第4【経理の状況】

1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下、「IAS第34号」という。)に準拠して作成しています。

 

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2021年10月1日から2021年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日まで)の要約四半期連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けています。

 

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2021年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2021年12月31日)

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

7,11

417,724

643,236

営業債権及びその他の債権

11

1,129,421

1,398,534

棚卸資産

8

1,295,576

1,851,728

その他の金融資産

11

50,530

88,587

その他の流動資産

 

141,626

164,516

小計

 

3,034,877

4,146,601

売却目的保有資産

9

4,727

233,015

流動資産合計

 

3,039,604

4,379,616

 

 

 

 

非流動資産

 

 

 

有形固定資産

 

3,551,070

3,351,720

のれん

 

181,507

181,637

無形資産

 

342,391

341,020

持分法で会計処理されている投資

 

445,304

477,043

その他の金融資産

11

386,295

425,027

その他の非流動資産

 

10,080

11,569

繰延税金資産

 

102,567

43,736

非流動資産合計

 

5,019,214

4,831,752

資産合計

 

8,058,818

9,211,368

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2021年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2021年12月31日)

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

営業債務及びその他の債務

11

1,583,199

1,864,070

社債及び借入金

10,11

616,567

1,002,877

未払法人所得税

 

26,186

94,405

リース負債

11

71,756

67,885

その他の金融負債

11

28,808

36,197

引当金

 

18,693

13,273

その他の流動負債

 

329,697

350,374

小計

 

2,674,906

3,429,081

売却目的保有資産に直接関連する負債

9

67,430

流動負債合計

 

2,674,906

3,496,511

非流動負債

 

 

 

社債及び借入金

10,11

1,420,333

1,659,591

退職給付に係る負債

 

242,269

218,717

リース負債

11

428,666

404,256

その他の金融負債

11

34,120

35,886

引当金

 

175,634

105,812

その他の非流動負債

 

53,272

56,945

繰延税金負債

 

277,050

287,348

非流動負債合計

 

2,631,344

2,768,555

負債合計

 

5,306,250

6,265,066

 

 

 

 

資本

 

 

 

資本金

 

100,000

100,000

資本剰余金

12

1,066,459

1,053,747

利益剰余金

 

1,042,416

1,313,646

自己株式

 

8,793

8,553

その他の資本の構成要素

 

125,026

159,558

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

2,325,108

2,618,398

非支配持分

12

427,460

327,904

資本合計

 

2,752,568

2,946,302

負債及び資本合計

 

8,058,818

9,211,368

 

(2)【要約四半期連結損益計算書】

【第3四半期連結累計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年12月31日)

売上高

6,14

5,367,158

7,631,320

売上原価

 

4,601,896

6,536,851

売上総利益

 

765,262

1,094,469

販売費及び一般管理費

 

580,595

622,840

持分法による投資利益

 

37,658

62,840

その他の収益

15

35,475

38,360

その他の費用

9,15

124,002

42,690

営業利益

6

133,798

530,139

金融収益

 

3,421

6,507

金融費用

 

20,723

21,425

税引前四半期利益

 

116,496

515,221

法人所得税費用

 

58,308

144,360

四半期利益

 

58,188

370,861

 

 

 

 

四半期利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

67,012

331,826

非支配持分

 

8,824

39,035

四半期利益

 

58,188

370,861

 

 

 

 

(単位:円)

基本的1株当たり四半期利益

16

20.85

103.34

希薄化後1株当たり四半期利益

16

20.82

103.09

 

【第3四半期連結会計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第3四半期連結会計期間

(自 2020年10月1日

 至 2020年12月31日)

 当第3四半期連結会計期間

(自 2021年10月1日

 至 2021年12月31日)

売上高

 

2,004,837

2,899,912

売上原価

 

1,707,823

2,502,724

売上総利益

 

297,014

397,188

販売費及び一般管理費

 

200,836

217,066

持分法による投資利益

 

13,365

25,178

その他の収益

 

13,301

12,391

その他の費用

 

77,950

25,379

営業利益

 

44,894

192,312

金融収益

 

756

3,996

金融費用

 

6,267

9,285

税引前四半期利益

 

39,383

187,023

法人所得税費用

 

32,434

51,999

四半期利益

 

6,949

135,024

 

 

 

 

四半期利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

30,579

120,461

非支配持分

 

23,630

14,563

四半期利益

 

6,949

135,024

 

 

 

 

(単位:円)

基本的1株当たり四半期利益

16

9.52

37.51

希薄化後1株当たり四半期利益

16

9.50

37.42

 

(3)【要約四半期連結包括利益計算書】

【第3四半期連結累計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年12月31日)

四半期利益

 

58,188

370,861

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

15,165

16,600

確定給付制度の再測定

 

