第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間(平成27年4月~12月)の日本経済は、中国を始めとするアジア新興国等の景気の下振れリスクがあるものの、企業収益の改善により雇用・所得環境の改善傾向が続き、緩やかな回復基調にあります。
 このような状況で、当社グループの連結売上高は1,005億3千万円、前年同期比4.7%の増収、営業利益は65億7千6百万円、前年同期比31.8%の増益となりました。また、経常利益は68億4千4百万円、前年同期比30.1%の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は42億9千3百万円、前年同期比39.7%の増益となりました。

セグメントごとの業績は以下のとおりです。

 

(地上波放送事業)

放送収入のうちタイム収入は、営業企画番組の構築が不調であったこと、また前年度の「2014FIFAワールドカップ ブラジル大会」の反動もあり、368億9千9百万円、前年同期比4.6%の減収となりました。スポット収入は、販促企画によるシェアアップの達成、料金体系の見直しを推進した結果、230億2千3百万円、前年同期比3.7%の増収となりました。タイム・スポット合計では、599億2千2百万円、前年同期比1.6%の減収となりました。BS等収入は、23億3千6百万円、前年同期比9.3%の増収でした。
 番組販売収入は「昼めし旅~あなたのご飯見せてください~」「ポンコツ&さまぁ~ず」「孤独のグルメSeason5」などのレギュラー番組が売上を伸ばし、番組販売収入は29億9千2百万円、前年同期比1.4%の増収となりました。
 ソフトライツ収入は、一般番組では人気シリーズである「孤独のグルメ」の販売が国内外で好調でした。また、「E-girlsを真面目に考える会議」「不便な便利屋」などのDVD販売が伸びた他、深夜ドラマを中心に幅広く配信セールスが実現し、売上を伸ばしました。映画事業では「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE」シリーズのDVD販売が好調でした。アニメ事業では国内における「妖怪ウォッチ」の商品化などが好調に推移するとともに、海外においては中国をはじめとした配信、オンラインゲーム等のライセンス収入が好調に推移しました。また「NARUTO-ナルト-展」なども好成績をおさめ、売上を伸ばしました。ソフトライツ収入全体では、128億7千万円、前年同期比51.1%の増収となりました。
 イベント収入は「フィギュアスケート ジャパンオープン2015」が好調に推移したものの、前年度は「スターズ・オン・アイス2014」があったこともあり、イベント収入全体では9億1千6百万円、前年同期比47.9%の減収となりました。
 一方で、営業費用全体では、751億6千万円、前年同期比1.6%の増加となりました。
 以上の結果、地上波放送事業の売上高は790億9千2百万円、前年同期比3.7%の増収、営業利益は39億3千2百万円、前年同期比71.8%の増益となりました。 

 

 

(放送周辺事業)

音楽出版関連では、「妖怪ウォッチ」「銀魂」などアニメ関連楽曲の印税収入が堅調に推移し、㈱テレビ東京ミュージックの売上高は22億5千1百万円、前年同期比3.7%の増収となりました。
 一方、CS放送関連では、「ダイヤのA」番組関連イベントなどは健闘しましたが、アニメ専門チャンネル「AT-X」の加入者数が伸び悩み、㈱エー・ティー・エックスの売上高は39億7千4百万円、前年同期比0.5%の減収となりました。
 また、通信販売関連では、暖冬の影響を受け冬物商品が苦戦したものの、年末に清掃用品の売上が大きく伸びたことで、㈱テレビ東京ダイレクトの売上高は63億3千1百万円、前年同期比4.6%の増収となりました。
 以上の結果、上述3社を含む放送周辺事業全体の売上高は253億3千9百万円、前年同期比2.6%の増収、営業利益は17億5千4百万円、前年同期比3.4%の増益となりました。

 

(BS放送事業)

放送収入は、「BSジャパン開局15周年特別企画 太陽を追え!激走!ソーラーカーレース」「日経カップ」「世界ウイスキー紀行」等の特番セールスが好調で、タイムセールス・スポットセールスともに良好に推移しました。
 一方、費用面では、番組の充実を図るために「日経モーニングプラス」等のレギュラー番組をスタートさせたことによる番組制作費の増加がありました。
 以上の結果、BS放送事業の売上高は114億5千8百万円、前年同期比8.5%の増収、営業利益は13億9千万円、前年同期比22.5%の減益となりました。

 

(インターネット・モバイル事業)

インターネット・モバイル事業では、お取り寄せグルメ「虎ノ門市場」のおせちなど年末商品の販売が好調でした。また「スヌーピー」事業において、10月よりテレビ東京にて新作ショートアニメーションの放送を開始し、公式ECサイト「おかいものスヌーピー」のオリジナル商品販売やデジタルコンテンツの事業拡大などに積極的に取り組みました。
 以上の結果、インターネット・モバイル事業の売上高は33億1千万円、前年同期比14.8%の増収、営業利益は2億3千2百万円、前年同期比3.0%の増益となりました。
 

 

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

流動資産は636億9千9百万円、前連結会計年度に比して11億6千2百万円の増となっております。これは主に、現金及び預金が7億9千9百万円の減、未収還付法人税等が3億9百万円の減となったものの、受取手形及び売掛金が15億4千8百万円の増、金銭の信託が4億6千8百万円の増、制作勘定が4億2千7百万円の増となったことによるものです。

固定資産は397億1千6百万円、前連結会計年度に比して16億8千6百万円の増となっております。これは主に、有形固定資産が8億8千6百万円の増、投資有価証券が6億6百万円の増となったことによるものです。

 

(負債)

流動負債は223億8千3百万円、前連結会計年度に比して8億9千万円の減となっております。これは主に、未払法人税等が2億1千8百万円の増となったものの、賞与引当金が11億2千8百万円の減となったことによるものです。

固定負債は61億1千2百万円となり、前連結会計年度に比して著しい増減はありません。

 

(純資産)

純資産は749億1千9百万円、前連結会計年度に比して36億5千9百万円の増となっております。これは主に、利益剰余金が32億3千3百万円の増、その他有価証券評価差額金が3億1千8百万円の増となったことによるものです。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4千6百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。