文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外の政治的要因により大きな影響を受けましたが、わが国の金融緩和と財政出動が継続したこともあって、底堅く推移しました。
当社グループが属する不動産業界におきまして、新築マンション市場は、平成28年12月の首都圏の新築マンション契約率が76.6%(出所:株式会社不動産経済研究所の「首都圏のマンション市場動向」)と、好不調の目安となる70.0%を上回りましたが、平成28年の年間契約率は68.8%となっております。
これに対して、新築戸建市場は、都心近郊を中心に、底堅く推移し、比較的好調に推移しております。
このような状況下、当社グループは、マンション事業において、利便性の高い駅近物件を慎重に仕入れ、実需に応じたコンパクトマンション等、多様化するお客様のニーズに対応したデザイン性の高い高品質な家づくりに取組みました。
また、戸建事業におきましては、これまでの建売住宅に加え、多棟現場においてモデル棟を先行して建設し、定額制規格住宅「HOUSTYLE (ハウスタイル)」の販売を推進する等、よりニーズの高い上質な住宅の受注に力を入れました。
新規事業としましては、年々増加するインバウンド需要が見込まれる京都市内や上野エリアにおけるホテル開発に積極的に取組みました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高9,530百万円(前年同期比24.9%減)、営業利益150百万円(前年同期比85.9%減)、経常利益31百万円(前年同期比96.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益26百万円(前年同期比95.5%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるセグメントの業績は以下のとおりであります。なお、売上高の金額につきましては、セグメント間の内部売上高を含めて記載しております。
[マンション事業]
マンション事業におきましては、「ウィルローズ茅ヶ崎」「ウィルレーナ西ヶ原」等、合計83戸の引渡しを行いました。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高6,236百万円(前年同期比18.2%減)、営業利益462百万円(前年同期比52.1%減)となりました。
[戸建事業]
戸建事業におきましては、「町田市大蔵町プロジェクト」、「さいたま市南区大谷口プロジェクト」、「横浜市鶴見区東寺尾東台プロジェクト」等、分譲47戸、請負工事30戸、計77戸の引渡しを行いました。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高2,831百万円(前年同期比37.0%減)、営業損失42百万円(前年同期は62百万円の利益)となりました。
[販売代理事業]
販売代理事業におきましては、自社開発及び他社開発物件の販売代理を行い、地域別の引渡実績は、東京都区部23物件66戸、東京都下8物件62戸、神奈川県6物件76戸、埼玉県6物件11戸、千葉県1物件1戸、合計44物件216戸となりました。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高438百万円(前年同期比38.5%減)、営業損失2百万円(前年同期は303百万円の利益)となりました。
[建物管理事業]
建物管理事業におきましては、平成28年12月31日現在のマンション管理戸数が前期末に比べ132戸増加し、3,200戸となりました。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高207百万円(前年同期比10.2%増)、営業利益33百万円(同75.6%増)となりました。
[その他]
その他としましては、ゴルフ練習場運営等による収入であります。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高26百万円(前年同期比32.6%減)、営業利益1百万円(同62.2%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ2,993百万円増加し、29,795百万円となりました。負債については前連結会計年度末から3,143百万円増加し、23,204百万円となりました。また、純資産については前連結会計年度末から149百万円減少し、6,590百万円となりました。前連結会計年度末からの主な変動要因は以下のとおりであります。
資産の主な変動要因については、現金及び預金が1,405百万円減少、仕掛販売用不動産が2,837百万円増加、及び販売用不動産が1,430百万円増加したことによるものであります。
負債の主な変動要因については、有利子負債が3,655百万円増加、買掛金が432百万円増加、前受金が532百万円減少したこと等によるものであります。
また、純資産の主な変動要因としては、利益剰余金が200百万円減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,583百万円減少し3,786百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益27百万円を計上した一方、法人税等の支払額241百万円、たな卸資産の増加額4,339百万円、仕入債務の増加額432百万円を主要因として、4,814百万円の支出(前年同期比350.1%増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出74百万円、長期貸付けによる支出146百万円、差入保証金の差入による支出41百万円を主要因として、259百万円の支出(前年同期は15百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入7,045百万円、長期借入金の返済による支出3,074百万円、配当金の支払額214百万円を主要因として、3,434百万円の収入(前年同期比526.9%増)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。