なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間(平成27年4月~9月)における日本経済は、中国経済の減速等海外景気の下振れが懸念されるものの、政府や日銀による経済・金融政策等を背景に企業収益や雇用情勢に改善が見られ、緩やかな回復基調で推移いたしました。
このような状況で、当社グループの連結売上高は657億3千9百万円、前年同期比4.2%の増収、営業利益は39億7千8百万円、前年同期比49.3%の増益となりました。また、経常利益は41億6千7百万円、前年同期比44.8%の増益となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は25億円、前年同期比57.4%の増益となりました。
セグメントごとの業績は以下のとおりです。
(地上波放送事業)
放送収入のうちタイム収入は、ローカルタイムセールスにおいて、期を通じてゴールデン帯のミニ番組、深夜番組の営業企画セールスに苦戦し、また前年度の「2014FIFAワールドカップ ブラジル大会」の反動もあり、245億4千2百万円、前年同期比5.8%の減収となりました。スポット収入は、販促企画によるシェアアップ、高シェア広告主の大型出稿、新規広告主の開拓などにより、143億5千3百万円、前年同期比0.8%の増収となりました。タイム・スポットトータル収入は388億9千5百万円、前年同期比3.5%の減収となりました。BS等収入は、16億9千5百万円、前年同期比23.0%の増収でした。
番組販売収入は、4月スタート新番組「ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?~」「YOUは何しに日本へ?」「金曜8時のドラマ」など、ゴールデン帯の番組が好調を維持するとともに、「昼めし旅~あなたのご飯見せてください!~」「ポンコツ&さまぁ~ず」などゴールデン帯以外の番組も売上を伸ばし、19億8千2百万円、前年同期比2.1%の増収となりました。
ソフトライツ収入のうち、一般番組では、人気シリーズである「孤独のグルメ」「ゴッドタン」などのDVD販売と配信事業が好調に推移しました。また、アジアを中心に「まさはる君が行く!ポチたまペットの旅」「YOUは何しに日本へ?」などバラエティ番組の販売も引き続き好調に推移しました。映画事業では、「超高速!参勤交代」「アウトレイジ ビヨンド」など大型作品のDVD販売と配信事業が好調でした。アニメ事業では、国内における「妖怪ウォッチ」の商品化などが好調に推移し、海外においては中国をはじめとしたライセンス収入が「NARUTO」を中心に好調に推移しました。また、昨年12月公開の「映画 妖怪ウォッチ」などが好成績をおさめ売上を伸ばしました。ソフトライツ収入全体では、91億8千3百万円、前年同期比74.0%の増収となりました。
イベント収入は、「サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント」「ミュージカル テニスの王子様 3rdシーズン」などがありましたが、前年度は「スターズ・オン・アイス2014」があったこともあり、イベント収入全体では1億6百万円、前年同期比92.7%の減収となりました。
一方費用面では、営業費用全体で494億7千5百万円、前年同期比0.2%の増加となりました。
以上の結果、地上波放送事業の売上高は518億8千2百万円、前年同期比3.1%の増収、営業利益は24億7百万円、前年同期比154.1%の増益となりました。
(放送周辺事業)
CS放送関連では、アニメ専門チャンネル「AT-X」の加入者数の横ばいが続きました。広告関連の売上は伸ばしたものの、㈱エー・ティー・エックスの売上高は26億1千8百万円、前年同期比2.7%の減収となりました。
一方、音楽出版関連は、印税収入が堅調に推移しました。「妖怪ウォッチ」関連楽曲に加え、「ウルトラマン列伝」「牙狼」など二次使用による売上も好調に推移し、㈱テレビ東京ミュージックの売上高は15億1千万円、前年同期比4.7%の増収となりました。
また、通信販売関連は、平日午前の「なないろ日和!」のほか、深夜早朝のインフォマーシャル枠でも家電製品などを中心に好調が続きました。これにより、㈱テレビ東京ダイレクトの売上高は42億6千5百万円、前年同期比9.5%の増収となりました。
以上の結果、上述3社を含む放送周辺事業全体の売上高は168億4千8百万円、前年同期比3.4%の増収、営業利益は12億2千1百万円、前年同期比14.0%の増益となりました。
(BS放送事業)
放送収入は、4月から始まった「日経モーニングプラス」や「にっぽん真発見」がレギュラー番組セールスの底上げに大きく貢献しました。スポットセールスも引き続き好調だったほか、「ファンケルクラシックゴルフ」「ヨネックスレディス2015」「ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント」などのゴルフ特番や開局15周年特番「日本を動かした5人のキーパーソン」などのセールスも順調にすすみ、放送収入全体で良好に推移しました。
一方、費用面では、番組の充実を図るために「日経モーニングプラス」等のレギュラー番組をスタートさせたことによる番組制作費の増加がありました。
以上の結果、BS放送事業の売上高は75億3千8百万円、前年同期比9.8%の増収、営業利益は7億円、前年同期比45.1%の減益となりました。
(インターネット・モバイル事業)
インターネット・モバイル事業では、4月より開始している動画配信サービス「ネットもテレ東キャンペーン」のほか、動画サービスの拡充に積極的に取り組みました。キャラクター関連では、「スヌーピー」生誕65周年を迎え、国内外におけるデジタルコンテンツ展開および公式ECサイト「おかいものスヌーピー」でのオリジナル商品の売上が好調でした。また、原作「カナヘイ」による新規キャラクターのライセンス売上が予想を上回る結果となりました。
以上の結果、インターネット・モバイル事業の売上高は19億2千8百万円、前年同期比9.7%の増収、営業利益は1億4千5百万円、前年同期比12.6%の増益となりました。
(資産)
流動資産は623億8千9百万円、前連結会計年度に比して1億4千6百万円の減となっております。これは主に、金銭の信託が4億7千4百万円の増、制作勘定が4億5千9百万円の増となったものの、現金及び預金が5億3千4百万円の減、受取手形及び売掛金が5億2千2百万円の減となったことによるものです。
固定資産は369億8千9百万円、前連結会計年度に比して10億3千9百万円の減となっております。これは主に、有形固定資産が7億1千3百万円の減、投資有価証券が3億1千1百万円の減となったことによるものです。
(負債)
流動負債は206億6百万円、前連結会計年度に比して26億6千7百万円の減となっております。これは主に、支払手形及び買掛金が4億7千3百万円の減、未払費用が3億7千9百万円の減、その他が18億7千9百万円の減となったことによるものです。
固定負債は58億2千5百万円、前連結会計年度に比して2億5百万円の減となっております。これは主に、その他が2億8千3百万円の減となったことによるものです。
(純資産)
純資産は729億4千7百万円、前連結会計年度に比して16億8千7百万円の増となっております。これは主に、その他有価証券評価差額金が2億3千5百万円の減となったものの、利益剰余金が18億6千4百万円の増となったことによるものです。
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、127億6百万円、前年同期比48.3%の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は23億2千8百万円、前年同期比24.8%の減少となりました。
これは主に、税金等調整前四半期純利益が16億1千7百万円の収入増加となったものの、たな卸資産の増減額が14億9千4百万円の支出増加となったこと、法人税等の支払額が8億1千2百万円の支出増加となったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は19億9千1百万円、前年同期比58.8%の増加となりました。
これは主に、金銭の信託の取得による支出が5億円増加となったこと、有形固定資産の取得による支出が1億9千1百万円増加となったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は8億1千5百万円、前年同期比3.7%の減少となりました。
これは主に、リース債務の返済による支出が1千3百万円減少となったこと、非支配株主への配当金の支払額が1千3百万円減少となったこと等によるものです。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2千8百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。