14,134

9,164

持分法適用会社におけるその他の包括利益

 

330

9

合計

 

29,629

25,773

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

在外営業活動体の為替換算差額

 

26,190

16,376

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

1,066

15,731

持分法適用会社におけるその他の包括利益

 

8,737

5,984

合計

 

35,993

38,091

その他の包括利益合計

 

6,364

63,864

四半期包括利益

 

51,824

434,725

 

 

 

 

四半期包括利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

60,023

383,841

非支配持分

 

8,199

50,884

四半期包括利益

 

51,824

434,725

 

【第3四半期連結会計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第3四半期連結会計期間

(自 2020年10月1日

 至 2020年12月31日)

 当第3四半期連結会計期間

(自 2021年10月1日

 至 2021年12月31日)

四半期利益

 

6,949

135,024

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

11,088

2,192

確定給付制度の再測定

 

8,311

4,667

持分法適用会社におけるその他の包括利益

 

289

65

合計

 

19,688

6,794

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

在外営業活動体の為替換算差額

 

8,802

8,506

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

2,252

9,850

持分法適用会社におけるその他の包括利益

 

1,000

2,070

合計

 

7,550

20,426

その他の包括利益合計

 

12,138

27,220

四半期包括利益

 

19,087

162,244

 

 

 

 

四半期包括利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

40,424

140,890

非支配持分

 

21,337

21,354

四半期包括利益

 

19,087

162,244

 

(4)【要約四半期連結持分変動計算書】

前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

キャッシュ

・フロー・

ヘッジ

2020年4月1日残高

 

100,000

1,138,884

982,786

6,003

76,129

2,794

四半期利益

 

67,012

その他の包括利益

 

13,027

3,217

四半期包括利益合計

 

67,012

13,027

3,217

自己株式の取得

 

3,045

自己株式の処分

 

263

263

剰余金の配当

13

70,800

株式報酬取引

 

315

非支配株主との資本取引等

12

13,551

利益剰余金への振替

 

15,008

453

非金融資産への振替

 

1,752

その他の増減

12

1,133

所有者との取引額合計

 

14,632

55,792

2,782

453

1,752

2020年12月31日残高

 

100,000

1,124,252

994,006

8,785

88,703

7,763

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注記

その他の資本の構成要素

親会社の所有者に帰属する持分合計

非支配持分

資本合計

 

在外営業活動体の為替換算差額

確定給付制度の再測定

合計

2020年4月1日残高

 

22,044

95,379

2,311,046

396,862

2,707,908

四半期利益

 

67,012

8,824

58,188

その他の包括利益

 

31,354

14,555

6,989

6,989

625

6,364

四半期包括利益合計

 

31,354

14,555

6,989

60,023

8,199

51,824

自己株式の取得

 

3,045

3,045

自己株式の処分

 

0

0

剰余金の配当

13

70,800

13,723

84,523

株式報酬取引

 

315

315

非支配株主との資本取引等

12

13,551

2,505

16,056

利益剰余金への振替

 

14,555

15,008

非金融資産への振替

 

1,752

1,752

1,127

2,879

その他の増減

12

1,133

426

707

所有者との取引額合計

 

14,555

16,760

89,966

16,929

106,895

2020年12月31日残高

 

9,310

71,630

2,281,103

371,734

2,652,837

 

当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

キャッシュ

・フロー・

ヘッジ

2021年4月1日残高

 

100,000

1,066,459

1,042,416

8,793

93,184

6,851

四半期利益

 

331,826

その他の包括利益

 

15,334

7,248

四半期包括利益合計

 

331,826

15,334

7,248

自己株式の取得

 

46

自己株式の処分

 

285

286

剰余金の配当

13

70,733

株式報酬取引

 

331

非支配株主との資本取引等

12

13,228

3,400

利益剰余金への振替

 

10,137

849

非金融資産への振替

 

10,746

その他の増減

12

470

所有者との取引額合計

 

12,712

60,596

240

2,551

10,746

2021年12月31日残高

 

100,000

1,053,747

1,313,646

8,553

111,069

10,349

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注記

その他の資本の構成要素

親会社の所有者に帰属する持分合計

非支配持分

資本合計

 

在外営業活動体の為替換算差額

確定給付制度の再測定

合計

2021年4月1日残高

 

38,693

125,026

2,325,108

427,460

2,752,568

四半期利益

 

331,826

39,035

370,861

その他の包括利益

 

20,145

9,288

52,015

52,015

11,849

63,864

四半期包括利益合計

 

20,145

9,288

52,015

383,841

50,884

434,725

自己株式の取得

 

46

46

自己株式の処分

 

1

1

剰余金の配当

13

70,733

21,140

91,873

株式報酬取引

 

