当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、当第2四半期連結累計期間における新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載のとおりですが、今後、事態が長期化した場合には、車載向け半導体を中心に更に受託量が減少するなど、当社グループの業績及び財政状態に及ぼす影響が大きくなる可能性があります。また、当社グループ内で罹患者が出た場合、操業の停止等、事業活動に様々な制限を受ける恐れがあります。
当社グループでは、従業員のマスク着用、アルコール消毒の実施、在宅勤務制度の活用、国内出張の抑制及び海外出張の禁止など、感染防止と事業活動継続のための施策を実施しております。
(1)経営成績等の状況の概要
①経営成績の状況
当第2四半期連結会計期間において、主要国間の貿易摩擦の影響や、個別顧客・個別製品の動向など、業績に影響する多様な要因がありましたが、新型コロナウイルス感染症の影響が顕在化し始めたことによる車載向けLogic製品の需要減少の影響がもっとも大きく、当社グループの売上高は、前四半期と比較して減少し、4,476百万円(当期第1四半期比4.7%減)となりました。
また、売上高の減少に加え、当期第1四半期に行った先行投資による減価償却費の増加など、費用が増加したことから、営業損益、経常損益につきましては、前四半期と比較して悪化し、それぞれ30百万円の損失(当期第1四半期は351百万円の利益)、79百万円の損失(当期第1四半期は331百万円の利益)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、上記のような減少要因がありましたが、生産体制の見直しや、将来的な利用可能性の検討等の結果、不要な設備を売却したことにより、特別利益として固定資産売却益を計上したことなどから、前四半期と比較して減少したものの、110百万円(当期第1四半期比36.1%減)の黒字となりました。
当社グループの当第2四半期連結会計期間の売上高の製品別内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
当第2四半期連結累計期間について、当社グループでは、新型コロナウイルス感染症の影響が出始めたものの、一昨年後半から始まった主要顧客の車載向けLogic製品のウエハテストの生産調整が終わり、受託量が生産調整以前の水準に回復しつつあったことや、新たに獲得したファイナルテスト受託の寄与があったことなどから、売上高は前年同期と比較して増加し、9,175百万円(前年同期比16.5%増)となりました。
また、受託量増加に対応する設備投資による費用増はあったものの、その他の費用は抑制に努めたことなどから、営業利益は321百万円(前年同期は673百万円の損失)、経常利益は251百万円(前年同期は786百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は283百万円(前年同期は456百万円の損失)となり、それぞれ損失であった前年同期から改善し、黒字転換いたしました。
当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高の製品別内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
②財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は57,521百万円となり、前連結会計年度末比593百万円の増加となりました。これは主に、有形固定資産が683百万円増加した一方で、流動資産が95百万円減少したことによるものです。負債は26,681百万円となり、前連結会計年度末比3百万円の増加となりました。これは主に、市中からの借入により長期借入金(1年以内返済予定のもの含む)が393百万円増加した一方で、前受収益が221百万円減少したことによるものです。
純資産は30,840百万円となり、前連結会計年度末比590百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が283百万円、また非支配株主持分が262百万円それぞれ増加したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は9,770百万円となり、前連結会計年度末比1,141百万円の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、4,948百万円の純収入となりました。これは主に、減価償却費4,231百万円、税金等調整前四半期純利益691百万円などにより資金が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、3,938百万円の純支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出5,227百万円により資金が減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、118百万円の純収入となりました。これは主に、借入金について借入、返済を合わせた収支が305百万円の収入となったことにより資金が増加したことによるものです。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営環境及び対処すべき課題等について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
なお、当社グループのテスト事業における研究開発活動は、受託業務に関連した開発内容が中心であり、これらの研究開発は事業活動に密接に関わる内容であるため、売上原価として処理しております。
(5)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、前年同四半期と比較して、半導体テスト事業の販売実績が著しく増加しております。
これは、主要顧客の車載向けLogic製品について、ウエハテストの受託量が一昨年から始まった生産調整以前の水準に近付きつつあったことや新たなファイナルテスト受託を獲得したこと、また、新型コロナウイルス感染症の影響が当第2四半期連結累計期間においては限定的だったことなどから、全体として受託量が増えたことによるものです。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。