当社は、平成27年9月1日付で、ウエハレベルパッケージに関する事業を会社分割(新設分割)により新設会社に承継(以下、「本件会社分割」)させたうえで、当該新設会社の全株式をアオイ電子株式会社に譲渡する基本契約書を、同社との間で締結いたしました。なお、本件会社分割および本件株式譲渡を行う日は、平成28年4月1日を予定しております。本件契約の詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」をご参照ください。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、在庫調整の遅れにより生産活動が抑制される側面があったものの、円安や原油安により企業収益は好調に推移し、総じて穏やかに推移いたしました。海外においては、先進国は穏やかな景気回復が続く一方、新興国、特に中国経済の減速により、全体的な成長は鈍化傾向となりました。
当社グループが属する半導体業界におきましては、スマートフォンやタブレット端末関連分野及び車載関連分野の需要は堅調に推移しましたが、一方、PC及び民生機器向けの需要は伸び悩む状況にありました。
このような状況の下、当社グループの売上高は、メモリ事業・システムLSI事業とも前四半期に比べ増加し、特にシステムLSI事業のテスト受託においては、前四半期に続き過去最高となりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高は11,632百万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は1,584百万円(前年同期比193.0%増)、経常利益は1,554百万円(前年同期比175.8%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、WLP事業の譲渡に関連する減損損失等として1,106百万円が発生したことなどから、165百万円(前年同期は114百万円の損失)となりました。
セグメント別の業績は以下のとおりであります。なお、セグメント別の業績には連結調整額、為替換算レート調整額及びセグメント別に配分されない費用を含んでおりません。
当第2四半期のメモリ事業は、前四半期と比較して受託が堅調に推移すると共に、償却費の減少などにより、売上高、利益ともに増加いたしました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間のメモリ事業の売上高は7,073百万円(前年同期比5.7%減)、セグメント利益は1,977百万円(前年同期比17.3%増)となりました。
当第2四半期のシステムLSI事業は、テスト受託は売上高が過去最高となり、WLP受託は既存顧客からの受注増により前四半期と比較して売上高は増加いたしましたが、生産ミックスの変化や償却費の増加により利益は減少いたしました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間のシステムLSI事業の売上高は4,392百万円(前年同期比42.6%増)、セグメント利益は259百万円(前年同期は567百万円の損失)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は34,280百万円となり、前連結会計年度末比1,044百万円の減少となりました。これは主に、受取手形及び売掛金は828百万円増加しましたが、有形固定資産が1,958百万円減少したことによるものです。
負債は10,836百万円となり、前連結会計年度末比896百万円の減少となりました。これは主に、設備投資のために長期借入金が579百万円、短期借入金が475百万円それぞれ増加しましたが、設備購入代金の支払等によりその他流動負債が1,260百万円、返済によりリース債務が531百万円それぞれ減少したことによるものです。
純資産は23,443百万円となり、前連結会計年度末比148百万円の減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益を165百万円計上しましたが、為替換算調整勘定が192百万円、非支配株主持分が138百万円、それぞれ減少したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は6,970百万円となり、前連結会計年度末比90百万円の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、2,983百万円の純収入(前年同期比24.7%の収入減)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益507百万円、減価償却費2,664百万円、減損損失992百万円により資金が増加したものの、売上債権の増加904百万円、法人税等の支払354百万円、事業構造改善費用の支払411百万円によりそれぞれ資金が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、3,421百万円の純支出(前年同期比14.5%の支出減)となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入247百万円により資金が増加したものの、有形固定資産の取得による支出3,672百万円により資金が減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、622百万円の純収入となりました。これは主に、長期借入金による収入2,835百万円、短期借入金による収入700百万円、セール・アンド・リースバック取引による収入965百万円によりそれぞれ資金が増加したものの、長期借入金の返済による支出2,085百万円、短期借入金の返済による支出160百万円、リース債務の返済による支出1,443百万円によりそれぞれ資金が減少したことによるものです。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は13百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。