第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、厳しい状況で推移しました。段階的に経済活動を再開し、緩やかな回復の傾向があるものの、感染が再拡大しつつあり先行きは不透明な状況が続いております。

 医薬品業界におきましては、平成29年6月閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2017」において「2020年9月までに、後発医薬品の使用割合を80%とし、できる限り早期に達成できるよう、更なる使用促進策を検討する」と明記され、国のジェネリック医薬品使用促進政策が実施されて参りました。令和2年7月~9月期には数量シェアが78.9%(日本ジェネリック製薬協会調べ)となり、ジェネリック医薬品の普及は拡大しております。しかしながら、令和元年10月には消費税率引き上げに伴う薬価改定が実施され、令和2年4月には2年に1回の通常の薬価改定が実施されました。さらに令和3年度の薬価改定、及びその後毎年薬価改定が実施されることが決まっており、医薬品業界の事業環境は厳しいものとなることが予想され、当社としても一層の経営効率化への努力が求められております。

 このような状況のもと、当社グループは生産基盤の充実を図りながら積極的な営業活動を展開いたしました。

 売上高の販売品目ごとの業績は次のとおりであります。

 原薬では、血圧降下剤原薬、消炎鎮痛剤原薬及び抗アレルギー剤原薬等のジェネリック医薬品向け原薬の販売増加があり堅調に推移し、売上高は13,788,001千円(前年同期比6.2%増)となりました。

 製剤では、自社開発ジェネリック医薬品、医療用医薬品における新薬や長期収載品の製造受託、一般用医薬品の販売増加があり順調に推移し、売上高は12,093,331千円(前年同期比19.3%増)となりました。

 健康食品他につきましては、堅調に推移し、売上高は154,320千円(前年同期比11.3%増)となりました。

 新型コロナウイルス感染症の流行による当第2四半期連結累計期間への影響は軽微でありました。

 これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高26,035,653千円(前年同期比12.0%増)、営業利益3,512,131千円(前年同期比24.1%増)、経常利益3,555,300千円(前年同期比23.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,423,653千円(前年同期比21.0%増)となりました。

 

②財政状態

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末より2,829,688千円増加し、57,079,422千円となりました。これは主に、電子記録債権の減少406,740千円、商品及び製品の減少410,698千円などがあった一方で、受取手形及び売掛金の増加1,212,552千円、原材料及び貯蔵品の増加1,219,011千円、有形固定資産の増加1,312,570千円などがあったことによるものであります。

 負債は、前連結会計年度末より962,717千円減少し、16,418,654千円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加700,173千円があった一方で、1年内返済予定の長期借入金の減少274,595千円、電子記録債務の減少1,009,059千円、長期借入金の減少554,713千円などがあったことによるものであります。

 純資産は、前連結会計年度末より3,792,406千円増加し、40,660,768千円となりました。これは主に、資本金の増加901,053千円、資本剰余金の増加901,053千円、利益剰余金の増加2,081,284千円などがあったことによるものであります。

 これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度より3.3ポイント増加し、70.6%となっております。

 

 

③キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末より105,008千円増加し、3,189,115千円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は1,719,351千円(前年同期比851,478千円の減少)となりました。税金等調整前四半期純利益3,549,753千円、減価償却費1,420,356千円の計上があった一方、売上債権の増加額864,127千円、たな卸資産の増加額738,357千円、法人税等の支払額1,239,770千円があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は2,238,163千円(前年同期比1,329,928千円の増加)となりました。これは主に、生産設備の拡充に伴う有形固定資産の取得による支出2,248,852千円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果獲得した資金は625,104千円(前年同期は791,849千円の支出)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出829,308千円、配当金の支払額342,225千円があった一方で、新株発行による収入1,798,544千円があったことによるものであります。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は911,126千円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。