当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、IT化が一層進む「教育」市場、中国を中心に自動化ニーズが高まる「FA」市場、高度化が求められる「医療」市場、セキュリティや自動車関連などのマーケットがさらに進化する「安全・生活」市場の4つの市場を重点市場と定め、活動を強化しております。
当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高9,754百万円(前年同四半期比15.1%減)、営業利益138百万円(前年同四半期比82.6%減)、経常利益88百万円(前年同四半期比88.3%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、事務所移転に伴う移転補償金89百万円を計上する一方、法人税等が139百万円であったこと等により34百万円(前年同四半期比95.5%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①光学事業
光学事業は、教育市場向けに書画カメラや電子黒板を販売することを主力事業としております。学校設備は、文部科学省主導でICT機器の導入を進めており、市場は拡大しています。しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大で夏休みが短縮する等の影響を受け、電子黒板などの納入・設置工事が後ろ倒しになったことにより、下期以降の業績に貢献する見込みです。また、M&A費用の一時費用を計上しました。
これらの結果、光学事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は6,181百万円(前年同四半期比23.3%減)、営業利益は103百万円(前年同四半期比81.7%減)となりました。
②電子事業
電子事業の売上高は、主力事業であるFA関連機器が、設備投資意欲が後退し市況が悪化するも、労働力不足から来る自動化・省力化ニーズは高く、前期並水準を維持しました。また、前期に買収した企業が売上に貢献しました。一方、利益面では価格競争の激化や工場操業度の低下により利益率が悪化しました。
これらの結果、電子事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は3,573百万円(前年同四半期比4.1%増)、営業利益は81百万円(前年同四半期比63.3%減)となりました。
財政状態については、次のとおりであります。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は17,598百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,090百万円増加いたしました。これは主に連結の範囲の変更により、現金及び預金が618百万円、受取手形及び売掛金が693百万円、商品及び製品が405百万円、仕掛品が164百万円、原材料及び貯蔵品が445百万円増加したことによるものであります。固定資産は7,554百万円となり、前連結会計年度末に比べ944百万円増加いたしました。これは有形固定資産が48百万円、無形固定資産が575百万円、投資その他の資産が320百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は25,152百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,034百万円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は15,644百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,527百万円増加いたしました。これは主に連結の範囲の変更により、支払手形及び買掛金が508百万円、短期借入金が3,587百万円増加したことによるものであります。固定負債は2,268百万円となり、前連結会計年度末に比べ271百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が210百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は17,912百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,255百万円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は7,239百万円となり、前連結会計年度末に比べ221百万円減少いたしました。これは主に利益剰余金が167百万円、為替換算調整勘定が56百万円減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は28.8%(前連結会計年度末は35.3%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ618百万円増加し5,571百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により支出した資金は233百万円(前年同四半期比42.6%増)となりました。
これは主に、税金等調整前四半期純利益174百万円、減価償却費205百万円、のれん償却額126百万円、売上債権の減少額62百万円、たな卸資産の増加額724百万円、仕入債務の増加額240百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は2,208百万円(前年同四半期は24百万円の獲得)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出126百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,368百万円、関係会社株式の取得による支出208百万円、貸付による支出473百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は3,075百万円(前年同四半期比343.7%増)となりました。
これは主に、短期借入金の純増加額3,550百万円、長期借入れによる収入200百万円、長期借入金の返済による支出456百万円、配当金の支払額202百万円等によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は、306百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 従業員数
光学事業の従業員数は、Esco Pte. Ltd.の株式を取得し連結の範囲に含めたこと等により、前連結会計年度末に比べ204名増加いたしました。
これらの結果、当社グループの従業員数は、前連結会計年度末に比べ236名増加いたしました。
なお、従業員数は就業人員数(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であります。
当社グループは㈱ファインシステムの株式取得のため、2020年7月15日付で株式譲渡契約を締結し、同日に株式を取得いたしました。
なお、詳細につきましては「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (企業結合等関係)」に記載しております。