文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、日銀の金融政策などを背景に為替が円安水準で推移したことから輸出企業を中心に企業収益が拡大したほか、円安を背景とした訪日外国人観光客の増加によるインバウンド消費の拡大が続いており、サービス・小売業を中心とした経済効果が見込まれております。
一方、中国の景気減速を受け、アジア諸国を中心に経済成長の先行きに対する懸念が広がっており、今後の動向に注視が必要なほか、急激に進んだ円安を受け、個人消費に影響を与えており、景気の先行きには不透明感が漂っております。
当社グループは、事業子会社の株式を100%保有し、グループ全体の経営戦略及び管理業務(財務・経理・総務・人事・情報システム)を担うことを役割とする株式会社ジー・スリーホールディングス(以下「当社」という。)と、店舗展開を中心としたコンセプトマーケティングショップ事業とプロデュース、ディレクション、プロモーションや自社マスターライセンスのビューティ&コスメブランドにてビジネスアライアンス事業を展開している株式会社SBY(以下「SBY」という。)、及び太陽光発電等環境関連事業を展開している株式会社エコ・ボンズ(以下「エコ・ボンズ」という。)からなる持株会社体制をとっております。
当社グループを取巻く環境といたしましては、SBYが展開するビジネスアライアンス事業とコンセプトマーケティング事業につきましては、独自に収集分析したトレンド情報を活用し、主にC2(13~19歳)及びF1(20~34歳)層の女性を主なターゲットとしております。
当市場の多くは独身者であり時間のゆとりがあること、また、家族世帯者より自由に消費に使える金額が多いため、景気悪化の影響を受けにくいものの、流行に敏感な市場でもあります。
エコ・ボンズが展開する環境関連事業につきましては、再生可能エネルギーの利用促進、環境負担軽減への貢献等の観点から事業成長の可能性がある分野であり、当社グループの収益貢献に寄与するものと判断して事業展開を行っております。
なお、当社は、平成27年10月26日に受領した第三者委員会による調査報告書において指摘されたエコ・ボンズの営業取引、及び当社のコーポレートガバナンスへの指摘を厳粛に受け止め、平成28年1月29日には当該問題に対する具体的な再発防止策を策定し、また平成28年2月17日にはコーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組みを公表する等、いずれの事業におきましても、厳格なガバナンス体制のもと推進しております。
このような環境の中、当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高は1,590百万円(前年同四半期比147.3%増)、営業利益は138百万円(前年同四半期は営業損失82百万円)、経常利益は131百万円(前年同四半期は経常損失92百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は103百万円 (前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失65百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるセグメントの概況は以下のとおりであります。
(ビジネスアライアンス事業)
ビジネスアライアンス事業におきましては、SBYにて展開しており、独自に収集分析したトレンド情報を活用し、主にC2(13~19歳)及びF1(20~34歳)層の女性を主なターゲットとして事業を展開している企業様を総合的にプロデュースするプラットフォームを提供しております。
当市場の多くは独身者であり時間のゆとりがあること、また、家族世帯者より自由に消費に使える金額が多いため、景気悪化の影響を受けにくいものの、流行に敏感な市場でもあります。
当第2四半期連結累計期間におきましては、これまでロイヤリティ収入により収益に大きく貢献していた、SBYがライセンスを供与し販売されているDiamond Lash(つけまつげ)は、業界TOPシェアは維持はしているものの、市場全体の落ち込みの影響があり、一方、新たにDiamond Lashから初の「コスメコンタクト®レンズ」を平成27年12月16日から発売したことにより、収益貢献に寄与しております。
この結果、ビジネスアライアンス事業の売上高は342百万円(前年同四半期比1.3%減)、セグメント利益(営業利益)は10百万円(前年同四半期はセグメント損失2百万円)となりました。
(コンセプトマーケティングショップ事業)
コンセプトマーケティングショップ事業におきましては、SBYにて展開しており、C2(13~19歳)及びF1(20~34歳)層の女性を主なターゲットとして日本を代表する流行最先端都市「渋谷」=SBY(SHIBUYA)をブランドネームとし、その中核店舗は「アタラシモノ発見☆カフェ」をコンセプトにSHIBUYA109で運営しております。またコスメに特化した「WoMANiA」も展開しており、当第2四半期連結累計期間において「SBY」として直営3店舗(渋谷、阿倍野、町田)、及び「WoMANiA」として直営2店舗(梅田、鹿児島)を展開しております。
同事業は単なる店舗販売事業ではなく、最先端の情報が揃う店舗型の情報発信スペースであり、流行に敏感な女性の心を掴み、夢中にさせる総合エンターテインメントを追求することにより、SBYから生まれた情報・商品がメディアや流通等のインフラに乗り、全国へ/世界へ発信されております。
この結果、コンセプトマーケティングショップ事業の売上高は319百万円(前年同四半期比7.9%増)、セグメント利益(営業利益)は15百万円(前年同四半期はセグメント損失13百万円)となりました。
(環境関連事業)
環境関連事業におきましては、エコ・ボンズにて展開しており、太陽光発電用地に加え、固定価格買取制度の適用を受けるための経済産業省による設備認定、及び電気事業法に規定する一般電気事業者(電力会社)からの許認可による発電事業者の権利(発電設備を電力会社の電力系統に接続する権利)を取得することで、用地及び認定・ 権利を原則不可分一体なものとして、運用会社に売却あるいは賃貸を行い、併せて運用会社への太陽光発電事業のコンサルティング、また太陽光電池モジュール及びパネル等太陽光発電商材の販売を行うことをビジネスモデルとしております。
同事業におきましては、積極的な営業展開を推進するとともに、平成27年8月期における一部の営業取引において、仕入れに伴う地位譲渡、土地売買、地上権譲渡、土地造成業務委託に係る支払額相当を仕掛販売用不動産、商品売買に係る支払相当額を仮払金として処理し、販売に伴う入金額相当を仮受金処理としておりましたが、当該営業取引のうち、売却先及び最終発電事業者の状況において、商品納品状況、不動産登記情報、契約書確認等、客観的証拠により取引として完結したと看做される取引においては、平成28年8月期第2四半期で収益認識をいたしました。
この結果、環境関連事業の売上高は929百万円、セグメント利益(営業利益)は187百万円(前年同四半期はセグメント損失7百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末から409百万円減少し、1,200百万円となりました。これは仕掛販売用不動産437百万円、仮払金が91百万円減少する一方、出資金が100百万円、前渡金が31百万円増加したことなどによるものです。
当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末から562百万円減少し、397百万円となりました。これは仮受金が357百万円、前受金が147百万円、未払法人税等が23百万円減少したことなどによるものです。
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末から153百万円増加し、803百万円となりました。これは利益剰余金が103百万円増加し、自己株式が48百万円減少したことなどによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末から4百万円減少し、227百万円となりました。
また、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益104百万円、たな卸資産の減少額432百万円、仮払金の減少額91百万円の増加要因と、仮受金の減少額357百万円、前受金の減少額147百万円、前渡金の増加額31百万円等の減少要因により、営業活動による資金の増加は93百万円(前年同四半期は232百万円の資金の減少)となっております。
投資活動によるキャッシュ・フローは、出資金の払込による支出100百万円、有形固定資産の取得による支出14百万円等の減少要因により、投資活動による資金の減少は116百万円(前年同四半期は159百万円の資金の増加)となっております。
財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の処分による収入46百万円の増加要因と、長期借入金の返済による支出27百万円等の減少要因により、財務活動による資金の増加は18百万円(前年同四半期は142百万円の資金の増加)となっております。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。