第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、所得や雇用環境は改善傾向にあるものの、年初からの円高進行による企業収益の減少や個人消費の伸び悩みから、足踏み状態が続きました。海外においては、新興国経済の先行き不透明な状態は続いておりますが、米国経済の堅調な拡大を受けて、全体としては緩やかな回復傾向にあります。

このような状況の下、当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績につきましては、ウエハレベルパッケージに関する事業の譲渡、国内のメモリ製品の生産ミックスの変化や熊本地震の影響などにより売上高は8,430百万円(前年同期比27.5%減)となりました。売上高の減少に伴って売上総利益が減少し、販売費及び一般管理費の削減に努めたものの、営業利益は703百万円(前年同期比55.6%減)、経常利益は715百万円(前年同期比53.9%減)となりました。しかしながら、親会社株主に帰属する四半期純利益については、226百万円(前年同期比36.4%増)となりました。これは、前年同期にはウエハレベルパッケージに関する事業の譲渡に伴う特別損失を計上したことなどによるものです。

 

セグメント別の業績は以下のとおりであります。なお、セグメント別の業績には連結調整額、為替換算レート調整額及びセグメント別に配分されない費用を含んでおりません。

 

①メモリ事業

当第2四半期のメモリ事業は、台湾において新興国向けスマートフォンなどに使用するメモリ製品の受託量が順調に増加したものの、国内において生産ミックスの変化が続いたことから、前四半期と比較して、売上高、利益ともに減少いたしました。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間のメモリ事業の売上高は5,548百万円(前年同期比21.6%減)、セグメント利益は1,298百万円(前年同期比34.3%減)となりました。

②システムLSI事業

当第2四半期のシステムLSI事業は、国内においては熊本地震の影響からの回復が進んだことに加え、台湾においても既存顧客からの受託量が増加したことにより、前四半期と比較して売上高が増加し、四半期ベースでのセグメント利益が黒字に転換いたしました。
 なお、前年度の売上高やセグメント利益には、ウエハレベルパッケージに関する事業が含まれておりましたが、平成28年4月1日付でアオイ電子株式会社に当該事業を譲渡しております。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間のシステムLSI事業の売上高は2,931百万円(前年同期比33.2%減)、セグメント利益は49百万円(前年同期比80.9%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は38,197百万円となり、前連結会計年度末比2,363百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が4,807百万円、有形固定資産が2,184百万円それぞれ増加した一方で、受取手形及び売掛金が1,392百万円、有価証券が3,000百万円それぞれ減少したことによるものです。なお、当第2四半期連結累計期間の設備投資は6,166百万円となりました。

負債は14,582百万円となり、前連結会計年度末比2,401百万円の増加となりました。これは主に、設備投資資金の調達で長期借入金が2,395百万円増加したことによるものです。

純資産は23,615百万円となり、前連結会計年度末比38百万円の減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が226百万円増加した一方で、為替相場の変動の影響により、為替換算調整勘定が266百万円、非支配株主持分が11百万円それぞれ減少したことによるものです。

 

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は7,981百万円となり、前連結会計年度末比907百万円の増加となりました。

当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、3,056百万円の純収入(前年同期比2.4%の収入増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益668百万円、減価償却費2,530百万円、売上債権の減少1,282百万円などにより資金が増加した一方で、仕入債務の減少791百万円、法人税等の支払369百万円により資金が減少したことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、6,010百万円の純支出(前年同期比75.7%の支出増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出5,990百万円があったことにより資金が減少したためです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、3,968百万円の純収入(前年同期比538.0%の収入増)となりました。これは主に、設備投資資金の調達等で借入金による収入が長短合わせて5,059百万円、セール・アンド・リースバック取引による収入965百万円があったことにより資金が増加した一方で、借入金の返済による支出が長短合わせて1,365百万円、リース債務の返済による支出が595百万円あったことにより資金が減少したことによるものです。

 

(4) 主要な設備の状況

前連結会計年度末における当連結会計年度の主要な設備の新設計画において、当第2四半期連結累計期間において重要な変動があったものは、次のとおりであります。

・新設 

会社名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定額  (百万円)

TeraPower Technology Inc.

台湾
新竹縣

メモリ事業
システムLSI事業

半導体検査設備及び土地

6,300

 

 (注) 上記金額には、当第2四半期累計期間に完了した金額を含んでおります。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は15百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 (6) 従業員数

当第2四半期連結累計期間において、ウエハレベルパッケージに関する事業の譲渡などにより、システムLSI事業の従業員数が前連結会計年度の末日に比べ、83名減少しております。
 なお、従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であります。