子技術の搭載による情報化や自動化の潮流が顕著であり、市場の拡大が期待されます。
 このような状況の下、当社グループは、ソニー製の半導体・電子部品事業を軸とし、自社工場におけるEMS(電子機器受託製造サービス)等の高付加価値事業の拡大、取扱い製品の拡張、外部提携も含めた新規事業の創出に引き続き注力してまいりました
 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,429億49百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益は33億57百万円(前年同期比35.5%増)、経常利益は31億76百万円(前年同期比12.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は22億97百万円(前年同期比29.3%増)となりました。

(報告セグメント別の業績)

・半導体及び電子部品事業

 半導体及び電子部品事業におきましては、主に海外のスマートフォン向け製品の販売が回復したことにより増収となりました。セグメント利益は、増収に加えて、前年同期の勝華科技股份有限公司(英文表記Wintek Corporation)関連貸倒引当金の影響が剥離したこともあり、増益となりました。
 以上の結果、売上高は1,349億69百万円(前年同期比8.7%増)、セグメント利益は34億60百万円(前年同期比41.9%増)となりました。

・電子機器事業

 電子機器事業におきましては、業務用電子機器の顧客需要の回復により増収となりましたが、高粗利率のソフトウェア事業の不振に伴いセグメント利益は赤字となりました。

 以上の結果、売上高は75億7百万円(前年同期比8.7%増)、セグメント損失は31百万円(前年同期は37百万円の利益)となりました。

・システム機器事業

 非接触ICカード関連事業におきましては、電子マネー関連ビジネスが引き続き好調に推移し、売上は伸長しました。その一方で、半導体及び電子部品の信頼性試験・環境物質分析サービス事業におきましては、売上は前年並みとなりました。セグメント利益は、先行投資等により販売費及び一般管理費が増加したことに伴い、減益となりました。
 以上の結果、売上高は14億40百万円(前年同期比8.5%増)、セグメント利益は32百万円(前年同期比71.3%減)となりました。

(2)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して10億35百万円増加し、1,328億19

百万円となりました。これは主に、現金及び預金の減少42億73百万円、受取手形及び売掛金の増加38億76百万円、たな卸資産の増加1億63百万円、その他流動資産の増加16億89百万円及び投資有価証券の減少3億4百万円によるものであります。

 負債は、前連結会計年度末と比較して5億15百万円減少し、748億97百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金の減少30億54百万円、短期借入金の増加45億26百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加20億56百万円、未払法人税等の減少4億96百万円、その他流動負債の減少3億39百万円及び長期借入金の減少31億1百万円によるものであります。

 純資産は、前連結会計年度末と比較して15億50百万円増加し、579億21百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益22億97百万円、利益剰余金からの配当3億13百万円、為替換算調整勘定の減少2億5百万円を主因としたその他の包括利益累計額の変動額4億3百万円によるものであります。

(3)キャッシュ・フローの状況の分析

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は、次の通りであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

  営業活動の結果使用した現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、71億63百万円(前年同期は17億60百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益(31億76百万円)、売上債権の増加(44億3百万円)、たな卸資産の増加(2億79百万円)、仕入債務の減少(25億15百万円)及び法人税等の支払額(13億17百万円)によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

  投資活動の結果得られた資金は、3億35百万円(前年同期は5億36百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出(2億29百万円)、定期預金の払戻による収入(12億16百万円)と預入による支出(6億円)によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

  財務活動の結果得られた資金は、31億89百万円(前年同期は31億4百万円の獲得)となりました。これは主に、運転資金のための短期借入金の純増加(45億76百万円)、長期借入金の返済による支出(10億65百万円)及び配当金の支払額(3億13百万円)によるものであります。

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。