331

331

非支配株主との資本取引等

12

3,400

9,828

122,820

132,648

利益剰余金への振替

 

9,288

10,137

非金融資産への振替

 

10,746

10,746

8,436

19,182

その他の増減

12

470

1,956

2,426

所有者との取引額合計

 

9,288

17,483

90,551

150,440

240,991

2021年12月31日残高

 

58,838

159,558

2,618,398

327,904

2,946,302

 

(5)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税引前四半期利益

 

116,496

515,221

減価償却費及び償却費

 

243,371

249,981

減損損失

15

95,643

13,286

受取利息及び受取配当金

15

9,393

8,142

支払利息

 

19,547

17,861

持分法による投資損益(△は益)

 

37,658

62,840

固定資産売却益

 

3,321

6,536

営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)

 

64,059

280,163

棚卸資産の増減額(△は増加)

 

68,524

553,283

営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)

 

213,910

115,972

利息及び配当金の受取額

 

35,047

51,171

利息の支払額

 

18,416

18,412

法人所得税の支払額

 

13,417

83,618

その他

 

33,551

28,367

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

542,777

21,135

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

投資有価証券の取得による支出

 

21,731

21,787

有形固定資産の取得による支出

 

208,611

182,826

短期貸付金の純増減額(△は増加)

 

1,688

30,019

長期貸付金の回収による収入

 

21,082

4,613

その他

 

18,546

22,273

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

226,118

252,292

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

 

19,916

110,907

コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少)

 

157,000

494,000

長期借入れ及び社債の発行による収入

10

260,667

452,930

長期借入金の返済及び社債の償還による支出

10

149,968

222,118

リース負債の返済による支出

 

57,874

61,260

自己株式の取得による支出

 

3,022

11

非支配持分からの払込による収入

 

41

39,000

配当金の支払額

13

70,800

70,733

非支配持分への配当金の支払額

 

13,255

21,140

連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出

 

-

170,845

その他

 

666

7,428

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

210,461

321,488

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

 

106,198

48,061

現金及び現金同等物の期首残高

 

393,302

412,300

現金及び現金同等物に係る為替変動による影響

 

4,477

6,063

売却目的資産に含まれる現金及び現金同等物

 

-

7,161

現金及び現金同等物の四半期末残高

7

495,023

459,263

 

【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

ENEOSホールディングス株式会社(以下、「当社」という。)は、日本に所在する企業です。当社の2021年12月31日を期末日とする要約四半期連結財務諸表は、当社及び子会社(以下、「当社グループ」という。)並びに関連会社及び共同支配企業に対する持分により構成されており、2022年2月14日に代表取締役社長 大田 勝幸によって承認されています。

当社グループの主な事業内容は、注記6.「セグメント情報」に記載しています。

 

2.作成の基礎

(1)要約四半期連結財務諸表が国際会計基準(以下、「IFRS」という。)に準拠している旨の記載

当社の要約四半期連結財務諸表はIFRSに準拠して作成しています。当社は「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しています。

要約四半期連結財務諸表には、連結会計年度の連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。

 

(2)測定の基礎

要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定する金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しています。

 

(3)機能通貨及び表示通貨

要約四半期連結財務諸表の表示通貨は、当社の機能通貨である日本円であり、特段の記載がない限り、百万円未満を四捨五入しています。

 

3.重要な会計方針

当要約四半期連結財務諸表の作成において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度において適用した会計方針と同一です。なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しています。

 

4.重要な会計上の見積り及び判断

要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の金額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行うことが義務付けられています。実際の業績は、これらの見積りとは異なる場合があります。

見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの変更による影響は、その見積りを変更した会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。

当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を及ぼす見積り及び判断は、新型コロナウイルス感染症の影響も含め、原則として前連結会計年度の連結財務諸表と同様です

 

5.企業結合

前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

重要な企業結合がないため、記載を省略しています。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)

重要な企業結合がないため、記載を省略しています。

 

6.セグメント情報

(1)報告セグメントの概要

当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会(最高経営意思決定者)が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている、「エネルギー」、「石油・天然ガス開発」及び「金属」を事業セグメント及び報告セグメントとしています。また、報告セグメントに含まれない事業については「その他」の区分に集約しています。

 

各報告セグメント及び「その他」の区分の主な製品・サービス又は事業内容は、以下のとおりです。

エネルギー

石油精製販売、基礎化学品、電力、潤滑油、機能材、ガス、再生可能エネルギー

石油・天然ガス開発

石油・天然ガスの探鉱・開発及び生産

金属

銅箔、精密圧延品、精密加工品、薄膜材料、非鉄金属資源の開発・採掘、非鉄金属製品(銅、貴金属、タンタル・ニオブ等)、非鉄金属リサイクル・産業廃棄物処理、チタン、電線

