文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績の拡大、雇用・所得環境の改善が好調に推移する中、一部個人消費の上向きも見られる等、緩やかな回復基調が継続しております。一方で、不安定な国際情勢の要因もあり先行きは不透明な経済環境にあります。
当社グループが手がけるホテル事業におきましては、増加が続く訪日外国人客により、ホテル需要は引続き好調に推移しており、2020年に向けて更なる需要拡大が見込まれております。しかし新規ホテル開業による用地仕入環境の競争は増しております。当社グループにおきましては、京都市内、都心、地方主要都市を含めたホテル用地の仕入、開発に取組み、順調に進捗しております。また、ホテルの運営受託は開発実績に合わせて増加を予定しております。
新築マンション事業は、平成30年に入り、発売戸数は増加傾向にあり、平成30年1~2月の初月契約率は好不調の目安となる70%を下回りましたが、3月の契約率は74.7%となりました。(出所:株式会社不動産経済研究所の「首都圏のマンション市場動向」)。当社グループにおきましては、消費増税前の駆け込み需要、用地価格の上昇、継続する建築費の高騰のため、郊外型マンションの仕入を控え、都心型の利便性の高い実需用コンパクトマンション及び投資用ワンルームマンションの仕入開発、販売を積極的に行いました。
戸建事業におきましては、新築建売事業の販売が長期化傾向にあるため、仕入用地を厳選し、商品企画をより充実させてまいります。
また、投資用不動産事業におきましては、アパート・賃貸マンション等、個人、法人ともに収益不動産への投資需要は旺盛な状況が継続しております。当社グループにおきましては、利便性の高い都区部や駅近物件を厳選し、積極的に開発してまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高12,888百万円(前年同期比11.0%減)、営業損失465百万円(前年同期は営業利益362百万円)、経常損失1,010百万円(前年同期は経常利益114百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失692百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益79百万円)となりました。
当第3四半期連結累計期間におけるセグメントの業績は以下のとおりであります。なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は変動後のセグメント区分に基づいております。詳細は、「第4 経理の状況1 四半期連結財務諸表注記事項(セグメント情報等)」の「2.報告セグメント変更等に関する事項」を参照ください。また、売上高の金額につきましては、セグメント間の内部売上高を含めて記載しております。
[マンション事業]
マンション事業におきましては、「ウィルローズ市川一丁目」「ウィルローズ田端」等、合計86戸の引渡を行いました。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高4,569百万円(前年同期比46.3%減)、営業利益309百万円(前年同期比57.1%減)となりました。
[ホテル事業]
ホテル事業におきましては、当第3四半期連結会計期間における引渡実績はありません。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高509百万円(前年同期比60.2%増)、営業損失261百万円(前年同期は営業損失112百万円)となりました。
[戸建事業]
戸建事業におきましては、「渋谷区代々木プロジェクト」、「和光市新倉6期プロジェクト」、「杉並区久我山アパートプロジェクト」等、分譲146戸、請負工事27戸、計173戸の引渡を行いました。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高7,192百万円(前年同期比46.3%増)、営業利益は244百万円(前年同期は営業利益2百万円)となりました。
[販売代理事業]
販売代理事業におきましては、自社開発及び他社開発物件の販売代理、仲介を行い、地域別の引渡実績は、東京都区部35物件117戸、東京都下21物件43戸、神奈川県11物件45戸、埼玉県7物件8戸、千葉県6物件27戸、その他2物件3戸、合計82物件243戸となりました。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高348百万円(前年同期比51.2%減)、営業損失87百万円(前年同期は営業利益148百万円)となりました。
[建物管理事業]
建物管理事業におきましては、平成30年3月31日現在のマンション管理戸数が前期末に比べ51戸増加し、3,364戸となりました。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高318百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益47百万円(前年同期比14.0%増)となりました。
[その他]
その他としましては、不動産賃貸事業、ゴルフ練習場運営等による収入であります。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高88百万円(前年同期比130.2%増)、営業利益35百万円(前年同期は営業利益2百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ15,418百万円増加し、48,051百万円となりました。負債については前連結会計年度末から16,318百万円増加し、41,439百万円となりました。また、純資産については前連結会計年度末から899百万円減少し、6,612百万円となりました。前連結会計年度末からの主な変動要因は以下のとおりであります。
資産の主な変動要因については、現金及び預金が1,832百万円増加、仕掛販売用不動産が10,297百万円増加したことによるものであります。
負債の主な変動要因については、有利子負債が15,582百万円増加、また買掛金が280百万円減少、未払法人税等が400百万円減少したこと等によるものであります。
また、純資産の主な変動要因としては、利益剰余金が921百万円減少したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。