第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、一部弱含み傾向にあった輸出・生産は災害影響収束により緩やかに持ち直し、継続する高水準の企業収益や良好な雇用・所得環境を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。

当社グループが手がけるホテル業界におきましては、7月~9月に大きく減少した訪日外国人需要が10月以降持ち直し、2018年の訪日外国人旅行者数3,119万人を記録し6年連続で過去最高を更新しました。

このような状況下、当社グループでは、京都河原町エリアにおいて、営業開始の準備を進めておりましたディスパースト・ホテル(分散型ホテル)『ENSO ANGO(エンソウ アンゴ)』の運営を開始いたしました。(当社子会社である株式会社グローバル・エルシードが開発し、株式会社グローバル・ホテルマネジメントとアンゴホテルズ株式会社が運営いたします。)また、当第2四半期連結会計期間において、京都府内のホテル用地3物件を取得いたしました。

不動産事業におきましては、首都圏の分譲マンションの価格は高止まり、分譲戸建の価格は上昇傾向にあります。ほぼ横ばいを保っていた契約率は都心部においても下降し、首都圏全体で需要の減少となりました。収益・投資用不動産では、個人投資家向けの木造収益不動産の弱含みが継続しておりますが、RC造収益不動産、区分所有マンションは旺盛な状況が続いております。

当社グループでは、引き続き都心を中心とした実需コンパクトマンション、投資用マンション、収益物件の用地仕入れに取組みました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高6,654百万円(前年同期比31.9%減)、営業損失838百万円(前年同期は146百万円の損失)、経常損失1,375百万円(前年同期は515百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失998百万円(前年同期は361百万円の損失)となりました。

 

当第2四半期連結累計期間におけるセグメントの業績は以下のとおりであります。

[マンション事業]

マンション事業におきましては、「ウィルローズ王子」、「森下ワンルームマンション」等、合計33戸の引渡しを行いました。

以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高2,396百万円(前年同期比41.3%減)、営業利益423百万円(前年同期比27.0%増)となりました。

 

[ホテル事業]

ホテル事業におきましては、当第2四半期連結累計期間における引渡実績はありません。

以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高162百万円(前年同期比66.2%減)、営業損失825百万円(前年同期は136百万円の損失)となりました。

 

[戸建事業]

戸建事業におきましては、「板橋区東新町2期プロジェクト」、「川口市芝中田2期プロジェクト」、「八王子市狭間町プロジェクト」等、分譲62戸、請負工事5戸、計67戸の引渡しを行いました。

以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高3,706百万円(前年同期比23.2%減)、営業損失31百万円(前年同期は166百万円の利益)となりました。

 

[販売代理事業]

販売代理事業におきましては、自社開発及び他社開発物件の販売代理を行い、地域別の引渡実績は、東京都区部17物件37戸、東京都下2物件2戸、神奈川県2物件9戸、埼玉県2物件3戸、千葉県1物件2戸、合計24物件53戸となりました。

以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高97百万円(前年同期比59.0%減)、営業損失128百万円(前年同期は54百万円の損失)となりました。

 

[建物管理事業]

建物管理事業におきましては、平成30年12月31日現在のマンション管理戸数が3,396戸となります。

以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高219百万円(前年同期比1.6%増)、営業利益28百万円(前年同期比16.1%減)となりました。

 

[その他]

その他としましては、不動産賃貸事業及びゴルフ練習場運営等による収入であります。

以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高87百万円(前年同期比103.9%増)、営業利益38百万円(前年同期比180.9%増)となりました。

 

②財政状態の状況

当第2四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ9,192百万円増加し、55,073百万円となりました。負債については前連結会計年度末から10,607百万円増加し、47,168百万円となりました。また、純資産については前連結会計年度末から1,415百万円減少し、7,904百万円となりました。前連結会計年度末からの主な変動要因は以下のとおりであります。

資産の主な変動要因については、現金及び預金が3,127百万円減少、仕掛販売用不動産が11,438百万円増加、また販売用不動産が474百万円減少したことによるものであります。

負債の主な変動要因については、有利子負債が11,789百万円増加、未払法人税等が955百万円減少したこと等によるものであります。

また、純資産の主な変動要因としては、利益剰余金が1,336百万円減少したことによるものであります。

 

③契約進捗の状況

平成31年6月期の通期連結業績予想につきましては、平成30年8月7日に公表いたしました業績予想に変更はございません。

当連結会計年度におきましては、第4四半期に全体の約7割の引渡しが集中するため、契約進捗のお知らせをいたします。

当第2四半期連結会計期間末の物件販売における契約進捗については、以下のとおりとなります。

なお、ホテル運営・管理・その他の収入を除いた物件販売に係る売上高を基にしております。

 

物件販売に係る売上高
(通年予算)

契約進捗高

契約進捗率

45,478百万円

12,965百万円

28.5%

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ3,165百万円減少し7,562百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純損失1,375百万円、法人税等の支払額1,119百万円、たな卸資産の増加額11,094百万円、仕入債務の減少額251百万円を主要因として、13,654百万円の支出(前年同期は6,363百万円の支出)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、貸付けによる支出450百万円、有形固定資産の取得による支出396百万円を主要因として、906百万円の支出(前年同期は1,950百万円の支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純減額546百万円、長期借入れによる収入16,437百万円、長期借入金の返済による支出4,403百万円、配当金の支払額338百万円を主要因として、11,419百万円の収入(前年同期比2.1%減)となりました。

 

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因

当社グループでは、ホテル事業、マンション事業、戸建事業及び販売代理事業におきましては、物件の引渡時を売上計上時期としております。大規模プロジェクトや利益水準の高いプロジェクト等により、ある特定の時期に収益が偏重する可能性があります。また、法規制の強化等による建築確認申請の許認可下付までの期間の長期化、建築工事工程の長期化、建築コストの増加や、天災等不測の事態による工事遅延等が発生し、物件の引渡時期が期末を越えて遅延した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

海外での事業展開につきましては、投資損失や為替差損のリスクがあり、それらが実現した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

当社グループでは、これらのリスクを十分に認識した上で、可能な限りの対策を実施してまいります。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。