その他

アスファルト舗装、土木工事、建築工事、陸上運送、不動産賃貸、資金調達等のグループ共通業務

 

(2)報告セグメントごとの売上高、利益又は損失及びその他の項目

前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

エネルギー

石油・天然

ガス開発

金属

報告セグメント合計

その他

調整額

(注3)

連結

売上高

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

4,196,936

76,689

763,866

5,037,491

329,667

5,367,158

セグメント間の内部売上高又は振替高(注1)

2,764

1,511

4,275

30,105

34,380

 計

4,199,700

76,689

765,377

5,041,766

359,772

34,380

5,367,158

セグメント利益又は損失(△)

(注2)

89,268

6,617

5,364

90,521

37,341

5,936

133,798

金融収益

 

 

 

 

 

 

3,421

金融費用

 

 

 

 

 

 

20,723

税引前四半期利益

 

 

 

 

 

 

116,496

(注)1.報告セグメント間の内部売上高又は振替高は市場実勢価格に基づいています。

2.セグメント利益又は損失は、要約四半期連結損益計算書における営業利益で表示しています。

3.セグメント利益又は損失の調整額5,936百万円には、各報告セグメント及び「その他」の区分に配分していない全社収益・全社費用の純額6,492百万円が含まれています。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

エネルギー

石油・天然

ガス開発

金属

報告セグメント合計

その他

調整額

(注3)

連結

売上高

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

6,165,841

161,282

982,354

7,309,477

321,843

7,631,320

セグメント間の内部売上高又は振替高(注1)

3,051

72

1,157

4,280

29,390

33,670

 計

6,168,892

161,354

983,511

7,313,757

351,233

33,670

7,631,320

セグメント利益又は損失(△)

(注2)

300,738

71,575

122,724

495,037

32,050

3,052

530,139

金融収益

 

 

 

 

 

 

6,507

金融費用

 

 

 

 

 

 

21,425

税引前四半期利益

 

 

 

 

 

 

515,221

(注)1.報告セグメント間の内部売上高又は振替高は市場実勢価格に基づいています。

2.セグメント利益又は損失は、要約四半期連結損益計算書における営業利益で表示しています。

3.セグメント利益又は損失の調整額3,052百万円には、各報告セグメント及び「その他」の区分に配分していない全社収益・全社費用の純額2,173百万円が含まれています。

 

7.現金及び現金同等物

要約四半期連結財政状態計算書と要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の調整は、以下のとおりです。

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結会計期間

(2020年12月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2021年12月31日)

要約四半期連結財政状態計算書における

現金及び現金同等物

499,886

643,236

拘束性預金

△4,863

           (注)△183,973

要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書における

現金及び現金同等物

495,023

459,263

(注)その他の事業に属する子会社であるロードマップ・ホールディングス合同会社が、同子会社の株式会社NIPPO

を非公開化することを目的に実施した公開買付代金170,839百万円を含みます。

 

8.棚卸資産

前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における棚卸資産の評価減の金額(△は戻入金額)はそれぞれ△176,916百万円及び2,132百万円です。

なお、前第3四半期連結累計期間における戻入は、主に原油価格の上昇により正味実現可能価額が増加したことによるものです。

 

9.売却目的で保有する非流動資産又は処分グループ

前第2四半期連結会計期間末において、エネルギーセグメントの子会社であるENEOS株式会社(以下、ENEOS)と外部会社である中国石油国際事業日本株式会社による2020年9月23日付「Amendment and Restated Shareholders Agreement(修正及び改定株主間協定)」及び「Amendment to the Shareholders Agreement(改定株主間協定)」に基づき、ENEOSから持分法適用会社である大阪国際石油精製株式会社に対し、会社分割によって千葉製油所を承継することとしたため、一部の精製設備と関連する負債を売却目的保有の処分グループとして分類していましたが、前第3四半期連結会計期間に当該資産及び負債の承継が完了しています。

 

当第3四半期連結会計期間末において、石油・天然ガス開発セグメントに属する子会社であるJX石油開発株式会社が100%保有するJX Nippon Exploration and Production (U.K.) Limited(以下、JXNEPUK)の全株式について、2021年11月26日にNEO Energy Upstream UK Limited社と売却に関する契約を締結したことに基づき、JXNEPUKの資産及び負債を売却目的保有の処分グループとして分類し、同社の繰延税金資産を売却により回収可能と見込まれる金額まで減額しています。また、当該分類時点から、税引後利益の計上等によりJXNEPUKの純資産は10,780百万円増加しましたが、当第3四半期連結会計期間末において当該処分グループを売却費用控除後の公正価値で再測定した結果、当社の連結損益計算書において同額の減損損失を、その他の費用として計上しています。なお、当第3四半期連結会計期間末において、当該売却目的保有の処分グループに係るその他の資本の構成要素は、9,935百万円です。

