文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(以下、「当第1四半期」といいます)におけるわが国経済は、大型台風や北海道の地震等の自然災害を要因に、輸出や生産において一部弱含み傾向がみられますが、企業収益は堅調持続、また雇用・所得環境、個人消費の改善も継続しており、景気は回復基調で推移しました。
当社グループが手がけるホテル業界におきましては、西日本豪雨や地震などによる自然災害による空港の閉鎖や航空便の欠航の影響により、9月の訪日外国人数は前年同月比5.3%減少(5年8ヶ月ぶりに前年同月を下回る)しましたが、延べ宿泊者数は前年同月比13.1%増加と堅調に推移しております。
このような状況のもと、当社グループでは、東京・京都での更なる用地仕入の強化、取得のほか、広島駅前エリアにおいてホテル用地を取得いたしました。
また、京都5物件ホテルプロジェクト「ENSO ANGO(エンソウ アンゴ)」について運営準備及び接客スタッフの研修等、10月の営業開始に向けた準備を行いました。
不動産業界におきましては、都心部を除く首都圏の分譲マンション、分譲戸建の郊外物件は価格の高止まりが影響し、需要は減少傾向が続いております。都心部においてはほぼ横ばいの契約率を保っております。
投資用不動産市場では、木造収益不動産は弱含みとなっておりますが、RC造の1棟物件や区分所有マンション等については引き続き旺盛な状況が続いております。
当社グループでは、引き続き都心を中心に利便性立地を重視し、実需コンパクトマンション、投資用ワンルームマンション、実需戸建、収益物件の用地仕入に取組みました。
また、目黒区洗足において、老犬の一生涯預かりやオーダーメイドプランで愛犬をお預かりする老犬ホーム&ペットホテル「THEケネルズ東京」の営業を開始いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高3,757百万円(前年同期比11.3%減)、営業損失428百万円(前年同期は307百万円の損失)、経常損失673百万円(前年同期は419百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失482百万円(前年同期は298百万円の損失)となりました。
当第1四半期連結累計期間におけるセグメントの業績は以下のとおりであります。
[マンション事業]
マンション事業におきましては、「ウィルローズ王子」等、合計23戸の引渡しを行いました。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高1,291百万円(前年同期比47.7%減)、営業利益147百万円(前年同期比18.1%増)となりました。
[ホテル事業]
ホテル事業におきましては、当第1四半期連結累計期間における引渡実績はありません。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高33百万円(前年同期比6.9%増)、営業損失376百万円(前年同期は69百万円の損失)となりました。
[戸建事業]
戸建事業におきましては、「目黒区下目黒プロジェクト」、「渋谷区神山町プロジェクト」、「大和市下鶴間5期プロジェクト」等、分譲33戸、請負工事2戸、計35戸の引渡しを行いました。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高2,237百万円(前年同期比42.5%増)、営業損失1百万円(前年同期は20百万円の損失)となりました。
[販売代理事業]
販売代理事業におきましては、自社開発及び他社開発物件の販売代理を行い、地域別の引渡実績は、東京都区部10物件17戸、東京都下1物件1戸、神奈川県2物件5戸、埼玉県1物件1戸、千葉県1物件2戸、合計15物件26戸となりました。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高58百万円(前年同期比57.5%減)、営業損失62百万円(前年同期は24百万円の損失)となりました。
[建物管理事業]
建物管理事業におきましては、平成29年9月30日現在のマンション管理戸数が3,396戸となります。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高108百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益14百万円(前年同期比19.5%減)となりました。
[その他]
その他としましては、不動産賃貸事業及びゴルフ練習場運営等による収入であります。
以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高43百万円(前年同期比302.9%増)、営業利益21百万円(前年同期は0百円の損失)となりました。
②財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ4,856百万円増加し、50,737百万円となりました。負債については前連結会計年度末から5,664百万円増加し、42,225百万円となりました。また、純資産については前連結会計年度末から808百万円減少し8,511百万円となりました。前連結会計年度末からの主な変動要因は以下のとおりであります。
資産の主な変動要因については、現金及び預金が1,151百万円減少、仕掛販売用不動産が5,714百万円増加、及び販売用不動産が535百万円減少したことによるものであります。
負債の主な変動要因については、有利子負債が7,185百万円増加、未払法人税等が996百万円減少、及び買掛金が401百万円減少したことによるものであります。
また、純資産の主な変動要因としては、利益剰余金が820百万円減少したことによるものであります。
③契約進捗の状況
平成31年6月期の連結業績予想につきましては、第2四半期及び通期ともに、平成30年8月7日に公表した数値に変更はございません。
当第1四半期連結累計期間におきましては、第4四半期に全体の約7割の引渡が集中するため、契約進捗のお知らせをいたします。
当第1四半期連結会計期間末の物件販売における契約進捗については、以下のとおりとなります。
なお、ホテル運営・管理・その他の収入を除いた物件販売に係る売上高を基にしております。
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物件販売に係る売上高 (通年予算) |
契約進捗高 |
契約進捗率 |
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45,478百万円 |
8,008百万円 |
17.6% |
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループでは、ホテル事業、マンション事業、戸建事業及び販売代理事業におきましては、物件の引渡時を売上計上時期としております。大規模プロジェクトや利益水準の高いプロジェクト等により、ある特定の時期に収益が偏重する可能性があります。また、法規制の強化等による建築確認申請の許認可下付までの期間の長期化、建築工事工程の長期化、建築コストの増加や、天災等不測の事態による工事遅延等が発生し、物件の引渡時期が期末を越えて遅延した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
海外での事業展開につきましては、投資損失や為替差損のリスクがあり、それらが実現した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、これらのリスクを十分に認識した上で、可能な限りの対策を実施してまいります。