第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事業等のリスクについては、前事業年度の有価証券報告書における記載から重要な変更及び新たに生じたリスクはありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間(平成31年4月1日~令和元年12月31日)におけるわが国の経済は、米中の貿易摩擦の影響等により先行きの不透明感は増したものの、雇用・所得環境の改善を背景として個人消費が堅調に推移しており、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。

地域金融機関を取り巻く環境につきましては、市場金利の低下や他金融機関との競合等により資金運用利回りが低下するなど収益環境が一段と厳しさを増すとともに、営業基盤とする地域においても将来的に人口や事業所数の減少により地域経済の縮小が見込まれる中、地域金融機関には、高度で良質な金融商品・サービスの提供や地域社会への貢献、中小企業金融の円滑化、デジタライゼーションへの対応、財務体質の一層の強化などを通じて、地域において持続的安定的な金融仲介機能を発揮することが強く求められております。

こうした中、当社は、平成31年4月より新たな4か年計画として、第4次経営計画『変革と進化への挑戦 ~ 変わる“トモニ” 変わらぬ“ともに” ~』をスタートさせました。第4次経営計画では、グループ経営ビジョンに基づき『変革し進化する広域金融グループ』を目指し、4つの基本戦略の展開を通じて、当社グループの更なる企業価値の向上に努めてまいります。

このような環境を踏まえ、当第3四半期連結累計期間は以下のような経営成績を収めることができました。

当第3四半期連結累計期間における損益状況は、経常収益は、有価証券利息配当金、国債等債券売却益及び株式等売却益が減少したこと等により、前第3四半期連結累計期間比2,100百万円減少して52,981百万円となりました。経常費用は、与信関連費用及び株式等償却が増加しましたが、国債等債券売却損が減少したこと等により、同3百万円減少して41,661百万円となりました。その結果、経常利益は、同2,098百万円減少して11,319百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、同1,767百万円減少して8,195百万円となりました。

セグメント別の業績につきましては、銀行業セグメントの経常収益は、前第3四半期連結累計期間比1,768百万円減少して47,700百万円、セグメント利益は、同2,052百万円減少して11,169百万円となりました。リース業セグメントのセグメント利益は52百万円、その他のセグメント利益は1,779百万円となりました。

当第3四半期連結会計期間末における資産の部合計は、前連結会計年度末比878億円増加して3兆9,870億円となり、純資産の部合計は同128億円増加して2,396億円となりました。

また、譲渡性預金を含む預金等残高は、前連結会計年度末比1,043億円増加して3兆6,559億円、貸出金残高は、同734億円増加して2兆8,735億円、有価証券残高は、同528億円減少して6,392億円となりました。

 

国内・国際業務部門別収支

 当第3四半期連結累計期間の資金運用収支は、有価証券利息配当金の減少等により前第3四半期連結累計期間比276百万円減少して36,675百万円となりました。役務取引等収支は、支払保証料の減少等により同11百万円増加して3,554百万円となりました。その他業務収支は、外国為替売買損の減少等により同365百万円増加して△1,506百万円となりました。

 部門別では国内業務部門の資金運用収支は31,898百万円、役務取引等収支は3,533百万円、その他業務収支は112百万円となりました。また、国際業務部門の資金運用収支は4,777百万円、役務取引等収支は20百万円、その他業務収支は△1,619百万円となりました。

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第3四半期連結累計期間

32,249

4,701

36,951

当第3四半期連結累計期間

31,898

4,777

36,675

うち資金運用収益

前第3四半期連結累計期間

33,553

4,921

99

38,375

当第3四半期連結累計期間

33,074

5,036

77

38,033

うち資金調達費用

前第3四半期連結累計期間

1,303

219

99

1,424

当第3四半期連結累計期間

1,176

259

77

1,358

役務取引等収支

前第3四半期連結累計期間

3,516

27

3,543

当第3四半期連結累計期間

3,533

20

3,554

うち役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

6,756

46

6,802

当第3四半期連結累計期間

6,663

39

6,703

うち役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

3,239

18

3,258

当第3四半期連結累計期間

3,130

18

3,148

その他業務収支

前第3四半期連結累計期間

310

△2,181

△1,871

当第3四半期連結累計期間

112

△1,619

△1,506

うちその他業務収益

前第3四半期連結累計期間

5,365

906

6,271

当第3四半期連結累計期間

4,980

3

4,983

うちその他業務費用

前第3四半期連結累計期間

5,055

3,087

8,142

当第3四半期連結累計期間

4,867

1,622

6,490

(注)1.海外店はないため、国内業務部門と国際業務部門に区分して開示しております。国内業務部門は円建取引、国際業務部門は外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。