 

10.社債

前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

発行した社債は以下のとおりです。

会社名

銘柄

発行年月日

額面金額

(百万円)

利率

(%)

担保

償還期限

ENEOSホールディングス(株)

第1回無担保

2020年7月16日

10,000

0.180

なし

2025年7月16日

第2回無担保

2020年7月16日

10,000

0.370

なし

2030年7月16日

第3回無担保

(グリーンボンド)

2020年12月1日

15,000

0.020

なし

2023年12月1日

ENEOSバイオマスパワー室蘭(同)

第6回

2020年4月28日

100

0.195

なし

2022年4月28日

第7回

2020年10月30日

300

0.314

なし

2023年3月31日

第8回

2020年10月30日

400

0.441

なし

2024年3月31日

第9回

2020年10月30日

120

0.473

なし

2025年3月31日

 

償還した社債は以下のとおりです。

会社名

銘柄

発行年月日

額面金額

(百万円)

利率

(%)

担保

償還期限

ENEOSホールディングス(株)

第4回無担保

2013年6月25日

10,000

0.999

なし

2020年6月25日

第3回無担保

2010年12月17日

10,000

1.497

なし

2020年12月17日

ENEOSバイオマスパワー室蘭(同)

第1回

2017年4月28日

100

0.260

なし

2020年4月28日

第2回

2017年10月30日

820

0.268

なし

2020年10月30日

 

当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)

発行した社債は以下のとおりです。

会社名

銘柄

発行年月日

額面金額

(百万円)

利率

(%)

担保

償還期限

ENEOSホールディングス(株)

第1回劣後特約付

ハイブリッド社債(注1)

2021年6月15日

100,000

0.700

(注4)

なし

2081年6月15日

第2回劣後特約付

ハイブリッド社債(注2)

2021年6月15日

100,000

0.970

(注4)

なし

2081年6月15日

第3回劣後特約付

ハイブリッド社債(注3)

2021年6月15日

100,000

1.310

(注4)

なし

2081年6月15日

ENEOSバイオマスパワー室蘭(同)

第11回

2021年10月30日

410

0.368

なし

2026年3月30日

(注)1.当社の選択で2026年6月15日以降の各利払日において、繰上償還可能な特約条項が付されています。

2.当社の選択で2031年6月15日以降の各利払日において、繰上償還可能な特約条項が付されています。

3.当社の選択で2036年6月15日以降の各利払日において、繰上償還可能な特約条項が付されています。

4.将来利率が上がる条項が付されており、当初の利率を記載しています。

 

償還した社債は以下のとおりです。

会社名

銘柄

発行年月日

額面金額

(百万円)

利率

(%)

担保

償還期限

ENEOSホールディングス(株)

第8回無担保

2014年6月4日

10,000

0.518

なし

2021年6月4日

第12回無担保

2016年7月28日

10,000

0.070

なし

2021年7月28日

第10回無担保

2014年12月9日

10,000

0.409

なし

2021年12月9日

ENEOSバイオマスパワー室蘭(同)

第4回

2019年10月30日

410

0.119

なし

2021年10月29日

 

11.金融商品

(1)金融商品の分類

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2021年12月31日)

金融資産

 

 

 

 

償却原価で測定する金融資産

 

 

 

 

現金及び現金同等物

 

417,724

 

643,236

営業債権及びその他の債権

 

1,122,854

 

1,396,885

その他の金融資産

 

117,941

 

165,997

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

営業債権及びその他の債権

 

6,567

 

1,649

その他の金融資産(デリバティブ)

(注1)

18,153

(注1)

16,377

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

その他の金融資産(株式)

 

300,731

 

331,240

 合計

 

1,983,970

 

2,555,384

金融負債

 

 

 

 

償却原価で測定する金融負債

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

(注2)

1,583,199

(注2)

1,864,070

社債及び借入金

 

2,036,900

 

2,662,468

リース負債

 

500,422

 

472,141

その他の金融負債

 

3,421

 

2,869

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

その他の金融負債(デリバティブ)

 

33,137

 

41,896

その他の金融負債(優先株式)

 

14,241

 

15,022

その他

 

 

 

 

その他の金融負債(デリバティブ)

(注3)

12,129

(注3)

12,296

 合計

 

4,183,449

 

5,070,762

(注)1.前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、非支配株主に対して有する買建コール・オプションをそれぞれ779百万円及び783百万円含みます。

