第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

  

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から経済活動が大幅に抑制されたことにより、景気は急速に悪化し、先行きは非常に不透明な状況となりました。

このような環境のなか、当社グループは、ブライダルマーケットにおけるシェア拡大戦略を展開すべく、施設のスタイルにこだわらず、東京23区及び政令指定都市を中心とした利便性の高い場所で挙式・披露宴を運営する当社のほか、地方展開する当社100%子会社である株式会社エスクリマネジメントパートナーズ、並びに店舗・オフィスの設計施工、建築用コンテナの企画・販売・施工、建材・古材の販売など建築不動産に関するソリューションを提供し、またグループ内施設の内装工事を担う株式会社渋谷を主軸にグループ経営を推進する体制を強化し、連結業績の最大化に向け継続して取り組んでおります。

しかしながら、当第1四半期連結累計期間は、ブライダル関連事業において、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、2020年4月に発令された緊急事態宣言及び同年5月にはその延長を受け、同期間中においては運営する全施設を臨時休業といたしました。この影響により、予定されていた挙式・披露宴の多くが日程変更となり、売上高が大幅に減少することとなりました。

また、建築不動産関連事業においては、当第1四半期累計期間に竣工予定の工事等による売上高が、当初より少額であったため減収となりました。

その結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高879百万円(前年同四半期比88.7%減)、営業損失1,585百万円(前年同四半期は502百万円の利益)、経常損失1,597百万円(前年同四半期は492百万円の利益)となり、従業員の休業に伴う雇用調整助成金581百万円を特別利益に計上した一方、休業期間中の人件費、家賃、減価償却費等1,647百万円を新型コロナウイルス感染症による損失として特別損失に計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失1,877百万円(前年同四半期は319百万円の利益)となりました。

 

セグメント別の経営成績は次のとおりであります。

 

(ブライダル関連事業)

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、2020年4月に発令された緊急事態宣言及び同年5月にはその延長を受け、同期間中においては運営する全施設を臨時休業といたしました。この結果、予定されていた挙式・披露宴の多くが日程変更となったことにより売上高が大幅に減少し、ブライダル関連事業の売上高は455百万円(前年同四半期比93.7%減)、セグメント損失は1,420百万円(前年同四半期は778百万円の利益)となりました。

(建築不動産関連事業)

当第1四半期連結累計期間に竣工予定の工事等による売上高が、当初より少額であったため減収となり、建築不動産関連事業の売上高は424百万円(前年同四半期比25.7%減)、セグメント損失は69百万円(前年同四半期は12百万円の損失)となりました。尚、通期における業績については、新型コロナウイルス感染症拡大により、資材の納期遅れや、マスク着用等の感染対策による現場の作業効率悪化の影響があるものの、前連結会計年度並みの水準を見込んでおります。

 

当第1四半期連結会計期間末における資産総額は24,527百万円となり、前連結会計年度より1,299百万円増加しております。これは主に、現金及び預金が595百万円増加したこと、未成工事支出金が206百万円増加したこと、受取手形及び売掛金が144百万円減少したこと等によるものであります。負債総額は19,019百万円となり、前連結会計年度より3,269百万円増加しております。これは主に、支払手形及び買掛金が816百万円減少したこと、短期借入金が1,450百万円増加したこと、前受金が1,011百万円増加したこと、長期借入金が1,934百万円増加したこと等によるものであります。純資産は5,508百万円となり、前連結会計年度より1,970百万円減少しております。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失1,877百万円を計上したこと、配当を93百万円実施したことによるものであります。

 

(2)その他

上記(1)財政状態及び経営成績の状況に記載のとおり、当第1四半期連結累計期間は、ブライダル関連事業において、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、予定されていた挙式・披露宴の多くが日程変更となった結果、売上高が著しく減少し、重要な営業損失を計上しております。

このような不透明な事業環境下において、当社では、業績を回復・改善させるには一定期間を要するものと見込んでおり、以下の対応策を図ることとします。

 

 (新型コロナウイルス感染症拡大におけるブライダル関連事業の施策)

結婚式ライブ配信サービスの開始や、「ESCRIT NEW STANDARD」として弊社独自の感染症対策への取組みを策定し、各施設における従業員の体調管理、衛生対策、配席の工夫、換気等を徹底しております。これらに加え、ソーシャルディスタンス用パーテーション・空調抗菌フィルター、サーモカメラの導入等を行い、顧客に不安のない挙式・披露宴を開催できる環境を整えております。

 

 (コスト削減)

業務効率化等によるコスト削減を引続き行っていくこと、不動産オーナーへの賃料の減額交渉、雇用調整助成金の申請等の対応を行ってまいります。

 

 (資本業務提携)

(1)株式会社ティーケーピーとの資本業務提携

株式会社ティーケーピーと(重要な後発事象)に記載のとおり、資本業務提携契約を締結し、「withコロナ」の世界における新たな商品・サービスの開発や業務効率化を徹底し、両社がこれまで積み重ねてきたノウハウを相互に活用してまいります。具体的には、以下の事業および業務に関して検討を進めてまいります。

①当社グループ施設について、平日空き枠の販売・管理業務を株式会社ティーケーピーに委託し、同社の持つ

 約3万社に及ぶ法人顧客基盤を活用することにより平日稼働率を向上

②株式会社渋谷が、ティーケーピーグループ施設における新規出店、改装、維持修繕工事及び施設管理業務

③株式会社渋谷の建築コンテナ(特許取得済)を利用した空間ビジネスおよび抗菌・抗ウイルス対応の内装施

 工を利用した「withコロナ」ビジネスの共同開発 

 

(2)SBIホールディングス株式会社との資本業務提携

SBIホールディングス株式会社と(重要な後発事象)に記載のとおり、資本業務提携契約を締結し、保険を中心とする金融商品、さらには化粧品、健康食品など、SBIグループの有する商品及びサービスの提供を受けることで、CRM施策、ALAの販売、M&A戦略における連携等に注力し、中長期的な事業成長や収益性の向上を目指してまいります。

 

 (資金調達)

新型コロナウイルス感染拡大による影響の長期化に備えて、(重要な後発事象)に記載のとおり、2020年7月にシンジケート方式によるコミットメントライン6,000百万円を契約、長期運転資金として800百万円の借入を実行、さらに、第三者割当増資により601百万円の調達を行い、手元資金を厚く確保しております。

 

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5)施行、受注及び販売の実績

①施行実績

当第1四半期連結累計期間の挙式・披露宴施行件数の実績は、次のとおりであります。

区分

施行件数(組)

前年同四半期比(%)

ブライダル関連事業

122件

5.6

 

 

②受注状況

当第1四半期連結累計期間の受注件数及び残高の状況は、次のとおりであります。 

区分

受注件数(組)

前年同四半期比

(%)

受注件数残高(組)

前年同四半期比

(%)

ブライダル関連事業

570

20.6

5,830

98.6

 

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。