第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

新型コロナウイルス感染症による影響
 提出日現在においても、新型コロナウイルス感染症の収束時期の見通しは立っておりません。2021年1月7日には、緊急事態宣言が再発令され経済活動の更なる停滞が危惧されることもあり、今後の経過によっては、当社グループの経営成績及び財政状態等に更なる影響を及ぼす可能性があります。
 当社グループは、感染拡大予防対策のガイドラインを作成し、全従業員および関係者の皆様の安全確保を最優先に、感染が確認された場合には保健所、関係各所と連携し感染拡大の抑止に努め事業活動を継続しております。
 また、在宅勤務を推奨するとともに、オンライン会議等の活用や飛沫感染防止用具を設置するなど感染防止に努めております。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間(2020年3月1日~2020年11月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、経済活動の停滞が続いております。政府施策により経済活動に再開の動きが出てきていましたが、第3波ともいえる感染者の再拡大もあり、先行き不透明な状況が続くと想定されます。当社グループを取り巻く環境においては、想定以上に厳しいものとなっており予断を許さない状況にあります。
 このような状況のもと、主力の工事事業においては、主な取引先である飲食店やアミューズメント店舗等の業績悪化による、工期の遅延や変更などの影響に加えて、清掃・メンテナンス業務は、店舗の撤退に伴う契約の打切りや見直しが進み、人材サービス事業においても、派遣契約の打切りや見直しが増加しております。このような店舗の撤退や縮小等の動きは今後も続くものと予想され、更なる影響が出てくる可能性があると思われます。以上のことから売上高は前年同四半期を下回る推移となっております。一方、利益については、上期からの積み上げと、原価の見直しや販売費及び一般管理費の圧縮、各助成金の計上などにより、前年同四半期を上回る推移となっております。また、店舗サービス事業においては、事業再編の一環として2020年11月30日付でアーク・フロント株式会社、デライト・コミュニケーションズ株式会社、株式会社ベストアンサー3社の全株式を売却いたしました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は11,783百万円(前年同四半期比12.6%減)、営業利益275百万円(前年同四半期比182.9%増)、経常利益371百万円(前年同四半期比320.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益225百万円(前年同四半期は7百万円の損失)となりました。

 

  セグメントの業績は次のとおりであります。

(工事事業)

 主力である工事事業は、内装工事等を行う株式会社日商インターライフ、音響・照明設備工事等を行う株式会社システムエンジニアリング、清掃・メンテナンス等を行うファシリティーマネジメント株式会社、空調設備工事等を行う玉紘工業株式会社が展開しております。
 株式会社日商インターライフは、受注済み案件の完工や新規大型案件、原状回復工事の受注が進み前年同四半期を上回る推移となりました。株式会社システムエンジニアリングは、大型案件が少なく前年同四半期を下回る推移となりました。ファシリティーマネジメント株式会社は、清掃・メンテナンス業務において主要取引先店舗の閉店などによる契約解除が増加し前年同四半期を下回る推移となりました。玉紘工業株式会社は、工事の中断や延期が影響し前年同四半期を下回る推移となりました。
 この結果、工事事業の売上高は7,863百万円(前年同四半期比12.9%減)、セグメント利益266百万円(前年同四半期比22.0%減)となりました。

 

 

(人材サービス事業)

 人材サービス事業は、事務派遣等を行うディーナネットワーク株式会社と株式会社アヴァンセ・アジル、製造業向け派遣・請負を行う株式会社ジーエスケーとグランドスタッフ株式会社が展開しております。
 ディーナネットワーク株式会社は、主要取引先からの受注減に加え派遣契約の解除や見直しが増加し、前年同四半期を大きく下回る推移となりました。株式会社アヴァンセ・アジルは、通信インフラ企業への派遣が引き続き堅調であったことから前年同四半期を上回りました。株式会社ジーエスケーとグランドスタッフ株式会社は、主要取引先の生産調整があり、現在回復傾向にありますが前年同四半期を下回る推移となりました。
  この結果、人材サービス事業の売上高は1,705百万円(前年同四半期比10.2%減)、セグメント損失59百万円(前年同四半期はセグメント利益4百万円)となりました。

 

(店舗サービス事業)

 店舗サービス事業は、携帯電話等の販売を行う株式会社エヌ・アイ・エル・テレコム、広告代理業等を行うアーク・フロント株式会社、店舗スタッフ等に向けた研修等を行うデライト・コミュニケーションズ株式会社、中古遊技機の販売等を行う株式会社ベストアンサーが展開しております。

 株式会社エヌ・アイ・エル・テレコムは、通常営業の再開や新型iPhoneの発売もあり携帯電話の販売台数は回復傾向にあるものの営業自粛前の水準にまでは戻っておらず前年同四半期を下回る推移となりました。アーク・フロント株式会社、デライト・コミュニケーションズ株式会社、株式会社ベストアンサーは、主要取引先の業績悪化による受注の減少や契約打切りなどが影響し、売上高は前年同四半期を下回りました。

 この結果、店舗サービス事業の売上高は1,814百万円(前年同四半期比23.4%減)、セグメント損失6百万円(前年同四半期はセグメント利益91百万円)となりました。

 なお、アーク・フロント株式会社、デライト・コミュニケーションズ株式会社、株式会社ベストアンサー3社の全株式を2020年11月30日付で売却しております。

 

 (不動産事業)

 不動産事業は、当社と不動産仲介等を行う株式会社ラルゴ・コーポレーションが展開しております。
 上期からの積上げにより不動産事業の売上高は301百万円(前年同四半期比225.5%増)、セグメント利益199百万円(前年同四半期比663.3%増)となりました。

 

(その他)

 その他は、当社グループのシェアードサービス業務等を行う株式会社アドバンテージが展開しており、売上高は98百万円(前年同四半期比7.5%減)、セグメント利益19百万円(前年同四半期比33.7%減)となりました。

  

(2)財政状態の状況

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて1,798百万円減少し、8,606百万円となりました。これは現金及び預金が627百万円増加したこと、一方で受取手形・完成工事未収入金等が1,536百万円、未成工事支出金が554百万円、のれんが66百万円および投資有価証券が46百万円減少したことなどによるものであります。

負債は、前連結会計年度末に比べて1,933百万円減少し、4,672百万円となりました。これは未成工事受入金が226百万円増加したこと、一方で支払手形・工事未払金等が1,893百万円、社債が52百万円および長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が199百万円減少したことなどによるものであります。

純資産は、前連結会計年度末に比べて135百万円増加し、3,934百万円となりました。これは利益剰余金が145百万円増加したことなどによるものであります。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。