2.前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、未払揮発油税及び軽油引取税をそれぞれ

362,470百万円及び388,203百万円含みます。

3.非支配株主へ付与した売建プット・オプションです。

 

(2)金融商品の公正価値

償却原価で測定する金融商品の帳簿価額及び公正価値

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2021年12月31日)

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

償却原価で測定する金融負債

 

 

 

 

社債及び借入金

2,036,900

2,054,263

2,662,468

2,699,351

 

公正価値の算定方法は以下のとおりです。

現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務

これらは満期又は決済までの期間が短期であるため、帳簿価額と公正価値はほぼ同額です。

 

社債及び借入金

当社の発行する社債の公正価値は、日本証券業協会の売買参考統計値を用いて算定しており、観察可能な市場データを利用して公正価値を測定しているため、レベル2に分類しています。その他当社グループの社債及び借入金の公正価値は、類似した負債を当社グループが新たに借入れる場合に適用される利率を用いて、将来キャッシュ・フローを現在価値に割り引くことにより見積っています。当該見積りは観測可能なインプットの利用により、レベル2に分類しています。

 

なお、公正価値で測定する金融商品の資産及び負債のクラスごとの公正価値は、前連結会計年度末から重要な変動はありません。また、前連結会計年度及び当第3四半期連結累計期間において、公正価値ヒエラルキーのレベル間の重要な振替はありません。

 

12.資本及びその他の資本項目

前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

(1)資本剰余金

前第3四半期連結累計期間における非支配株主との資本取引等による△13,551百万円のうち、主なものは、金属セグメントの銅合弁事業の運営体制の見直しに伴い、パンパシフィック・カッパー株式会社が運営していた事業の一部を同セグメントのJX金属製錬株式会社に移管し、その後当該会社を完全子会社化した際に生じた親会社の所有者に帰属する持分の減少額です。

 

(2)非支配株主へ付与した売建プット・オプション

当社グループでは、非支配株主へ付与した売建プット・オプションの償還金額の公正価値を金融負債として認識するとともに、プット・オプションの対象である非支配持分の認識を中止し、それらの差額を資本剰余金に含めています。前第3四半期連結累計期間において資本剰余金に含めた金額は△1,133百万円です。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)

(1)非支配株主との資本取引等

当第3四半期連結累計期間における非支配株主との資本取引等によって生じた資本剰余金△13,228百万円及び非支配持分△122,820百万円のうち、主なものは、その他の事業に属する子会社であるロードマップ・ホールディングス合同会社が、同子会社の株式会社NIPPOを非公開化することを目的とした公開買付けに伴い、NIPPO株式を取得した際に生じた親会社の所有者に帰属する資本剰余金の減少額及び非支配持分の減少額です。

また、当該取引に伴い、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産も、3,400百万円増加しました。なお、当該増加額は、当該株式取得取引が子会社持分の追加取得取引に該当するため、NIPPOグループのその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の累計額を、親会社の所有者に帰属する持分と非支配持分との間で、資本を通じて再配分したものです。

 

(2)非支配株主へ付与した売建プット・オプション

当社グループでは、非支配株主へ付与した売建プット・オプションの償還金額の公正価値を金融負債として認識するとともに、プット・オプションの対象である非支配持分の認識を中止し、それらの差額を資本剰余金に含めています。当第3四半期連結累計期間において資本剰余金に含めた金額は470百万円です。

 

13.配当金

配当金支払額

前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2020年6月25日 定時株主総会

普通株式

(注1)35,453

11.0

2020年3月31日

2020年6月26日

2020年11月11日 取締役会

普通株式

(注2)35,453

11.0

2020年9月30日

2020年12月4日

(注)1.配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する株式に対する配当金16百万円が含まれます。

2.配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する株式に対する配当金90百万円が含まれます。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2021年6月25日 定時株主総会

普通株式

(注1)35,453

11.0

2021年3月31日

2021年6月28日

2021年11月11日 取締役会

普通株式

(注2)35,453

11.0

2021年9月30日

2021年12月6日

(注)1.配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する株式に対する配当金90百万円が含まれます。

2.配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する株式に対する配当金83百万円が含まれます。

 

14.売上収益

当社グループは、エネルギー事業、石油・天然ガス開発事業、金属事業及びその他の事業を基本にして組織が構成されており、当社の取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績の評価をするために、定期的に検討を行う対象としていることから、これらの事業で計上する収益を売上高として表示しています。なお、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」以外に、IFRS第9号「金融商品」に基づく商品取引等に係る収益を、その他の源泉から生じる収益として、売上高に含めて表示しています。また、売上高は顧客の所在地に基づき地域別に分解しています。分解した売上高と各報告セグメントの売上高との関連は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

