文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前事業年度末の数値で比較を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、海外経済の不確実性等先行きは不透明な状況ではありますが、企業収益や雇用環境の改善を背景に、個人の消費マインドが持ち直す等緩やかな回復が続いております。
こうした経営環境の中、当社は、「新たなシーボンへ-革新と挑戦-」を経営指針とする平成30年3月期から平成32年3月期までの中期経営計画を進行し、「新たなお客様の開拓」「現場力の向上」「より強いブランドへ」という3つの重点課題に取り組んでおります。中期経営計画の2年目となる平成31年3月期は、人員体制の強化を図るほか、システムや研究開発に積極的な投資を行う等販売チャネル拡大に向けた経営体制づくりを進めてまいります。
当第3四半期累計期間におきましては、“販売の質”の向上を図るため、肌カウンセリングシステム「ビューティログアドバイスナビゲーター」の本格運用を開始するとともに、製品や美容知識向上を図るための教育体制を強化する等顧客満足度の高いカウンセリングの提供に注力しております。集客活動においては、集客効率のよいイベントの開拓に加え、新規顧客専任のフェイシャリスト※1やPRスタッフ※2の育成や教育体制を強化するとともに、交通広告やWeb広告、雑誌等への広告展開を強化しブランドイメージの浸透を図る等、集客活動全体の強化を図っております。既存顧客に対しては、顧客とのつながりを深めるため公式アプリをリニューアルし、サロン予約の簡略化に加え、保有ポイントや購入情報の確認等顧客の利便性の向上を図りました。
製品におきましては、新たに下記の製品を発売いたしました。
・4月:美白スキンケアライン『ホワイト』シリーズより、化粧水、美容液、クリームに非売品のシートパック
『ブライトアップマスク』をプラスした『FWセット』を数量限定発売。
・5月:紫外線等によるダメージ肌に働きかけるスペシャルケアセット『SPA04』を期間限定発売。
・6月:3種類の赤い果実(ざくろ、ナツメ、クコ)を厳選し、女性が望む栄養素を効率よく摂れるビューティド
リンク『赤い女神』を新発売。
・10月:さまざまな肌悩みに合わせて選べる薬用美容液『MD』シリーズより、濃厚なうるおいでなめらかな肌へ
導く薬用保湿美容液『スポットドライ MD』、明るく澄んだ印象の肌へ導く薬用美白美容液『ホワイト
スムージングエッセンス MDS』、加齢に伴う肌ストレスをケアしハリ肌へ導く薬用美容液『MEエッ
センス MD』をバージョンアップ。
・11月:女性のからだの巡りをサポートする栄養機能食品『美ボディサプリメント』を新発売。
むくみやたるみを集中ケアし、すっきりと引き締まったメリハリのある小顔印象へ導くスペシャルケアセ
ット『SPA08』を期間限定発売。
今秋収穫された巨峰ストレート果汁を使用した酢飲料『葡萄美人』を数量限定発売。
・12月:黄金生姜・大生姜を配合した酢飲料『酵素美人-金』を数量限定発売。
以上の販売活動を実施し、新規顧客の購入単価が伸長する等、新規集客活動の効率化が進むも既存顧客の継続数※3が伸び悩み、直営店舗における売上高は9,087,982千円(前年同期比0.6%減)となりました。
この結果、当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高9,375,832千円(前年同期比0.6%減)となり、利益面においては、サービス原価や広告宣伝費、研究開発費等の増加により、営業利益194,547千円(前年同期比56.6%減)、経常利益231,968千円(前年同期比51.5%減)、四半期純利益111,405千円(前年同期比61.0%減)となりました。
※1 フェイシャリスト
:シーボンのフェイシャリストサロンで、顧客をサポートするために化粧品の販売や美容アドバイス、美顔マッサージ等を行う専門ス
タッフ
※2 PRスタッフ
:イベント等集客活動において、シーボンのアフターサービスの仕組みの紹介や製品のサンプリング等を行うスタッフ
※3 継続数
:1カ月に1回以上来店のあるお客様ののべ人数
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ139,193千円減少し、当第3四半期会計期間末には2,596,725千円(前年同期比7.6%増)となりました。
当第3四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期累計期間において、営業活動の結果獲得した資金は187,247千円(前年同期比64.5%減)となりました。これは主に、税引前四半期純利益228,294千円、株式給付引当金の増加105,861千円、減価償却費216,419千円、法人税等の支払額301,638千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期累計期間において、投資活動の結果使用した資金は155,817千円(前年同期比53.5%減)となりました。これは主に、有価証券の償還による収入100,000千円、有形固定資産の取得による支出162,976千円、子会社株式の取得による支出30,000千円、敷金及び保証金の差入による支出29,416千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期累計期間において、財務活動の結果使用した資金は170,628千円(前年同期比5.7%増)となりました。これは主に、配当金の支払額170,155千円によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社の経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財政上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、151,723千円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況について重要な変更はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当第3四半期累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
① 資本の財源と資金の流動性について
当第3四半期累計期間において、資本の財源と資金の流動性について重要な変更はありません。
② 財政状態の分析
(流動資産)
当第3四半期会計期間末の流動資産の残高は5,324,821千円となり、前事業年度末に比べて68,927千円減少いたしました。その主な要因は、現金及び預金の減少(前事業年度末比139,193千円減)、有価証券の減少(前事業年度末比100,000千円減)、その他流動資産の増加(前事業年度末比152,367千円増)によるものであります。
(固定資産)
当第3四半期会計期間末の固定資産の残高は6,245,281千円となり、前事業年度末に比べて143,748千円減少いたしました。その主な要因は、建物の減少(前事業年度末比26,297千円減)、投資その他の資産の減少(前事業年度末比117,496千円減)によるものであります。
(流動負債)
当第3四半期会計期間末の流動負債は1,993,438千円となり、前事業年度末に比べて100,054千円減少いたしました。その主な要因は、未払法人税等の減少(前事業年度末比193,383千円減)、株式給付引当金の増加(前事業年度末比105,861千円増)によるものであります。
(固定負債)
当第3四半期会計期間末の固定負債の残高は482,430千円となり、前事業年度末に比べて13,759千円増加いたしました。その主な要因は、資産除去債務の増加(前事業年度末比13,784千円増)によるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産は9,094,233千円となり、前事業年度末に比べて126,380千円減少し、自己資本比率は78.5%(前事業年度末は78.2%)となりました。その主な要因は、利益剰余金の減少(前事業年度末比59,682千円減)、その他有価証券評価差額金の減少(前事業年度末比66,849千円減)によるものであります。