2.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前第3四半期連結累計期間2百万円、当第3四半期連結累計期間2百万円)を控除して表示しております。

3.資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。

 

国内・国際業務部門別役務取引の状況

 当第3四半期連結累計期間の役務取引等収益は、預金・貸出業務に係る手数料が減少したこと等により前第3四半期連結累計期間比99百万円減少して6,703百万円となりました。また、役務取引等費用については、支払保証料の減少等により同110百万円減少して3,148百万円となりました。

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

6,756

46

6,802

当第3四半期連結累計期間

6,663

39

6,703

うち預金・貸出業務

前第3四半期連結累計期間

2,237

2,237

当第3四半期連結累計期間

2,069

2,069

うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

1,269

40

1,309

当第3四半期連結累計期間

1,273

35

1,308

うち証券関連業務

前第3四半期連結累計期間

573

573

当第3四半期連結累計期間

567

567

うち代理業務

前第3四半期連結累計期間

134

134

当第3四半期連結累計期間

129

129

うち保護預り・貸金庫業務

前第3四半期連結累計期間

75

75

当第3四半期連結累計期間

74

74

うち保証業務

前第3四半期連結累計期間

69

5

75

当第3四半期連結累計期間

73

4

77

役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

3,239

18

3,258

当第3四半期連結累計期間

3,130

18

3,148

うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

221

18

239

当第3四半期連結累計期間

219

18

237

(注) 海外店はないため、国内業務部門と国際業務部門に区分して開示しております。国内業務部門は円建取引、国際業務部門は外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。

 

国内・国際業務部門別預金残高の状況

○ 預金の種類別残高(末残)

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第3四半期連結会計期間

3,394,116

36,297

3,430,413

当第3四半期連結会計期間

3,533,500

42,237

3,575,737

うち流動性預金

前第3四半期連結会計期間

1,610,163

1,610,163

当第3四半期連結会計期間

1,735,317

1,735,317

うち定期性預金

前第3四半期連結会計期間

1,773,750

1,773,750

当第3四半期連結会計期間

1,788,780

1,788,780

うちその他

前第3四半期連結会計期間

10,202

36,297

46,499

当第3四半期連結会計期間

9,401

42,237

51,639

譲渡性預金

前第3四半期連結会計期間

96,323

96,323

当第3四半期連結会計期間

80,254

80,254

総合計

前第3四半期連結会計期間

3,490,439

36,297

3,526,737

当第3四半期連結会計期間

3,613,754

42,237

3,655,992

(注)1.海外店はないため、国内業務部門と国際業務部門に区分して開示しております。国内業務部門は円建取引、国際業務部門は外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。

2.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

3.定期性預金=定期預金+定期積金

 

国内・海外別貸出金残高の状況

○ 業種別貸出状況(末残・構成比)

業種別

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内

(除く特別国際金融取引勘定分)

2,768,791

100.00

2,873,582

100.00

製造業

180,462

6.51

173,500

6.03

農業,林業

6,126

0.22

6,576

0.22

漁業

2,899

0.10

2,846

0.09

鉱業,採石業,砂利採取業

7,940

0.28

7,741

0.26

建設業

125,246

4.52

137,618

4.78

電気・ガス・熱供給・水道業

26,960

0.97

34,302

1.19

情報通信業

14,240

0.51

16,944

0.58

運輸業,郵便業

185,204

6.68

208,065

7.24

卸売業,小売業

209,255

7.55

210,984

7.34

金融業,保険業

104,685

3.78

84,378

2.93

不動産業,物品賃貸業

699,037

25.24

767,961

26.72

各種サービス業

361,930

13.07

362,607

12.61

地方公共団体

153,527

5.54

135,522

4.71

その他

691,272

24.96

724,532

25.21

海外及び特別国際金融取引勘定分

政府等

金融機関

その他

合計

2,768,791

2,873,582

 

 

(2)経営方針・経営戦略等、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等、事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。

 

(3) 主要な設備

当第3四半期連結累計期間に完成した新築、増改築等は次のとおりであります。

会社名

店舗名

その他

所在地

区分

セグメントの名称

設備の

内容

敷地面積

(㎡)

建物延面積

(㎡)

完了年月

㈱香川銀行

本店

香川県

高松市

新築

銀行業

本店ビル

2,464

11,247

令和元年11月

 

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。