地域

エネルギー

石油・天然

ガス開発

金属

その他

合計

日本

3,642,174

5,441

437,537

316,971

4,402,123

アジア

中国

172,458

16,878

137,590

10

326,936

他アジア

248,902

27,876

148,109

2,767

427,654

その他

133,402

26,494

40,630

9,919

210,445

合計

4,196,936

76,689

763,866

329,667

5,367,158

 (注)グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しています。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

地域

エネルギー

石油・天然

ガス開発

金属

その他

合計

日本

5,097,802

9,681

527,712

306,042

5,941,237

アジア

中国

269,059

23,306

164,119

29

456,513

他アジア

495,495

46,673

229,224

2,062

773,454

その他

303,485

81,622

61,299

13,710

460,116

合計

6,165,841

161,282

982,354

321,843

7,631,320

 (注)グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しています。

 

(1)エネルギー事業

エネルギー事業においては、石油製品(ガソリン・灯油・潤滑油等)、石油化学製品、ガス(LPガス・LNG)、電力等の販売を行っています。

これらの販売は、製品の支配が顧客に移転したとき、すなわち製品を顧客へ引き渡した時点で、製品の法的所有権、物的占有権、製品の所有に伴う重要なリスク及び経済価値が移転し、顧客から製品の対価を受ける権利を得るため、その時点で収益を認識します。また収益は、顧客との契約による取引価格に基づき認識しており、取引の対価は製品の引き渡し後1年以内に受け取るため、重大な金融要素を含んでいません。対価に変動可能性のある取引については、考え得る対価の金額の範囲における単一の最も可能性の高い金額を用いて、将来において重大な戻入れが生じない可能性が非常に高い範囲内でのみ、収益を認識しています。

また、売上高に含められているその他の源泉から生じる収益は(当第3四半期累計:33,963百万円)、当連結会計年度から米国子会社において開始された石油製品等のトレーディングから生じた収益であり、当該取引は、販売業者としてのマージンを生み出すことを目的として売買契約を締結し、短期間での売買を行っているため、IFRS第9号に基づきデリバティブとして会計処理を行っています。なお、このうち現物決済による取引については、売上高の総額を計上しています。

 

(2)石油・天然ガス開発事業

石油・天然ガス開発事業においては、原油、天然ガス、その他の鉱物資源等の販売を行っています。

これらの販売は、製品の支配が顧客に移転したとき、すなわち製品を顧客へ引き渡した時点で、製品の法的所有権、物的占有権、製品の所有に伴う重要なリスク及び経済価値が移転し、顧客から製品の対価を受ける権利を得るため、その時点で収益を認識します。また収益は、顧客との契約による取引価格に基づき認識しており、取引の対価は製品の引き渡し後1年以内に受け取るため、重大な金融要素を含んでいません。

(3)金属事業

金属事業においては、銅箔、精密圧延品、精密加工品、薄膜材料製品、銅精鉱等の原料鉱石、電気銅等の非鉄金属製品の販売を行っています。

これらの販売は、製品の支配が顧客に移転したとき、すなわち製品を顧客へ引き渡した時点で、製品の法的所有権、物的占有権、製品の所有に伴う重要なリスク及び経済価値が移転し、顧客から製品の対価を受ける権利を得るため、その時点で収益を認識します。また収益は、顧客との契約による取引価格に基づき認識しており、取引の対価は製品の引き渡し後1年以内に受け取るため、重大な金融要素を含んでいません。

なお、銅精鉱の販売契約には一般的に出荷時の仮価格条項が含まれており、最終的な価格は将来の一定期間のロンドン金属取引所(LME)の銅価格の月平均市場価格に基づき決定されます。このような仮価格販売は、価格決定月を限月とした商品先渡の性質を有する販売契約と考えられ、主契約を銅精鉱の販売とする組込デリバティブを含んでいます。出荷後の価格精算過程に関連した当該組込デリバティブは、主契約の対象が金融資産のため、IFRS第9号に従い、主契約から分離することなく、一体のものとして会計処理します。仮価格販売に係る収益は、受取対価の公正価値を出荷時の市場価格に基づき見積った上で認識し、報告期間の末日において再見積りを行います。出荷時点と報告期間の末日における公正価値の差額は収益の調整額として認識し、製錬業者及び工場へ売却され加工される銅精鉱の収益は、顧客により支払われる金属の市場価値から加工料(T/C(溶錬費)・R/C(精製費)等)を控除した金額で認識します。

 

(4)その他の事業

その他の事業の収益は、主に建設事業に関連するものです。

建設事業では、履行義務が一定期間にわたり充足される工事請負契約については、工事の進捗に伴い当該資産に対する支配が顧客に移転するため、対応する工事期間にわたり収益を認識します。収益は、工事の成果が信頼性をもって見積ることができる場合には、工事契約に必要な見積総原価に対する、現在までにかかった工事原価の割合に基づき測定します。また、長期の工事請負契約においては、契約時又は期間中に対価の一部を前受けで受領しています。

