第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出・生産面に新興国経済の減速の影響があったものの、緩やかな回復が継続しております。海外においては米国では緩やかな経済成長が続いている一方、中国では景気減速や株式市場の下落が発生するなど、全体的に力強さに欠ける展開になっております。

当社グループが属する半導体業界におきましては、PCやタブレットの出荷数量の低迷、スマートフォンの成長鈍化により、需要が伸び悩む傾向にありました。

このような状況の下、当社グループでは安定した稼働を実現するために生産体制の見直しや費用削減などの努力を重ねました。

その結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は17,220百万円(前年同期比7.8%増)、営業利益は2,297百万円(前年同期比175.9%増)、経常利益は2,125百万円(前年同期比157.3%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は409百万円(前年同期は562百万円の損失)となりました。

セグメント別の業績は以下のとおりであります。なお、セグメント別の業績には連結調整額、為替換算レート調整額及びセグメント別に配分されない費用を含んでおりません。

 

①  メモリ事業

当第3四半期連結累計期間のメモリ事業は、前年同期と比較して売上高が生産ミックスの変化などにより減少したことから、これに対応した費用の削減を進めました。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間のメモリ事業の売上高は10,362百万円(前年同期比6.4%減)、セグメント利益は2,957百万円(前年同期比13.6%増)となりました。

②  システムLSI事業

当第3四半期連結累計期間のシステムLSI事業は、前年同期と比較してテスト受託では受託数量の増加による売上高の増加で減価償却費の増加を吸収し、WLP受託では受託数量の増加に加えて昨年度実施した構造改善による費用構造の改善もあり、売上高、利益ともに増加いたしました。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間のシステムLSI事業の売上高は6,635百万円(前年同期比40.8%増)、セグメント利益は324百万円(前年同期は886百万円の損失)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における総資産は35,264百万円となり、前連結会計年度末比60百万円の減少となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が978百万円、有価証券が999百万円それぞれ増加し、一方、有形固定資産が2,154百万円減少したことによるものです。
  負債は11,369百万円となり、前連結会計年度末比363百万円の減少となりました。これは主に、設備投資の資金として長期借入金が1,182百万円増加しましたが、返済によりリース債務が1,086百万円、設備購入代金の支払等によりその他流動負債が587百万円それぞれ減少したことによるものです。

純資産は23,895百万円となり、前連結会計年度末比303百万円の増加となりました。これは主に、為替換算調整勘定が151百万円減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益を409百万円計上したことによるものです。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は8,034百万円となり、前連結会計年度末比1,154百万円の増加となりました。

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、4,948百万円の純収入(前年同期比2.6%の収入減)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上1,012百万円、減価償却費の計上3,950百万円、減損損失の計上1,122百万円により資金が増加しましたが、売上債権の増加1,039百万円、事業構造改善費用の支払411百万円等により資金が減少したことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、3,938百万円の純支出(前年同期比24.0%の支出減)となりました。 これは主に、有形固定資産の取得による支出4,215百万円により資金が減少したことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、172百万円の純収入(前年同期は538百万円の純支出)となりました。これは主に、リース債務の返済による支出が2,026百万円となりましたが、長期借入金の増加1,322百万円、セール・アンド・リースバック取引による収入988百万円に伴い資金が増加したことによるものです。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は18百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。