第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間(平成29年4月~9月)における日本経済は、企業収益や雇用情勢の改善傾向のなか引き続き緩やかな回復基調にあるものの、海外における不安定な情勢や経済の不確実性など、依然留意が必要な状況で推移しました。 
 このような状況で、当社グループの連結売上高は700億7千3百万円、前年同期比0.1%増収、営業利益は34億7千4百万円、前年同期比8.2%増益となりました。また、経常利益は38億6千2百万円、前年同期比10.7%増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は24億2千8百万円、前年同期比14.4%増益となりました。

セグメントごとの業績は以下のとおりです。

 

(地上波放送事業)

放送収入のうちタイム収入は、4月クールの深夜やミニ枠の営業企画と「全仏オープンテニス2017」「世界卓球2017」「テレ東音楽祭2017」などのセールスは計画通り進んだものの、週末夕方帯の営業企画枠やゴールデン帯のドラマなどの特番が苦戦、また、前年度は昨年8月に開催された「リオデジャネイロオリンピック」による売上が大きかったことから、242億2百万円、前年同期比4.5%減収となりました。スポット収入は、効率的な枠運用と販促企画を活用してシェアアップを図ったものの、146億3千6百万円、前年同期比1.1%の減収、タイム・スポットトータルでは、388億3千8百万円、前年比3.3%の減収となりました。BS収入は、12億7千5百万円、前年同期比23.1%減収となりました。
 番組販売収入は、レギュラー番組「金曜8時のドラマ」「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」特番「池の水ぜんぶ抜く!」などが順調に推移し、19億6千7百万円、前年同期比0.8%増収となりました。
 ソフトライツ収入では、「さぼリーマン甘太朗」「100万円の女たち」など配信会社との連動ドラマの配信権料が大きく貢献しました。さらに「勇者ヨシヒコ」シリーズ、「孤独のグルメ」シリーズを筆頭に、深夜の人気ドラマのDVDと配信追加印税が好調でした。一方、海外番販部門は中国との契約遅延などにより前年度に比べ伸び悩みました。アニメ事業では、「妖怪ウォッチ」の国内商品化の減少や配信サイト「あにてれ」の初期投資費用がかかったという事情があるものの、海外での「NARUTO」の配信、ゲームを中心に「ポケモン」「フェアリーテイル」などが堅調に推移し、全体としてソフトライツ収入は115億4千1百万円、前年同期比1.1%増収となりました。
 イベント収入は、「ゴッドタン マジ歌LIVE2017」「フィンランド国立バレエ」「坂東玉三郎&鼓童 幽玄」などの券売が好調で、イベント収入全体では2億9千6百万円、前年同期比110.5%増収となりました。 

一方で、営業費用全体では、508億7千3百万円、前年同期比2.7%減少となりました。
 以上の結果、地上波放送事業の売上高は541億5千6百万円、前年同期比2.3%減収、営業利益は32億8千3百万円、前年同期比5.5%増益となりました。

 

 

(放送周辺事業)

CS放送関連は、アニメ専門チャンネル「AT-X」の加入者数減少傾向が続きました。投資作品の健闘でライツ売上など積み上げたものの、放送売上の減収分をカバーしきれず、㈱エー・ティー・エックスの売上高は29億6千3百円、前年同期比4.3%の減収となりました。
 一方、音楽出版関連は、第2四半期の印税収入は減少しましたが、第1四半期にアニメ楽曲の二次使用など想定を上回る印税収入を確保したことから、上期は堅調な業績を維持しました。これにより、㈱テレビ東京ミュージックの売上高は16億5百万円、前年同期比3.7%の増収となりました。
 通信販売関連は、「なないろ日和!」をはじめとするテレビ・EC通販事業が好調に推移、テレビ東京、BSジャパンなどの放送枠拡大もあり、夏場から売上を大幅に伸ばしました。また、4月新番組「よじごじDays」の広告関連売上も増加したため、㈱テレビ東京ダイレクトの売上高は48億8百万円、前年同期比16.9%の増収となりました。
 以上の結果、上述3社を含む放送周辺事業全体の売上高は186億1千2百万円、前年同期比6.6%増収、営業利益は14億4千9百万円、前年同期比11.3%増益となりました。

 

(BS放送事業)

放送収入は、オープンセールスの「昭和音楽祭」「実録日銀」の完売や、ゴルフ中継などによって、特番セールスが前年比12.5%増加と好調に推移しました。第1四半期は不調だったスポット売上も7月以降回復基調となっています。
 一方、費用面では、昨年の新本社移転に伴う設備使用負担の増加や特番などで番組充実を図り番組制作費が増加しました。
 以上の結果、BS放送事業の売上高は、78億2千万円、前年同期比0.0%、営業利益は3億7千1百万円、前年同期比45.7%減益となりました。

 

(インターネット・モバイル事業)

インターネット・モバイル事業では、お取り寄せグルメ「虎ノ門市場」の売上が好調で、中でもカタログ販売が順調に売上を伸ばし推移しました。その他、クロスメディア広告企画売上が引き続き好調で、売上拡大に貢献しました。また、キャラクター関連事業では、国内、海外ライセンス獲得、その他アプリ等の開発の売上が予想を上回る結果となりました。
 一方、費用面では、年末商品販売の売上拡大のためプロモーションを強化したことで、広告宣伝費等が増加しました。
 以上の結果、インターネット・モバイル事業の売上高は30億2千6百万円、前年同期比37.5%増収、営業利益は1億7千6百万円、前年同期比5.8%減益となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

流動資産は614億6千1百万円、前連結会計年度に比して7億7千8百万円の減となっております。これは主に、制作勘定が16億4千4百万円の増となったものの、受取手形及び売掛金が9億4千7百万円の減、その他が18億3千3百万円の減となったことによるものです。

固定資産は553億8千8百万円、前連結会計年度に比して13億5千3百万円の増となっております。これは主に、有形固定資産が3億9千7百万円の減となったものの、投資有価証券が20億1千6百万円の増となったことによるものです。

 

(負債)

流動負債は297億2千3百万円、前連結会計年度に比して19億2千2百万円の減となっております。これは主に、支払手形及び買掛金が7億2千1百万円の減、未払費用が8億7千4百万円の減となったことによるものです。

固定負債は66億円、前連結会計年度に比して4億1千3百万円の増となっております。これは主に、その他が4億1千1百万円の増となったことによるものです。

 

(純資産)

純資産は805億2千6百万円、前連結会計年度に比して20億8千2百万円の増となっております。これは主に、その他有価証券評価差額金が2億8千4百万円の増、利益剰余金が17億2千1百万円の増となったことによるものです。

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、182億3百万円、前年同期比29.2%の増加となりました。
 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、獲得した資金は47億3千3百万円、前年同期比113.8%の増加となりました。
 これは主に、未払費用の増減額が31億7千1百万円の支出増加、たな卸資産の増減額が12億4千8百万円の支出増加となったものの、減価償却費が8億6千5百万円の増加、売上債権の増減額が12億1千7百万円の収入増加、その他が23億4百万円の収入増加となったこと等によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は43億1千万円、前年同期比13.4%の減少となりました。
 これは主に、定期預金の払戻による収入が52億6千9百万円の収入減少、投資有価証券の取得による支出が15億3千万円の支出増加となったものの、有形固定資産の取得による支出が48億9百万円の支出減少、敷金の差入による支出が23億1千1百万円の支出減少となったこと等によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、使用した資金は9億円、前年同期比2.2%の増加となりました。
 これは主に、非支配株主への配当金の支払額が2千8百万円の増加となったこと等によるものです。

 

(4) 研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3千1百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。