なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間(平成29年4月~6月)の日本経済は、海外経済の先行きの不透明感や金融市場の変動による影響が懸念されるものの、雇用情勢、企業収益の改善傾向が続く中で、緩やかな回復基調で推移いたしました。
このような状況で、当社グループの連結売上高は356億5千9百万円、前年同期比2.5%増収、営業利益は21億1百万円、前年同期比25.8%減益となりました。また、経常利益は23億4千万円、前年同期比22.2%減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億2千5百万円、前年同期比27.9%減益となりました。
セグメントごとの業績は以下のとおりです。
(地上波放送事業)
放送収入のうちタイム収入は、ローカル部門で、改編セールス時のベースアップ(ミニ枠、深夜営業企画枠等)に成功。土日夕方帯のセールスに苦しみながらも特番部門は前年比増収、タイムトータルで121億5千9百万円、前年同期比2.4%増収となりました。スポット収入は、販促企画など各種施策でのセールスを行ったものの、75億7千6百万円、前年同期比2.6%減収となりました。スポットの減収をタイム収入で補い、合計は197億3千5百万円、前年同期比0.4%増収となりました。BS収入は、6億4千3百万円、前年同期比19.7%減収でした。
番組販売収入は、4月新番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」、「家、ついて行ってイイですか?」などは好調に推移していますが、番販局編成事情による平日午後帯への番組販売減少の影響を受け、9億8千3百万円、前年同期比0.9%減収となりました。
ソフトライツ収入では、配信会社との連動ドラマの配信権料が収益に大きく貢献しました。また「勇者ヨシヒコ」シリーズ、「孤独のグルメSeason6」および過去の「孤独のグルメ」シリーズ、「ゴッドタン」の配信オリジナルコンテンツなど人気番組の追加印税が好調でした。一方で、他の過去作品の追加印税が低調だった上、海外番販部門では中国との契約遅延などが重なり、前年度に比べ伸び悩みました。
アニメ事業では、妖怪ウォッチの国内商品化の減少や配信サイト「あにてれ」の初期投資費用がかかったという事情があるものの、海外でのNARUTOの配信、ゲームを中心に堅調に推移し、全体としてソフトライツ収入は60億6千7百万円、前年同期比0.9%増収となりました。
イベント収入は、「ゴッドタン マジ歌LIVE2017」がチケット完売で好調、また「アートフェア東京2017」などが堅調で、イベント収入全体では1億9千4百万円、前年同期比103.1%増収となりました。
一方で、営業費用全体では、255億1千7百万円、前年同期比2.6%増加となりました。
以上の結果、地上波放送事業の売上高は277億4千4百万円、前年同期比0.6%増収、営業利益は22億2千7百万円、前年同期比18.0%減益となりました。
(放送周辺事業)
CS放送関連は、アニメ専門チャンネル「AT-X」の加入者数減少により、放送売上が伸び悩みました。放送外の他事業でも減収分をカバーしきれず、㈱エー・ティー・エックスの売上高は14億4千8百万円、前年同期比7.2%減収となりました。
一方、通信販売関連は、健康器具などが健闘し、「なないろ日和!」のテレビ通販売上が堅調に推移しました。また、新番組「よじごじDays」のスタートに伴い、広告関連売上も増加したことから、㈱テレビ東京ダイレクトの売上高は22億4千9百万円、前年同期比10.8%増収となりました。
音楽出版関連は、「新世紀エヴァンゲリオン」ほかアニメ関連楽曲の二次使用を中心とした印税収入が想定を大きく上回りました。これにより、㈱テレビ東京ミュージックの売上高は8億7千7百万円、前年同期比12.3%増収となりました。
以上の結果、上述3社を含む放送周辺事業全体の売上高は90億9千8百万円、前年同期比4.7%増収、営業利益は6億7千1百万円、前年同期比8.0%増益となりました。
(BS放送事業)
放送収入は、4月編成で新たにスタートした「ジョブレボ!」、「科学ミチル。」などのレギュラー番組が底上げに貢献し、タイムレギュラー売上は堅調に推移しました。また「世界卓球2017」、ゴルフ中継等によって特番セールスが好調で、その他収入を含めた総売上は前年実績を上回りました。
一方、費用面では、昨年の新本社移転に伴う設備使用負担の増加や番組の充実を図った番組制作費などが増加しました。
以上の結果、BS放送事業の売上高は、39億1千7百万円、前年同期比2.9%増収、営業利益は1億1千3百万円、前年同期比67.4%減益となりました。
(インターネット・モバイル事業)
インターネット・モバイル事業では、クロスメディア広告企画売上が引き続き好調に推移しました。その他「カナヘイの小動物」などのキャラクター関連事業では、国内、海外ライセンス売上が増加し、予想を上回る結果となりました。また、お取り寄せグルメ「虎ノ門市場」、動画配信関連事業も前年を上回り売上拡大を行ってきました。
以上の結果、インターネット・モバイル事業の売上高は15億1千9百万円、前年同期比52.1%増収、営業利益は1億1百万円、前年同期比22.1%増益となりました。
(資産)
流動資産は624億円、前連結会計年度に比して1億6千万円の増となっております。これは主に、繰延税金資産、流動資産その他がそれぞれ6億7千2百万円、18億2千8百万円減少したものの、制作勘定、未収還付法人税等がそれぞれ10億5千4百万円、15億7千2百万円の増となったことによるものです。
固定資産は545億9千7百万円、前連結会計年度に比して5億6千2百万円の増となっております。これは主に、投資その他の資産その他が3億3千7百万円の減となったものの、投資有価証券が13億2千8百万円の増となったことによるものです。
(負債)
流動負債は315億8千6百万円、前連結会計年度に比して5千8百万円の減となっております。これは主に、流動負債その他が、26億7千7百万円の増となったものの、支払手形及び買掛金、未払法人税等、賞与引当金がそれぞれ、5億8千7百万円、5億6千2百万円、15億6千5百万円の減となったことによるものです。
固定負債は62億4千5百万円、前連結会計年度に比して5千9百万円の増となっております。これは主にリース債務が6千1百万円の増となったことによるものです。
(純資産)
純資産は791億6千5百万円、前連結会計年度に比して7億2千1百万円の増となっております。これは主に、利益剰余金が7億1千8百万円の増となったことによるものです。
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2千万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。