当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善するなど、景気は緩やかな回復基調で推移しているものの、米国の金融政策正常化の影響や中国をはじめとするアジア新興国等の先行き懸念など海外経済の不確実性の高まりに加え、為替・株価動向など不透明な状況が続いております。
当社グループの主要販売先である外食産業におきましては、消費者の節約志向・低価格志向は根強く、さらに人手不足による人件費の上昇などにより、厳しい経営環境が継続しております。
このような環境のなか、当社グループでは業務用食品等の卸売事業である「外商事業」において、新規開拓の強化に加え、既存得意先との取引拡大や前連結会計年度に獲得した新規得意先が寄与し、売上が伸長いたしました。また、業務用食品等の小売事業である「アミカ事業」において、新規店舗を開業するとともに、品揃えの充実化や営業活動の強化など、来店客数の増加に向けた取り組みを進めてまいりました。
両事業におきましては、収益性の向上を図るため、当社プライベートブランド商品や業務用食品販売事業者の共同オリジナルブランド商品の販売強化と全社的な業務の効率化を継続して行ってまいりました。
さらに、水産品の卸売事業である「水産品事業」では、連結子会社である株式会社マリンデリカにおいて、既存得意先との深耕を図るとともに、新規得意先の開拓など販路の拡大に取り組んでまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は413億86百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益につきましては、アミカ店舗のLED照明導入に伴い一般管理費が増加したこと等により5億7百万円(前年同期比15.2%減)、経常利益は5億24百万円(前年同期比14.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億20百万円(前年同期比1.2%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(外商事業)
当事業におきましては、商品提案会を実施するなど、既存得意先との深耕に努めるとともに、大手外食チェーンやホテル、レストランなど多様な外食産業に対する新規開拓に注力してまいりました。また、提案型営業を強化するため商品知識の向上に取り組むほか、業務の効率化による人件費の削減や物流費をはじめとした経費の抑制に取り組み、収益性の向上を図ってまいりました。
この結果、外商事業の売上高は266億34百万円(前年同期比6.6%増)となり、営業利益は2億3百万円(前年同期比71.5%増)となりました。
(アミカ事業)
当事業におきましては、それぞれの店舗において、品揃えの充実やメーカーフェアー等の販売施策の展開、近隣飲食店等への営業活動の強化などに注力したことに加え、前連結会計年度に開業した新規店舗や、ネットショップが寄与し、売上が伸長いたしました。新規出店については、平成28年12月に岐阜真砂店(岐阜県岐阜市)を開業いたしました。
この結果、アミカ事業の売上高は135億11百万円(前年同期比0.2%増)となり、営業利益は10億84百万円(前年同期比3.6%減)となりました。
なお、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は、愛知県・岐阜県を中心として43店舗であります。
(水産品事業)
当事業におきましては、連結子会社である株式会社マリンデリカにおいて、大手水産会社をはじめとする既存得意先との深耕を図るとともに、海外を含めた新規得意先の開拓など、国内外への販路拡大に努めてまいりました。また、外商事業及びアミカ事業との連携を図り、当社グループの水産品ラインナップ強化を推進してまいりました。
この結果、水産品事業の売上高は13億16百万円(前年同期比6.5%減)となり、営業損失は69百万円(前年同期は営業損失16百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産残高につきましては、前連結会計年度末と比較して受取手形及び売掛金が5億69百万円、商品が2億88百万円減少したこと等により、流動資産は全体で8億23百万円減少しました。一方固定資産は、建物及び構築物が1億9百万円減少したものの、投資有価証券が3億14百万円増加したこと等により、全体で1億74百万円増加しました。その結果、資産総額は前連結会計年度末と比較して6億49百万円減少し、169億28百万円となりました。
(負債)
負債残高につきましては、前連結会計年度末と比較して支払手形及び買掛金が5億91百万円減少したこと等により、流動負債が全体で7億円減少しました。一方固定負債は、長期借入金が4億17百万円減少したこと等により、全体で3億81百万円減少しました。その結果、負債総額は、前連結会計年度末と比較して10億81百万円減少し、140億78百万円となりました。
(純資産)
純資産残高につきましては、前連結会計年度末と比較して利益剰余金が2億49百万円増加したこと等により、4億32百万円増加し、28億49百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。