 

15.その他の収益及び費用

(1)その他の収益

その他の収益の内訳は、以下のとおりです。

 

 

(単位:百万円)

 

 前第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

  至 2020年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

  至 2021年12月31日)

受取配当金

7,646

6,886

賃貸収入

8,177

8,002

固定資産売却益

3,879

7,229

減損損失戻入益

32

その他

15,741

16,243

その他の収益合計

35,475

38,360

 

 

(2)その他の費用

その他の費用の内訳は、以下のとおりです。

 

 

 

(単位:百万円)

 

 前第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

  至 2020年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

  至 2021年12月31日)

減損損失

(注1)

95,643

(注3)

13,286

固定資産除売却損

 

5,346

 

6,646

為替差損

 

1,516

 

3,755

その他

(注2)

21,497

 

19,003

その他の費用合計

 

124,002

 

42,690

(注)1.主に、金属セグメントのカセロネス銅鉱山事業の資産及びエネルギーセグメントのSSや製油所再編に伴い精製設備に対して計上したものです。

なお、カセロネス銅鉱山事業の資産に対しては、前第3四半期に長期生産計画を見直したことにより、69,378百万円の減損損失を計上し、帳簿価額を回収可能価額215,764百万円まで減額しています。回収可能価額は、当該銅鉱山の操業期間及び生産計画に基づき生成される見積将来キャッシュ・フローによって算定された処分費用控除後の公正価値により測定しており、税引後の割引率は8.3%を用いています。

2.エネルギーセグメントの製油所再編に伴い発生した減損損失以外のリストラクチャリング関連の費用が含まれています。

3.主に石油・天然ガス開発セグメントに属する子会社であるJX Nippon Exploration and Production (U.K.) Limitedの全株式売却契約締結に伴い、契約締結後、税引後利益等の計上により増加した同社の純資産に対応して計上した減損損失10,780百万円です。(注記9参照)

 

16.1株当たり四半期利益

1株当たり親会社の所有者に帰属する四半期利益は、以下のとおりです。

 

 前第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

  至 2020年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

  至 2021年12月31日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)

67,012

331,826

期中平均普通株式数(千株)

3,214,146

3,211,061

株式報酬による増加(千株)

4,748

7,731

希薄化後の期中平均普通株式数(千株)

3,218,894

3,218,792

基本的1株当たり四半期利益(円)

20.85

103.34

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

20.82

103.09

 

 

 前第3四半期連結会計期間

(自 2020年10月1日

  至 2020年12月31日)

 当第3四半期連結会計期間

(自 2021年10月1日

  至 2021年12月31日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)

30,579

120,461

期中平均普通株式数(千株)

3,210,691

3,211,229

株式報酬による増加(千株)

8,185

7,521

希薄化後の期中平均普通株式数(千株)

3,218,876

3,218,750

基本的1株当たり四半期利益(円)

9.52

37.51

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

9.50

37.42

(注)役員報酬BIP信託が保有する当社株式を自己株式として処理していることから、基本的1株当たり四半期利益の算定において、期中平均普通株式数から当該株式数を控除しています。

 

17.後発事象

ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社の株式取得完了

エネルギーセグメントに属する子会社であるENEOS株式会社は、2021年10月11日に、ジーエス・リニューアブル・ホールディングス合同会社(ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インクの出資会社75%及びシンガポール政府投資公社の出資会社25%持分保有)が100%出資するジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社(以下、JRE)の全株式を取得する契約を締結し、2022年1月14日に取得を完了しました。これにより、JRE及びその子会社は当社の子会社となりました。

その後、今後の事業戦略上シナジーが見込める第三者への譲渡の可能性を検討した結果、取得したJRE株式の一部について、第三者への譲渡を行いました。

 

(取得対価)

取得対価は、株式譲渡実行時の財政状態等を精査のうえ変動する可能性があり、現時点では確定しておりません。

 

(識別可能な取得資産及び引受負債)

取得資産及び引受負債の公正価値については現在算定中です。

 

2【その他】

(1)中間配当

2021年11月11日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議しました。

①中間配当による配当金の総額

35,453百万円

②1株当たり配当金

11.0円

③支払請求の効力発生日及び支払開始日

2021年12月6日

(注)2021年9月30日現在の株主名簿に記録されている株主又は登録株式質権者に対し、支払いを行っています。

なお、配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する株式に対する配当金83百万円が含まれます。

 

(2)決算日後の状況

特記事項はありません。

 

(3)訴訟等

特記事項はありません。